ORETSURIもおかげさまで10月から2年目に突入している。
1年で海の藻屑にならなくてよかった。
ほんとに、みなさんありがとー!
せっかくみなさんとつながりができたということもあり、今年はイベントもやっていこうよそうしようよという方針にし、先日リストランテORETSURIというイベントを企画した。
ウェブメディアとして釣行やアイテム紹介、料理云々をUPするだけでなく、いつもご覧いただいているファンの方々と交流しながら釣りや料理をするワクワクをひろめていこうという考えだ。
ということで今回は、記念すべき第一回リストランテORETSURI(後援:サニー商事)の様子をお送りする。
リストランテORETSURIとは?
まずリストランテORETSURIについて説明しよう。
簡単にいうと、以下の要素をかけあわせたイベントだ。
- 釣り教室
- 料理教室
- 新鮮な魚と野菜料理を食べる
それぞれ好きなタイミングから参加できる。
釣りをしたい人は、釣りから。料理を学びたい人は料理から。食べて、人と交流したい人は食べるところから。
人間色々、それでもみんながワクワクしたいと思うのは一緒で、そのワクワクをみんなで作ってひろめていこうという想いが或る。
釣りの部、茅ヶ崎に集合
この日は釣りの部に22名の参加者がいたので、釣り船を仕立ててライトタックル五目にチャレンジすることに。
普段、釣り船の一日船といえば、5時30分船宿集合6時30分出船だったりするのだが、都内から電車で参加する方もいるので、時間をずらして7時00分に船宿集合とした。
あつまってみれば、年齢性別職業などなどいろんな人がいるなー。
お、ORETSURIにもチラホラ登場する、ほしけん氏と下衆大将こと北條氏もいるぞ。今日は下衆な話をあんまりするなよ、と、釘をさしておく。
ライフジャケットを着こんで船に乗り込む。
そうそう、このイベントは船釣りが好きな方にはおなじみのサニービシを製造販売しているサニー商事さんに後援いただき、釣りの部で商品を提供いただけることに。
勝利条件は、ベテランチームと初心者チームで一番大物を釣るということ。それぞれ、サニー商事さんの釣りグッズが授与される。
ただ、それだけなんだけど、みんなで競うのも面白い。
しかも乗り合い等で竿頭を目指すのとことなり、みんなで大きな魚や旨い魚を色々と釣って料理して食べるを共通目標にしているので、連帯感もあって実にいい。
イナダとソーダガツオが爆釣!!!
はじめは、イナダのポイントから。
右舷で、一投目からイナダがヒット。幸先がいいなー。
その後も、イナダの群れが船の下にとどまっているようで、いたるところで歓声があがる。
おお、いいぞいいぞ。
こちらはサニー商事から参加のはるかさん。いつもはおかっぱりの釣りがメインながらも、自分で仕掛けをカスタマイズするなどしている模様。
おー、見事見事。ハリスをやや短くしてみたとのこと。釣りの内容にかかわらず、状況にあわせて市販仕掛けを変えるところに釣り師としての腕前がうかがえるなと。
わたしも、まわりの釣り初心者のみなさんに釣り方を一通りレクチャーしつつ、ようやく釣り開始。
イナダの群れが海底から10メートル程度まで広がっている模様。
と、いうことは、着底してから、ビシを1メートルごとにしゃくっていれば釣れるだろうなと。
よーし、着底。
しゃく。巻き巻き(1メートル)
しゃく。巻き巻き(1メートル)
しゃく。巻き巻き(1メートル)
しゃく。巻き巻き(1メートル)
・・・
うーむ来ないな。今度はすこしステイをいれてみよう。
もう一度着底。
しゃく。巻き巻き(1メートル)ステイ。
しゃく。巻き巻き(1メートル)ステイ。
しゃく。巻き巻き(1メートル)ステイ。
グ、グググ。
おー青物の引き。
ということでイナダゲット。40センチぐらいだろうか。
船釣りはあまりしないという、けいすけさんも最初はスズメダイやネンブツダイばかりだったけど、イナダゲット。
船釣りには船釣りなりのおもしろさがあるということが伝わったかな。
釣り2回目の柿添さん、ソーダガツオをゲット。
この日は平ソーダと丸ソーダが釣れたものの、かなり脂の乗った個体もあり、炙って食べようということに。
釣りはじめからすぐたまっていくクーラーボックス。
イナダとソーダガツオはこれ以上食べきれないということで、このあたりからリリースしようとおもったら、船長が「リリースしないでください。群れ散るので」ということで、お、おう、という具合に船尾の船宿用クーラーボックスに入れていくことに。
このあたりの釣った魚を無駄にしないでシェアしていく仕組って船宿業界の課題だなと。
はるかさんが、ショウサイフグ氏ゲット。
わたしも良型のショウサイフグを釣ったのだけど、調理人がいないので、リリース。
唐揚げにしたら旨そうだなー。
初対面の参加者同士でも、適度にコミュニケーションが行われている模様。いいねいいね。
社会人だと、おなじ会社だったりおなじ業界のつながりでコミュニケーションがとられがちだけど、できるだけいろんな方面の人とつながって話すと、人の視野も広がることもあるんじゃないかな。
なかには、酔い止めを飲んだものの、乗船して5分後に船酔いでリビングデッド状態になる参加者も。こればかりはいかんともしがたいなと。
そんなメンバー古角さんも、酔うまでは結構釣っていた模様。
イナダ。
ソーダガツオ。
まーなんども船に乗っていれば酔いにもなれるなれる。
でも、はじめて船釣りをする人も、前の晩よく寝てアネロンを乗船1時間前に飲んでおけば大体大丈夫。普段、電車で酔うわたしがいうのだから間違いない。
全員早起きだったので、移動時は睡眠。
潮風が心地よいなー。
ポイント移動してアジ
次に浅場のポイントをいくつか回っていただき、アジを狙うことに。
マルアジ9割にマアジ1割といったところかなと。
アジは、相模湾よりコマセで狭いエリアに群れをとどめている東京湾に分がある気がしないでもない。
刺身にしたときのアジは、マルアジ<マアジなので、できるだけマアジを釣りたいなと一同ロッドをしゃくる。
わたしは、釣ったマルアジを泳がせて、ムニエル用のヒラメとマトウダイを狙おうとしたものの・・・
むー、釣れず。
そんななか、真鯛を釣るメンバーが二人。
こちらはけいすけさんが釣った真鯛。30㎝強といったところ。
いいねー塩焼きかアクアパッツァだなこれは。
伴在さんも、かわいいサイズながら真鯛を釣ってこの笑顔。真鯛は息子さんにも自慢できる!
けいすけさんの真鯛はコマセなしで狙っていたら釣れたとのこと。あとあとさばいてみたら、胃の中にはコマセがあったので、コマセによってきて外側にいたのが食ってきたのだろう。
カップルではじめて釣りをしたという参加者も、カンパチを釣ったりイナダを釣ったり、やや船酔いをしつつも釣れてよかったよかった。
え?
わたしの釣果?
イナダとソーダガツオたくさん釣れたなと。
途中で、イナダを釣ったとおもって「んーまたイナダかー」と油断していたら、実は45センチぐらいのカンパチで道糸を手繰ろうとしたらゆるんでバレたという失態も。カンパチ釣りたかったなー。
他に、「相模湾はホームグラウンドなんです」という発言で左舷トモの席をゲットした川上さんが、ワラサをゲット。
おーナイス引き。
タモ入れ。
ワラサ。素晴らしい!
で・・・
たまにORETSURIに登場しては、安定の釣りDQNぶりをみせつけている泳がせの西上師が、このイベント前に「どうしても泳がせやりたいからトモに座らせてください」とかいっていたので、右舷トモの席を任せたので途中で見に行ったところ、「ワラサなんていないっすよ」とのこと。。。
この人には、「結果がすべて」という言葉を贈りたいと思う。
沖上がりと魚の下処理
船酔いの人&釣り疲れていた人もいたのと、潮がゆるんでアタリも遠のいたので、船長が察したのか14時あがりの予定だけども「幹事さん、13時ぐらいでしまっていきますんで」とのこと。
たしかにはじめて釣り船にのる人がいる場合は、半日船ぐらいが良いかもしれないなと。
釣果はイナダ、ソーダガツオ、真鯛、カイワリ(一尾)、カンパチ(一尾)。
ブイヤベースをつくる想定なので、カサゴあたりが狙える胴付き+サバ餌もやればよかったなー。
ともかく、たくさん釣れてよかった。
イナダの口からでているベイトは小あじ(マアジ)。
ここから魚の下処理ができるメンバーは、内臓・頭・エラ・鱗を落とすという工程に。
よーし、何匹いるかわからないけど、速攻でやってしまおう。
泳がせの西上師も、「ひらっさん、めんどくさいっすよー。やりたくないっすー」と、安定のわがままぶりをながら下処理をしています。よしよし。
このあと船宿スタッフの方から、「乗り合いの船の人が来ちゃうんで、巻でお願いします。私たちも手伝います」というアナウンスがあり、全員で猛スピードで下処理したところ、数分で完了。
いつも家で2~3時間魚の処理にかけているのと比べてみると、みんなで力を合わせると速いなー。
リストランテORETSURIの第二回が2017年12月17日に開催されるぞ!参加したい人は詳細をチェック!
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