タコスッテの効果的な使い方と「タコやん船スッテ」のインプレ

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タコやん船スッテ
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~この記事は約 4 分で読めます~

エギタコで多くつかわれるルアーはタコエギとタコスッテです。

一方、エギとスッテの違いや使い分けなどはあまりよく知られていません。

今回はタコエギとタコスッテの違い・タコスッテの効果的な使い方を解説します。

また、筆者がよくつかっている1番おすすめのタコスッテ「タコやん船スッテ」を紹介します。

目次

タコスッテとタコエギの基本的な違い

水中でのタコスッテの動きは「ふわふわ」

タコエギとタコスッテの違いは以下の通りです。

  • ボディ形状
  • かんな(針)
  • 浮力(オモリバランスの違い)

タコエギにくらべてタコスッテは高浮力でより楕円形に近く、全笠針が多いのが特徴。

もともと胴突き系の仕掛けで使用されていた背景からタコスッテも浮きスッテの延長線上にあるデザインです。

根がかり回避よりも、自然に漂い、フッキング率をよくするという前提からうまれています。

タコエギはアオリイカ用のエギが発展したものです。

より強度を増すため、針が松葉針から太軸の3~5本程度のハリに変更され、重量も底から浮き上がりづらいように重めに設計されています。

タコエギはアオリイカ用のエギのハリとオモリバランスを変更したもの

タコスッテが効果的な場面と使い方

実は釣り場の状況によってはタコエギよりタコスッテのほうが効果を発揮することがあります。

  • 小型~中型のタコが多いとき
  • より自然に動かしたいとき(低活性時など)

小型から中型はフッキング率があがる

タコスッテは全笠針が多いためタコが抱いたときによりフッキングしやすいのが特徴です。

小型から中型のタコは太軸のカンナでは針がかりしづらいことも多く、バレることもしばしば。

シーズン初期にはタコスッテを1本混ぜることでランディング率を上げることができます。

より自然に動かせる

タコエギはアクション後のフォール速度が速め

タコエギは水中動画(下記)でみると竿で行うアクションに対して、フォール速度が速く「キビキビ」と動きます。

そういった速い動きを好むタコもいるわけですが、状況によってはよりゆっくりアクションしたほうがタコが反応することもあります。

タコスッテはオモリのバランスから、よりスローに沈下する設計です。

そのためアクションに対しては、ゆっくり「フワフラ」と動きます。

竿先で激しく小突くよりも、フワフワ動かすような釣り方が基本です。

▼水中(塩水)でのタコスッテの動き

おすすめのタコスッテ

次におすすめのタコスッテを紹介します。

はじめてスッテを購入するのであれば「タコやん船スッテ」だけを買っておけば問題ありません。

タコやん船スッテ

タコやん船スッテ

タコやん船スッテは、筆者も1番つかっているタコスッテです。

メリットは以下の4点です。

  • ボディが小型のため潮受けしにくい
  • カラーバリエーションが豊富(人間からみても釣れそうなので集中して小突ける)
  • 細軸の全笠針が根がかりに強く、かつ大型のタコも釣りあげられる
  • 海底でのバランスや動きがよい

まず15種類のカラーバリエーションがあるため、様々な釣況に対応できます。

人間にとっても釣れそうな色をつかっていると小突きの集中力が持続しやすいため、結果的に釣れる印象があります。

出典:デュエル

全笠針は根がかりが増える印象があると思います。

一方タコやん船スッテに採用されている「トリックフックコンセプト」は、根がかりしても針が曲がったり折れたりして回収しやすいのが特徴です。

実際は針先が曲がる、もしくはゲイプ根本から伸びて回収できることがほとんどです。

2㎏以上の大蛸がヒットした場合も、針は伸びるのですが、ほとんどの場合折れず釣りあげることができます。

タコエギで釣ったタコ

複数本刺されば針が折れることはほぼない

根が荒い場所で使用をつづけると、針が数本折れるのですが、折れても使用できます。

メーカー推奨は3本折れたら買い替えなのですが、3本以上折れても十分使用可能です。

経験上、曲がった針を素手で戻すと高確率で針が折れます。

そのときの反動で指に針をザクっと刺してしまいがち。やめましょう。筆者は何度も刺してます。

細軸ゆえに、針先も曲がりやすいのでシャープナーや「針をまげて戻す道具」は必須です。

一般的なタコエギより、針が折れたり曲がりやすいので、交換針も広く販売してもらいたいところ。

あえてタコやん船スッテのデメリットを挙げるとすれば、このフックの耐久性に対してメーカーアイテムで交換する仕組みがないという点です。

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タコやん船スッテの仕様・インプレ

タコやん船スッテの表面は布巻と塗りボディの2種類です。

餌を巻くならずれにくい布巻が有利。

塗りボディはタコの吸盤がはりつきやすいのが特徴です。

カラーはエビ系が一つ。

もう一種類は小型の蟹のシルエットが描かれたもの。

タコを釣るとこういった小型の蟹を抱いていることが多く、視覚的にもタコを刺激することが期待できます。

半傘針(下)と比べると細めの全笠針は強度で劣りますが、複数本かければタコで折れることはほぼありません(まがりはある)

根がかりからの回収や、曲がった針を戻す際は針が折れることがあります。折れても複数本あるので、しばらく使えます

まとめ

船タコ用のエギ

実はヨーヅリ・ウルトラスッテのレーザーカラーもタコに効果的

今回はタコエギとならんでエギタコでよくつかわれているタコスッテについて解説しました。

タコスッテのつかいどころをきちんと理解していると、タフコンディションでもさらに釣果を伸ばせます。

まだつかったことがない方も、ぜひタコスッテの釣りもためしてみてください。

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