ご存知でしょうか。
4月前半あたりから、横須賀うみかぜ公園や海辺つり公園でタチウオが釣れているという前のめり情報が、某上州屋横須賀中央店さんと、ポイント横須賀大津店さんや各ブログ主およびTwitterなどから発せられたわけですよ。
それをみたわたしも、
お、俺だって・・・
と、前のめりにチャレンジしてみたんですよね。
何かにとりつかれたかのように、なんど逗子→横須賀間を走ったことか。
が、
その結果たるや毎度散々な目にあい、帰りに近くの吉牛で泣きながら牛丼アタマ大盛をかき込んだことか。くら寿司が混みすぎなんです。
一度はゴンブトなとタチウオをかけたものの、ランディングできず目の前で柵にあたり落下という体たらく。
嗚呼、幾度、たそがれ過ぎて闇に消えていく猿島をながめたことでしょう。
何度も通っているので、横須賀海辺つり公園にきている方から声をかけられ
「平田さんですよね?釣れましたか?」
みたいな会話になるのですが、
「わ、ま、まだなんですよね・・・」と歯に石でもつまったかのような返答をしています・・・
正直に申し上げますれば、
今、この時点でもまだ今シーズンのタチウオは釣っていませんが、ちょっと最近の釣りで知ったことを整理しておくことにします。だれかの参考になるかもしれません。
横須賀のタチウオ釣りになれていないアナタ。メモの用意はよろしいか?
潮周りに関係なく18時すぎがタチウオの時合と思われる
現地で釣りをしているベテランタチウオ釣り師にいろいろヒアリングしつつ、自分でも足を何度も運んでみた結果、タチウオの時合は18時過ぎの模様。
例えば海辺つり公園の場合、暗くなって照明がついて、カタクチイワシやアジなどのベイトが浮くのに釣れてタチウオもあがってくるということなのでしょう。
18時前は、タチウオは沖目のボトム付近いる模様で、まわりをみているとスロー系のメタルジグ(カラー:ゼブラグロー)を100メートルほど遠投してボトムからゆっくりしゃくってみると反応があるようです。
シャクリも鋭くというよりはすこしゆっくりめにしフォールの間をとっている人が釣れているような。
ジグパラのショアスローとノーマルジグのゼブラグローを買い込みました。
スロウジグの重量は40g。
これでPE1号であれば、ビューンと100メートル以上飛びます。
ヒラメ・マゴチあたりも接岸しているようで、まぐれで釣れないかなーと底を探り続けたくなりますよね。
が、手前までボトムを探ると、岸壁から20~30m続く岩礁と海藻に根がかりして後悔するので、手前まできたら中層から上にレンジを移すとよいでしょう。
ポイントになれておらず明るい時間から釣りをしている人ほど根がかりに陥っているように見受けられます。
まずめ付近の明るい時間帯にベイトがいないと釣れない?
釣り場にたどり着いたら、闇雲に投げる前に、岸壁近くの海面を観察してみましょう。
ワインドがまっすぐ装着できているかスイムチェックをするついでに海面をひいてみると、ベイトが逃げ惑うときがあります。こんな時は釣れます。(周りで連発したり、わたしもアタリがありました)
暴風雨でベイトが散ると釣れない?
潮周りに関係なく、荒れた日の翌日などはベイトが散るのか、タチウオもどこかに行ってしまいます。
これはコマセなどのエサで寄ったベイトのイワシなどが岸壁からいなくなってしまうのか、水温なのか、海流の問題なのかわかりませんが、荒れた日の翌日はタチウオの気配がせず、ベテランも含めて誰も釣れてません。釣行日は選んだほうがよさそうですね。
19時前後からはワインド全盛?
19時すぎてすっかりアタリが暗くなると、タチウオも活性があがるようで、ワインドで表層から数カウント以内で釣っている人にアタリがきています。
比較的スローにシャクリを繰り返している人が釣れているような気がします。
あとは、フォールできちんとアタリをとっている人も釣れています。
フリーフォールにしないでカーブフォールでいつでも合わせられるようにしたほうがいよいですね。
マナティ90のルミノーバシリーズが横須賀タチウオの鉄板アイテムとのことで買いました。
ワインドで数多く釣っている人に聞くと、カラーによってアタリの出方がことなるので、ルミノーバ以外のパールホワイト系なども持っておき、数投でローテーションするとあたりが出ることもあるとのこと。
タチウオやシーバスをルアーで狙うひとにはおなじみのマナティー。
ハリがある素材です。
ZZヘッドがワインドさせやすいとのことで購入(5/8オンスと1/2オンス)
ベテランの方にお聞きする限りは、春はタチウオの寄りが遠いようで、5/8オンスで遠投するのがオススメとのこと。
あらかじめ自宅で装着して、現地で微調整するとよいでしょう。
トレブルフックは大型のものがフッキングはしやすいとのこと。
アシストフックをつけると、アタリからのフッキング効率はかなり上がる模様。
このアシスト王のようにワインド専用のアシストフックを用意しておくとよいですね。
このような配備。
下のアシストフックは釣り場で出会った方にいただきました。有難い。
もう釣る気マンマンですよ。
こんなセッティング。
写真だと、トレブルフックとスナップの接合部分がワーム中心より左にでてしまっているので、これはまっすぐにしたほうがちゃんと泳いでワインドのアクションをするとのこと。
紫外線ライトで光らせる。
ルミノーバだと数投光りが持つのでいいですね。
20時すぎるとテンヤの引き釣りしかアタリが来ない?
そうこうワインドで釣りをしていると、20時ぐらいになりアタリがまったくないことも。
ああ、もうだめなのか。。。
と、おもったら、ルアーから餌に節操なくチェンジして、ヤマシタ猛光タチウオのようなテンヤにキビナゴを巻いてスローに5カウント以内の表層をゆっくり引いて、2回ほどちょんちょんして、フォールさせると・・・
ガツンとあたりがあることも。
キビナゴの下に、ルミカのテンヤホタルを仕込むとバイトが増える(はず)
リーダーは遠慮せず太目に(5→8号に変えました)
以上のように試行錯誤しながら、19時30分ぐらいの時間帯に、テンヤでかなりぶっといタチウオをかけたわけですよ。
が、それが岸壁して落ちたという。。。
そのときリーダーが5号でややビビりながらの抜き上げだったので、それ以降フロロ8号に変えてみました。
5号まではフロロマイスターがリーズナブルでよいのですが、6号以上の号数がなく、代替でいろいろさぐってみたところ、釣り具のポイントを運営するタカミヤさんのリーダーが太めのラインナップもあり安価なことに気づいて購入しました。
リアルメソッド、フロロ30lb(8号)30m。
これならリーダーの結節さえミスらなければ余裕でタチウオをぶち抜けるはず。
ラパラ・ラピノヴァの30lb20mと価格的に変わらないのでかなりお得なリーダーです。
太い。
とはいえ、飲まれてタチウオの歯で噛まれたらプッツンなのかもしれませんが。
以上、ここまでの歩みでした。
次回は釣れるのか・・・
帰路は勝利の笑みか・・・はたまた・・・・
心のそこから釣ってからモノ申したいですw