前夜伊勢海老を釣ってしまったという興奮がさめやらぬまま、この日の朝はホテルで朝食をとったあと富浦新港へ。
富浦新港で釣り
富浦には旧港と新港があるようで、富浦駅を背中にして右側にあるのが旧港、左側にあるのが新港のようです。新港にはおさかな倶楽部という食堂があるようでうまそうだったのですが、今回は館山にいくためパスしました。
富浦新港のおさかな倶楽部を背中にして左型にある堤防です。みえているのは大房岬。
堤防際から数メートルは敷石が入っていて、根がかりするので注意です。イワシの幼魚のような群れが見えますが、それ以外の魚影は見当たりません。
一人地元のおじさんがいたので挨拶をしていろいろとお聞きしようとしたところ、「近くに来ると危ないから!」の連呼でまともに話ができない状況だったものの、どうやら団子釣りでメジナとクロダイを釣っていた模様。
釣り場にはこのように孤独を愛する人もいるので、そういったときは、相手のことを尊重して距離をおくのがよいですね。
手前が根なのでジェット天秤でぶっこみ仕掛けを投げたあとに、へチ釣りへ。
ジェット天秤は巻いてくると手前の根や海藻エリアをこえてくるのこういったポイントでは重宝します。
と、
テクトロ(仕掛けをおとしてテクテクあるきながら釣りをすること)をしていると、アタリが。
竿先が、ククク、ともっていかれたあとに、聞き合わせをすると、
グーんと竿先がしなります。メジナかな。
と、思っていたら、タカノハダイでした。
タカノハダイは、磯臭いといわれていますが、顔つきがキュートですね。柄も可愛らしい。ということでタカノハダイを2匹釣ってリリース。
ゴミ拾い
まったくつれないので堤防をすこし清掃してみました。船着き場のロープやロープ止めのあたりはひどいラインのからまりようで、漁師の人もいやだろうなーとおもいつつ、ラインをハサミできって回収していきます。
こんな芸術的なゴミもありました。安物のリールが壊れたので、放置してそこにいろんな人のラインがからまり年月をかけて風化していったのでしょうね。
館山へ(渚の駅たてやま)
どうやらこの福浦新港はだいぶ浅いようで、この季節に釣るのは難しそうと判断しより水深がありそうな館山に移動です。
館山には、渚の駅たてやまという施設があるのですが、無料で駐車でき地物の買い物や食事もできてトイレも清潔という便利なところです。
館山なぎさ食堂にいったところ、
スタッフさん:「今日のおすすめは、ヤリイカが入っていまして、生き作りができます。」
わたし:「おいくらなんですか?」
スタッフさん:「お値段は、3950円です」
わたし:「あ、はい。だいじょうぶです。。。」
ということで庶民はかきあげ丼という具合に、ごはん大盛を調子にのってたのんだところ、思ったより多かったという図がこちらです。
こんな風にテラス越しに、夕日桟橋と館山湾が見えますね。テラス席はもうすこしあたたかくなったら食事やお茶によいでしょう。犬等のペット連れにも良さそうです。
海辺の広場
この渚の駅の一回には海辺の広場という無料でこのあたりの海に生息している海水魚とふれあうことができます。それと14時30分には餌やり体験ができるので魚好きにはたまりません。
ここからは、この海辺の広場にいる魚を紹介していきます。
ヘダイ
どことなくわらっているような顔つきです。
ヒラメ
ほんと砂と一体化していますね。
ミノカサゴ
パッと見きれいですが、毒魚ですので釣れたときは気をつけて。
フエダイ
正式名称はわすれましたがフエダイの一種です。
メバル
それほど大きくない型ですね。
ゴンズイ
ぶつぎりにして味噌汁にするとうまいんですよね。実は。
ナマコ
このように直接触れる魚介類もいます。子供ちゃんがよろこびそうな。前日、アカナマコの酢の物を食べたので、それが思い出されて、思わず輪切りにしたい衝動にかられるものの当然リリースです。
メイン水槽の魚たち(メジナ・イシダイ・カゴカキダイ・サンノジ・ハオコゼ・カワハギ)
メインの水槽には最大40㎝ぐらいのメジナをはじめとしていろんな魚がいます。釣りたい。この通り、通常はこちらに無関心なのですが、
餌やり10分前の14時20分ぐらいに再度訪れたら、ハオコゼが集まりだし、
メジナくんたちも、こちらに興味津々のようです。魚もお昼時みたいなものがわかるんでしょうかね。
で、ワクワクしながら職員の方に餌やりをやらせてもらうと、
この通りの活性です。入れ食いだなこれは。
魚の捕食動画を撮影しておいたので興味がある方はチェックしてみてください。
それにしてもヒラメというやつは飼育されていると生餌以外も食べるもんなのですね。ブリ等の青物でもそうですが、改めてこうしてみると勉強になるもんです。
海のマルシェたてやま
同じく1階には物販スペースがあり野菜や魚やお土産系のものがならんでいます。
伊勢海老。昨夜のやつは一体おいくら万円だったのか。。。。
タカアシガニ。エイリアンに出てくる化け物以外のなにものでもないですね。これが素早く動いたら。
地物の魚。ORETSURIの良太郎が、久里浜やまてん丸の船長に「そんなのもって帰るの?食べるの?」と散々ディスられてしまったイラもしっかり1300円で販売されていますね。良太郎が釣ったのはもうすこし大型だったかな。
房州鯖1尾250円。やすくていいですね。しめ鯖によさそうなサイズです。
【清子】ってなんだよとおもったらセイゴとよむみたいですね。こういう風にならべられていると全部買いたくなります。
と、ここで釣りへ。なぎさの駅に直結している夕日桟橋で釣りをしてみます。