こんにちは、大井です。
今回は横須賀大津港のまるまつ丸さんにお邪魔しました。
普段は乗合船多めで、手漕ぎボートはORETSURI平田さんに誘われた時だけなのですが、今回は単独釣行。
正直手漕ぎボートって怖かったんですよ。
どうも大井です。
今年の2月に平田さんといった時はめちゃくちゃ酔った挙句、操船もボロッカスで、めちゃくちゃ平田さんに罵倒されたんですね。あ、パワハラじゃないですよ。
ところが先日の手ビシストで帰りの操船を任された際、短い時間ながらも何となくコツをつかんでいけると思ったんです。
ということで今回は初ソロです。
平日でも「手漕兵」は士気高め
京急大津。駅前には何もないといっても過言ではない
京急大津駅から歩きつつ、途中セブンイレブンで戦闘糧食を補給しつつ6:40にまるまつ丸さんに到着。
平日だし、一番乗りやろくらいのノリで来たものの・・・。
ちょっ……大盛況やんけwwwwwwwww
大津港にもう一つあるボート店・石田丸さんの手漕兵を含めると20艘以上出ていたんじゃないかと。
これは出遅れたのでは…?と思いつつも、ここは焦りを見せては名が廃ると思いマイペースに準備します。廃る名など無いのですが。
出船前、まるまつ丸のお兄さんがお声をかけてくださり、手漕ぎ不安なんですよね~とちょろっと言ったところ「この間の感じ見てると大丈夫そうですよ」と。ちょっと安心。
ボートに荷物を積み込んでいざ出船です。
狙うはアジ大サバ、願わくば……
まずはポイントを目指します。
手ビシイベントの際は初めにガレ場というポイントにいったのでそっちに行こうかと思いましたが、いまいちポイントの特徴を覚えておらず、わかりやすい武山根を目指すことに。今の季節は海苔の養殖棚が入っていて武山根は意外とわかりやすくなっています。
海苔棚と根の位置関係を把握してから出船するとよいでしょう。
せっせと漕いで、周りを見て。
せっせと漕いで、周りを見て。
あの辺か・・・?
なんか違うな・・・この先か?
ここかもしれんな・・・いや違うな。
ほっほっ・・・
出港から約20分。あーここだ、絶対ここだ。アンカー下ろそう。
バケツ類とコマセスコップは無料レンタル。アジ釣りならイワシミンチを購入しよう
最初はイワシミンチと赤タンでアジを狙います。なんでもよいので釣れれば気持ちも楽になりますしね。
早速一投目。水深は21m程度。
落として2m巻いてシャクって待ち・・・シャクって待ち・・・
・・・・・・・・・・・・
…無だなこりゃ。
いや、まだ群れが寄ってないだけか。ちょっと周りを偵察してみよう。
向こうの親子は・・・釣れてないな。
ソロの方は・・・おっあれはショウサイかな・・・?
・・・
ダメだ絶対ここじゃない。ここは武山根と思わせてただの根だ。
ポイントが分かりやすいとはいったい何だったのか。
ちょっと経験者風吹かせたかったんですよ。若気の至りってやつですたぶん。
約5分の移動。次のポイントはちょうど海苔棚と海苔棚の間。水深32mほど。
ここで仕掛けを落とすと、一発で根掛かり。
・・・・・・見つけたァ!!!!!!
仕掛けを変え、次は着底後、間髪入れずに3m巻いてシャクって待つと・・・
手漕ぎボート釣りでアジを発見したときの喜びは釣り船の25,000倍と平田さんが言ってました。
おお~~~~!!!!!来た来た!!!“
美味しいサイズの中アジ。とりあえず安心。
上の針にかかっていたのでもう少しタナ上でいいのかなと思い、次は底から4メートルで待っていると、豆サイズが連発。どうやら中アジの上に豆アジが群れている感じでいるらしい。
豆アジが中アジの上にいるようで
釣れるときは針に本当に小さく赤タンを付けるだけで掛かります。
アカタンは自作していこう
このまま20匹くらいマークしたいと思ったものの、15分ほどで群れが抜けたようで無になりました。
中アジ主体
とはいえお土産には十分。ここで本題に入ろうかと思い道具を準備します。
本題。それは・・・
じゃん。コマセ&長ハリス。
マダイやクロダイ、大サバを狙おうかと。まるまつ丸さんでも不凍品のつけエサ(「生イキくん」だったような)は買うことができますが、量が必要な人はブロックで。
ハリスは4号4m。80号のビシに針は真鯛王9号。
いざ投入。
まずはサバ狙いということで、水面から27m、4mシャクって23mでキープします。アジのタナより5mほど高い位置です。
・・・
・・・
・・・
…ゴゴッ!!!
おっ!!!!
計算通り。立派な大サバが上がりました。
ちなみにサバを写真の通り持つと歯でやられて血まみれになるので絶対やめましょう。ええ痛かったです。
また、サバは円を描くようにあがってくるわけですが、早めに取り込まないとアンカーロープに絡んで超ひやひやします。
そのためにも少々強引にやりとりできる4~6号当たりのハリスがおすすめです。
この後も引き続きサバを狙ったのですが、アジの喰いが立ってしまい豆アジの猛攻に。これはポイント移動時だなと思い少し沖に移動しました。
移動前の勝利祈願は辛子明太おにぎり。明太子は最強だと思ってます
一際目立つ波立たない水面エリア
ちょっと漕ぐと写真のように湖のようなテロテロの水面のエリアがあり、とりあえずアンカーを落とすことに。
妙にゴミがたまってたりするのですが、いわゆる“潮目”というものなのでしょうかね。
だとするなら、ここに集まったプランクトンを求めてアジやらサバやらがいるはず!
これはもらったな!と鼻息荒く仕掛けを投入。
・・・
・・・
・・・
無。
今まで釣り場で出会った数多の釣り人が口をそろえて「水面の色が変わってるところは釣れる」「潮目に当たれば一発なんだけどなー」と言っていたが、私はもう信じない。
全てを疑え。経験だけで物を言え。
そもそもこれは潮目なのか。それすら怪しくなってきた。
早々にポイントを見切り武山根の岸寄りに布陣し直します。
水深18mと浅め。
とりあえずアジ、そう思い底から2.5mでキープします。ついでにアミコマセも10mでキープ。
するとイワシミンチでいいアタリ。これは・・・。
赤いかわいいやつ。小さいのでリリース。大きくかっこよくなれよ。
その後も、ちびカサゴがポチポチ釣れるもののアジは釣れず、コマセもアタリなく時間が過ぎていく。
・・・と、ここでスマホのカレンダーを見てみると14時から大学があるとのメモが。
現在12:30。ちょっと名残惜しさがあるものの、単位には抗えず沖上がりすることに。こいつはリベンジだな。
釣果はほどほど。釣り人はリベンジが好きな生き物
今回は予定があるので早上がりしたものの、釣果は可もなく不可もなくといった感じでした。
良型マサバ。秋冬のマサバは最高にうまい
特にこのサバはなかなかいい大きさで、1匹で十分なボリューム。
アジも豆が含まれるものの8匹と上々。
しかし、まだ釣れるよなーと。
同じ時刻で沖上がりした方は、ガレ場で大アジ10匹となかなか良い釣果。ガレ場行けばよかったか・・・。
まさに大津ボートの分かれ道が、ガレ場と武山なんですよね。
アジもまた爆釣するまでリベンジしようと思います。
次は真鯛を本気で狙ってみたりするのもいいかなと思いました。
大津の新のりは最高に旨い。ぜひまるまつ丸さんで買おう!
そうそう今の時期、まるまつ丸さんでは新のりが買えます。
香り高く目の詰まった最高の海苔です。もう大好き。無限おにぎりです。
650円くらいの10枚入りと1080円の訳あり30枚が売っています。
今回30枚入りを購入しました。これで残りの大学生活もしばらくは無敵モードです。
今回の釣行で1人でも十分ボートに乗れるということが分かったので、今後は積極的に漕いでいきたいと思います。
釣り船と比較すればお値段も手頃ですし、かなり爽快感のある筋肉痛を迎えられるのも魅力ですね(笑)。
それではこの辺で。
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