古今東西、釣りバカというのは大潮になるテンションがあがり仕事もそっちのけで釣り場にいってしまう生き物といわれています。
わたしも先日Googleカレンダーに潮名を設定してから、さらに突き動かされています。
大潮満潮の東京湾奥某所でシーバス釣り
釣り場に到着すると、鰻釣り師と思われるおっちゃん2名グループとすこし若めの方が1名。
まず全員に挨拶しておきます。
おっちゃん2名はイカを餌に鰻を釣っている模様で、
「さっき、こーんくらいのエイが釣れてたいへんだったんだー。前にイカでスズキのデカイの来たよ」とのこと。
ほー、イカでスズキが釣れたと。
で、準備をしてるとドワーフ系のおっちゃんAが、
「あんちゃん、あと30分で俺たち帰るからよ、それまで遊んでなよ」と教えてくれます。
そこから話しこみ、鰻釣りについてあれこれレクチャーを受けました。
その後、しばらくポイント周辺で釣りをしてると、おっちゃんから、
「にいちゃん、終わったどー!」との声、
こちらも、「おーす!」と元気よく返答して、ポイントに入ります。
どうやら、おっちゃんらは鰻は釣れなかった模様です。
シーバス釣れず
この日のシーバスはサゲ半ばでボイルがはじまり、ようやく一匹ショアラインシャイナーでヒットです。
が、
タモ入れ時にエラ洗いでバレました。50センチ強ぐらいかと。
モクズガニをゲット
その後もう飽きたので、後から来た方へポイントを譲ろうと干潮の夜磯を探索していると、
蟹が。
・・・
モクズガニのいいサイズです。
捕獲しようとすると岩と岩の間に逃げるので、強引に奥から押して手前から引き抜きました。
モクズガニゲット。オスですね。
さて、紹興酒で酔蒸蟹にするか、蟹クリームパスタか。
モクズガニを持ちかえって泥抜き
ここからは持ち帰ったモクズガニ師の写真をおおくりします。
両ハサミのボンボンが可愛らしいですね。
一夜明けて、このとおり。
なにやら糞やら寄生虫のような、うにょうにょやら砂やらがたくさんでます。
泥抜き必須ですなこれは。
モクズガニ先輩脱走!
で、友人と、溝の口にある安もつ焼き屋で一杯、いや四、五杯やって帰って来たら、
いない!
モクズガニ氏がみごと脱走したようですね。
とはいえ、狭い部屋ですので、すぐに見つかるはず。
バスルームとリビングへ通じる扉が二つあいていて、バスルームと洗面所にはいなかったので、リビングにいることが濃厚。
部屋をすみからすみまでチェックしたところ、
ちら。
ブクブクブク。.。o○
夏場につかった鰻のペットボトル仕掛け界隈でナイロンライン3号にからまって泡を吹いていらっしゃいました。
盛大に泡を吹いていらっしゃいます。
ということで、シャワータイム。
脱走兵をつかまえておいて、まーシャワー浴びろよみたいにやさしくするわけなのでゆがんでいますね。いろいろ。
この段差を落ちて無事なんだから堅牢なボディですね。ボルボかよ。
その後、数日泥抜き。
汚れがでなくなりましたね。
その間洗面所は使えません。
なんで洗面所で泥抜きなのかというのは聞かないでください。
その後もう一度脱走を繰り広げるモクズガニ氏。
・・・
生きる。
とは、こういうことなんだとおもいました。
ありがたくいただく予定です。
また料理にしたらお知らせしますね。
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広い泥抜きスペースが確保できない場合は、大型のクーラーボックスやカラーボックスにうつして、エアーレーションで酸素を補うとよいかと思いますよ。モクズガニは海水⇔淡水の変化に強い生物でして、海水から水道水にいれてももんだいなく生きています。すごい。