レンタルタックル1本槍だったわたし。
いつのまにか汎用タックル兵に成長し、この度、専用ロッド兵になってみました。
専用ロッドを買い足すタイミング
船釣り初心者がロッドを買う場合、1本目は汎用ロッドでいいんじゃないのという記事を書きました。
記事の通り1本目のロッドとしてシマノのライトゲームBB H190 を買ったわけですが、マゴチ釣りにつかっていて、ちょいと固いなと感じたのです。
船のマゴチ釣りでは鋳込み天秤やバランスシンカーなどを利用するのですが、オモリの号数の標準が15号で、ライトゲームBB H190ですと、着底をやや取りにくい(ほんのちょっとですが)気がします。
またマゴチのアタリがあったときに、違和感をもたれたのか離されてしまうことも何度かありました。
このように、汎用ロッドではじめて、さらに釣り物を極めたいときに専用ロッドを購入するとよいのかもしれませんね。
マゴチ専用ロッドに必要な要素とマゴチ竿の種類
- 穂先が柔らかめでアタリ以後マゴチに違和感を抱かれない
- バット(ロッドの胴・つけ根部分です)が強めで、アワセをいれた際にマゴチの硬いアゴを貫通できる
- 先調子過ぎず、胴調子すぎず、調子は7:3が理想
- 頻繁にタナとりをし直すので、手持ちでも重くなく長すぎず操作性が高いもの
これらの内容をふまえてしらべてみると、手に入れやすいマゴチ専用竿は以下の通り。
マゴチXを買った
このなかで、お値段手ごろ&重量&長さを加味し、今回はマゴチXを買いました。
ロッドのバット部分はダイワのブレーディングXという技術で、クロス状に補強巻きがされています。
ダイワ以外のメーカーでも一定以上のロッドにはいろいろな名称で実装されていますね。
これがあると、ねじれにくいようです。
グリップ部分。シンプルです。グリップのトップ部分が金属状のキャップになっています。
ダイワのロッド(ライトゲームXシリーズ)の場合、2ピースの接合部分にこのような金属補強(おそらく接着)がされています。
個人的には異素材の組み合わせはあまり好きではないのですが、このジョイント部分が割れやすい部分でもあるのでユーザーにやさしい実装だと思います。
ティップ部分は5つめのガイドまで赤い塗装がされていて、穂先の動きがわかりやすい工夫がされています。
マゴチXとライトゲームBB H190の比較
マゴチは秋一杯釣れるようですが、マゴチの盛期の夏はすぎた9月に金田湾で試し釣りをしてきました。
バランスシンカー15号をつるしてみたときの置き竿状態がこちら。
左がマゴチX。右側がライトゲームBB H190
調子と竿のやらかさが違うという点がよくわかるかと思います。
H190の場合、竿先のみが曲がり、マゴチXはロッドの真ん中より少し先が曲がるという仕様。
この日は両方の竿ともにマゴチのアタリはなくイカのアタリばかりでしたが、軽いオモリをつかった場合、置き竿にしろ手持ちにしろ、やはり専用ロッドだけありロッドパワーが弱めのマゴチXに分があるなーと感じました。
まとめ
ダイワのXシリーズは、装飾等はライトゲームX等の汎用ロッドと同様で、専用ロッドにしては比較的安価に手に入れることができます。
汎用ロッドをはじめての一本に選んだ後、さらに探求したい釣り物がありながらもそれほどコストをかけたくない場合は、選択肢にいれてもよいかもしれませんね。
マゴチXのリニューアルについて
出典:ダイワ
マゴチXは、2021年3月に新型が登場しました。
旧型のマゴチXとの変更点は大きく分けて以下の通り。
- 穂先部のガイドが傾斜して絡みづらくなった
- グリップとネーム部分のデザイン改善
実売価格は1万2,000円前後です
▼21マゴチXのインプレ記事
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