痛風地獄!オススメの魚介料理を披露(シマゾイ・ホッケ・アイナメ・ガヤ・マダラ)

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ORETSURI読者の皆様、こんにちは。

北海道在住の板似ひろし(@nezakananerai)です。

今回は第1回の寄稿北海道余市港シーランチさんの釣果で料理の様子をお送りします。

「何のために釣りをするか」

これは人それぞれですが、自分は食べるのが楽しみです。

ということもあり食味のいい魚をメインに釣りをしており、釣れたときには、帰宅後も本番なのです。

さて第1回の釣果はマゾイ、クロソイ、シマゾイ、ホッケ、アイナメ、マダラ、ガヤ、カジカでした。

そのうち持ち帰ったのはシマゾイ、ホッケ、アイナメ、マダラ、ガヤの5種。

それに加えて同行者の高橋祐樹さんからいただいた7㎏の真鱈。

あまり大きくないもの、保存に適さないものは積極的にリリースしましたが、それでもクーラーが満杯の大釣果でした。

目次

シマゾイの刺身

このシマゾイは型が良いのでお刺身です。

出来たらお寿司で食べたかったけど、他にもいろいろ作る料理があって無難にお刺身になりました。

3枚におろして血合い骨を抜き、皮を引きキッチンペーパーで表面の水分を吸い取ります。

その後、身だけをサランラップにピッタリと包んで冷蔵庫で3日程度寝かせます。

毎日サランラップを取り換えて、その都度ドリップ(魚汁)が出ていたら拭いてあげます。

これでしっとりとした甘みのある身質に大変身です。

お皿の右下にあるものはとある魚卵の醤油漬けです。これ、ちょっとした珍味なんですよ。

ホッケは干物に

他の白身魚もそうですが、ホッケも干物にすると日持ちもするし、旨味もグーっと濃くなります。

背開きにして、内蔵を取り、血合いと腹の灰色の膜を歯ブラシなどでやさしく取り除きます。

3~4%の塩水に1晩漬けたあと、しっかりと表面の水分をふき取って、干物かごで重ならないように干します。

自分は頭・しっぽ・ヒレをキッチンばさみなどで落として身だけにします。

こうすると見た目は不格好だけど乾きムラが無く、グリル内に収まりやすいうえに、焼いた時にヒレやしっぽが焦げてボロボロと崩れ落ちる事がありません。

乾き具合を見ながらひっくり返して好みの硬さで完成です。

アイナメは味噌漬けに

アイナメはホッケより脂分が少なく淡泊な味わいなので、いつも味噌漬けにして冷凍することにしています。

漬け味噌の作り方は好きな味噌10:擦りおろした生姜1:砂糖2:醤油0.5:酒1~2:みりん1くらいの比率で混ぜたものを使います。

全部混ぜてみて水っぽくならないくらいの感じが丁度いいです。生姜はチューブでも良いですが、生のものの方が風味は良いです。

サランラップの上に漬け味噌を乗せ、多少広げたらキッチンペーパーを敷き、その上に好きな大きさに切ったアイナメを載せてクルクルと巻けば味噌漬けの完成です。

こうすることで焼くときに味噌を拭く必要が無いので、簡単に使えてお弁当の1品とかに最適です。

写真のように、巻いて冷凍しておけば2~3か月は美味しく食べられます。半年後とかでもイケました。

ガヤ(エゾメバル)は煮付けに

通常20㎝程度のガヤは無限に釣れるので、リリースする場合が多いのですが、今回はどうしても煮付けにしたかったので少しだけキープしました。

ガヤはソイ類に比べて早く痛みやすい魚なので、寝かせずに調理してしまいます。

一緒に小さな卵巣と肝臓、シマゾイの肝臓も併せて煮付けます。

アラ煮や煮付けなど煮魚のコツは血合いを丁寧に除去すること、最初はひたひたになるくらいの分量の酒だけでしっかり熱を入れる事です。

ここさえ守れば生姜やネギ類を使わなくても臭みのない煮魚にすることが出来ます。

今回はクタクタになった甘い玉ねぎも食べたかったので一緒に炊きました。あとのしょうゆや砂糖はお好みで。

火の加減は崩れやすい魚かどうかも考慮して、落とし蓋を使って適度な強さに保ちます。

北海道では雑魚扱いを受けるガヤですが、大好きな晩酌の1品です。

マダラはキムチ鍋に。卵は醤油漬けで保存

7㎏の真鱈については、釣り上げた高橋祐樹さんと、

「この冬まだ白子食ってないですね~」

「じゃあこれあげるよ」

と、いったやり取りがありました。

高橋さん、ありがとうございました。

真鱈の雄雌は外見からは判別が難しいため、熟練者が肛門から指を入れて感触で判断するか、腹を裂くまでどちらが入っているか分かりません。

残念ながらこの大きな真鱈はメスで7㎏の体重に対して3㎏ほどの卵が入っていました。

真鱈は、重い!ぬるぬる!骨が太い!と、捌きにくい魚ですが、スケソウダラに比べ身が大きいので食べ応えがあります。

鱈は水分が多く鮮度落ちの早い魚なので半身を友人にプレゼントし、自分は「鱈キムチ鍋」で食べる事にしました。

キムチ鍋に鱈を入れる事を考えた人にはノーベル賞を差し上げたい。まさに人類の英知。それくらい美味しい食べ方です。

さて、大量の卵はどうしましょうか。

こんにゃくと和えて炒め煮にする「子和え」という郷土料理があるので、それを作ることは決まっていましたが、3㎏も使うはずがありません。(子和えの画像はまた次回以降)

そこで残りは「醤油漬け」にすることを思い付きました。これである程度日持ちする美味しいものが出来ます。

卵の外膜を取り除き、筋と血液と寄生虫が混入しないよう丁寧に選別します。

醤油漬けは醤油だけで漬けると味が濃くなりすぎるので、醤油5:酒4:だし汁1、それに鷹の爪を入れたものをひと煮立ちさせたものを用意しました。

あとはボウルの中で卵と合わせ、1~2晩くらい漬けたら完成です。

これは海苔を敷いたご飯にかけると素晴らしく合います。

↑2晩漬けたものがこちら。

いかがでしたでしょうか?

手前味噌ですが、酒飲みにとっては最高の、痛風持ちにとっては(食べられなくて)地獄のような料理が並んだと思います。

このように冬の北海道には多くの美味しい魚がたくさん泳いでいます。

ぜひ旅行ついでの海釣りに挑戦してみて下さい。

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板似ひろし(@nezakananerai

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