釣行前のタックル点検が重要!実際のトラブル体験談を紹介

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待ちに待った釣行日。いざ釣りをしはじめると気づくタックルのトラブル。

長く釣りを続けると誰でも経験したことありますが、ここで釣行日前にタックルのどんな点をチェックしたらよいかを解説します。

実際の釣り場でのトラブル体験談も紹介。

目次

ロッドについて、釣行前にチェックしたい点

釣竿

ガイド(ゆるみ・割れ)

釣り竿でよくあるトラブルがガイドリングのゆるみや割れです。

大きな魚をかけたりキャストしていると、ガイドが外れてしまったり。

ガイドフットを固定するスレッドとコーティングが劣化してしまっていることが原因です。

ガイドが一つとれた竿で釣りをすることができますが、竿の曲がりが自然でなくなったり、ロッド自体の破断の原因にもつながります。

また、ガイドリングに破損があると、ラインの摩耗や破断の原因にもつながります。

釣行前日には、すべてのガイドを点検しましょう。

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ブランクの傷

釣り竿 先の方

多くのロッドの素材は、カーボンもしくはグラス製の繊維で構成されています。

外側はコーティングされていますが、何かにぶつかったりすることで、このコーティングや元の繊維自体に傷が入ることもあります。

傷が入っているロッドは、ウレタンコーティングなどで応急処置はできますが、負荷のかかる釣りでは使用を控えましょう。

釣行前後にロッドをアルコールティッシュなどで清浄するのがオススメなのですが、そのときに全体をチェックしておきましょう。

リールシート(グリップ・スクリュー部分)の破損

釣り竿 リールをおさめるところ

ロッドのリールシートはリールを装着する大事な場所です。

このスクリュー(ねじ)部分がしっかり止まらないと、リールがぐらついてしまいます。

また、新しいリールやロッドを購入する際は、それぞれがしっかり止まるかを確認してから釣行しましょう。

リールについて、釣行前にチェックしたい点

リール

PEライン残量

釣行予定の釣り物に対して、PEラインが足りているかをチェックしましょう。

たとえば水深100mのアマダイを釣る際に、PEラインの残量が90mしかないと釣りができませんし、150mしかないと、一度高切れすると、そのリールでは再起不能です。

これはショアからのキャスティングの釣りでも一緒です。

ショアジギングで100m程度飛ぶ釣りで、ラインの残量が150mだと、高切れしたら、その次はどうなるでしょう。

最低でもPEラインの材料は水深や飛距離の2倍程度は巻いておきましょう。

▼船釣りではタナトル4と8がオススメ。リールやスプールの予備がない場合は、PEラインを釣り場に持ち込むのも一つ

PEラインの摩耗具合

PEラインは度が劣化しにくいのが特徴です。

摩耗以外の要素では長くつかえるため、太目の号数では1年から数年使う人もいます。

一方、2号以下の細糸は摩耗していると、あっけなく高切れの原因になってしまいます。

  • アワセ切れ
  • しゃくり切れ
  • 魚の強い引きで切れる

特に細糸の釣りほど、PEラインの摩耗具合をチェックしておきましょう。

最低でも使用する水深分PEラインをリールから出して、チェックしていくのがオススメです。

▼第一精工の高速リサイクラーを使い、濡れ布巾を使用しながら塩抜きをすると、摩耗チェックもしやすく一石二鳥です。

▼使用時の摩耗を軽減するためには摩擦係数を減らすスプレー「PEにシュ!」がオススメ。飛距離も伸びます

ハンドル回転やクラッチの稼働

黄緑のラインを巻いたリール

リールのハンドルがスムーズに回転するかは、快適な釣りに重要なポイントです。

以前、メバリングをする際に、しばらくぶりにつかうスピニングリールを釣り場に持っていき、いざ使ってみたら巻抵抗が強く、釣り自体が困難なことがありました。

ギアなどが錆びている場合はさび落とし。さらにオイルやグリス切れをチェックしておきましょう。

クラッチ部分が固着ぎみな場合は、半クラッチ状態(クラッチは押し下げできているが機能しない)になりやすく、トラブルの原因になります。自宅でクラッチの稼働もチェックしておきましょう。

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ネジやナットの固定(体験談)

これは先日あったことなのですが、テンヤタチウオをやっていて、タチウオがヒットしたときバルケッタが妙に軋むなーということがありました。

魚自体が1キロ~1.5キロあるので、重さと引きはそこそこ強いのですが、ボディ自体がいつもよりたわんでいる気がしました。

金属ボディのリールと比べ、非金属ボディのリールは剛性が低いわけですが、この時はリールのせいにしていたわけです。

ところが、別の日、ライトアジ釣りにいったところ、そこでも巻き上げ時にバルケッタが軋むのです。

よくみたら、プラスドライバーで締めてある部分にゆるみがあり、ハンドル側のカバーに微妙に隙間ができていたのでした。

過去同じようなことがあったので、たまたまプラスドライバーを持参していたので、その場でネジを締めることで問題なく釣行できました。

こういったトラブルを見逃していると、釣り場でネジが脱落して、リールの剛性がさらに低下してしまうということにもつながります。

釣行前日に全体のネジの固定をチェックする以外にも、釣行中にゆるんでしまう可能性に配慮して、リールのネジにあったドライバーがあると安心ですね。

WM60は六角ナットをプラスドライバーでさらに固定するタイプ

バルケッタをもってライトアジ釣行をした際に、プラスドライバーを持参していたわけですが、その理由はアブのWM60のハンドルがエギタコ釣行で緩んでいたからです。

これは一緒に釣行したAさんが、「あれ平田さん、これナットが1個なくないですか?」と声掛けしてくれて気づいたんですね。

たしかに、いわれてみればハンドルを巻くときにブレているような・・・。

結論、「あったはずのナットがない」のではなくて、ハンドル外側の「六角+α形状のボルト」と、当該ボルトを固定するプラスねじが緩んでいたのでした。

その時は、プラスドライバーがなかったので、プラスネジを外して、指で「六角+α形状のボルト」を締めていたんですが、プラスドライバーやメガネレンチ必須だなーと思ったわけです。

というのも、ねじ類は、しっかり締めたつもりでも、やがて緩んでしまうからです。このときにもい釣行前には大丈夫だったはず。

このように一通りチェックしたとしても、実際の釣り場で、いつ不具合が起きるかわかりません。

交代用リールを持参するのがベストですが、ドライバー類を持参するのも手軽な備えですね。

個人的にはビクトリノックスのナイフ(キャンパー)を持参しているので、いざというときには対応できるようにしています。

小学生のころ、祖父正臣にもらったものなので、もう30年近く使用できているわけです。

マイナスドライバー 3mm&6mmが、栓抜きと缶切りの先についています。

この3mm側のマイナスドライバーは慎重にやればプラスドライバーにもつかえるので便利。

具体的にはネジに対して押す力7割、回す力3割ぐらいで行います。

▼キャンパーはAmazonの場合、並行輸入品が国内正規品に対して600円ほど割安。性能は同等

まとめ

釣行前のタックルチェックの重要性について紹介しました。

快適な釣りのために、いざ大物がかかったときのために、道具が本来の性能を発揮するには、持ち主の日常メンテナンスが重要なわけです。

ネジゆるみやガイドゆるみはよくある話なので、今すぐすべてのロッドとリールを点検してみましょう。

関連アイテム

▼リールに六角ナットが使われている場合、サイズのあったメガネレンチがあると安心。

▼ビクトリノックスのスーパーティンカー(旧名称:トラベラーPD)はプラスとマイナスドライバーが付属しているため、釣り場でのリールメンテにも最適。その他釣りに特化したモデルの「フィッシャーマン」や「アングラー」も人気

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