船釣りをはじめて1本目の釣り竿を買うとき、両軸リールの使用を前提とした釣り竿を買うことが多いと思います。
ORETSURIでも、はじめての船竿として汎用ライトタックル群を推奨しています。
両軸リールとベイトロッドはあわせてベイトタックルとも呼ばれますが、メリットとしてクラッチによりタナを微調整するのに適しています。
一方、釣り船を利用したシロギスやカレイなどの釣り物では、下手投げのキャストによって遠近を広く探ることで釣果を伸ばすことができます。
そんなときにバックラッシュ(ベイトリールのスプールの回転により道糸が余分にでて絡む現象)があるベイトリールはなかなかのクセもの。
初心者でもより簡単にキャストしやすいのがスピニングタックルです。
ベイトタックルもほしいし、スピニングタックルもほしい。
そんなとき、様々な理由であまり多くの釣り竿を増やしたくないという方の場合、ベイトとスピニングを併用できるタックルが販売されています。
ダイワ・ライトゲーム XVについて
グローブライド(ダイワ)のライトゲームXVは、グリップにトリガーがありません。
ガイドの配置もスピニングとベイトリールの両方で使えるように設計されています。
出典:ダイワ
シンプルなデザイン。
出典:ダイワ
グリップの樹脂部分にトリガーがないため、スピニングタックルとしても違和感なく利用できます。
出典:ダイワ
ブレーディングXという技術により、バット部分がカーボンテープにより補強されているため捻じれがなく、強度と感度が高まります。
出典:ダイワ
折れやすい穂先部分が外れるようになっている3ピース。カワハギ専用竿にもよくみられる仕様ですが、一番破損しやすい穂先が折れても、穂先部分の交換のみで使えるという仕様。
出典:ダイワ
実勢価格は、Amazonの通販で1万円前後。実店舗では、1万円強といったところでお手軽に買えるラインナップですね。
シロギスやカレイを中心とした小物釣りであれば、「S-180」が汎用性が高くオススメです。
ダイワ「ライトゲーム XV」は堤防釣りに使えるのか?
すこし気になる方もいると思うので、補足しておきます。
ライトタックルの船釣りでは汎用性がとても高いライトゲームXVですが、堤防釣り等で多少遠投が必要な釣りにはあまり適していません。
これは当然ながら使用シーンとして想定されていないからなのですが、ガイド形状とロッドの長さが一番関係してくるかと思います。
スピニングタックルでロングキャストをする場合は、スプールから放出されたラインがバット側のガイドに干渉するため飛距離が落ちます。
足元から、2、30mぐらいのちょい投げであれば十分キャストできるので、そういった用途では利用できるでしょう。
関連アイテム
▼スピニングリールはレブロスの2500番がオススメ。シロギスなどはPE1号を100m巻いておけば十分。200m巻を100mずつ使うとお得。
▼ベイトリールはダイワであれば「プリード」がオススメ。やや深めの釣りはハイギアタイプを。
Amazon船竿ランキング
▼Amazonでの船ランキングはこちら。※ランキングのロジックはサイトによって異なります。