この記事は東京都大田区羽田の海老取川でのハゼ釣りの基本が理解できます。
東京羽田・海老取川のハゼ釣りポイントと釣り方解説
どーも平田です。
これまで何度か海老取川でのハゼ釣りについて解説してきました。個人的に好きなポイントなんですよね。家からもバイクでいくと近いので。
基本的にニャン太郎が多い釣り場
羽田空港による寄付でゴミ箱も設置され、NPOが定期的に清掃をされているようでいいですね。こういったサステナブルな動きは、わたしもどこかで牽引していきたいと思います。
さて、今回のポイントは弁天橋たもとから多摩川合流部です。青のラインあたりで釣りをしました。
といっても、このあたりであればハゼはどこでも釣れるので特にこだわらなくてよい気がします。
写真は弁天橋からみた海老取川と多摩川の合流部。干潮時はむかって左側の根が露出します。ハゼはこの根回りの砂地にいるのですが、何も考えないで釣ると、根がかり頻発なので注意。
弁天橋下に荷物を置くと、ここはニャン太郎がたくさんいて、なつっこいです(=^・^=)と、おもったら猫パンチされました。
ハゼをねらうときのポイントでどこを攻めますか?
さて、このポイントだったらどこを釣りますか?どこにハゼがいると思いますか?
・・・
・・・
・・・
はい、ではこたえ。
実は、夏から初秋(8・9月)の海老取川でハゼを釣るのであれば、この通り青いラインの内側を満潮前後に攻めるとよいです。
潮位が高いときはこの青ラインのあたりにハゼが上がってきて岸際をむいているはずです。ちなみに、このポイントでは青ラインの先にはかなりの根があり、すぐ仕掛けがひっかかりますので注意です。チョイ投げしてズル引きとかだいたい着底してすぐに根がかりなので注意。
子供ちゃん連れのときは特に注意しておくと釣る時間が確保できます。
満潮時に足元2m以内ぐらいを狙う。これがコツです。
が、もちろんこの青ラインの向こうの根にハゼがいたりもするので、どうしても青ライン内側であたりもないよという場合は、こっそり1グラム以下のナス型おもりを付けた脈釣りか、浮き釣りで狙ってみましょう。
こちらがウロハゼ。
ちなみに海老取川にはウロハゼというマハゼより大型になるハゼがいて、この根まわりで釣れます。
はい、復習です。ここだったら、
はい、こんな感じですね。この青ラインの内側メインでハゼを狙いましょう。
はい、ここだったら、
はい、こんな感じ。はいよくできましたー。
こーんな風に2.5メートルくらいののべ竿にアオイソメを1cmほどチョンがけした脈釣りで、
ぶるぶる。はい、釣れた。
※海老取川でのハゼ釣りですが、水温が下がり始めると、航路にあたる流心にリール竿で投げて釣るほうが釣りやすくなります。さらに水温が下がると、ハゼは次第に多摩川を下り東京湾内の水深10m程度のエリアに落ちて越冬し産卵に備えるようになります。あくまでも岸際がハゼのポイントになるのは夏から秋(6月~9月・10月)の釣りと覚えておくとよいです。 エサはアオイソメやジャリメを1cm程度に切ったものが最上ですが、アオイソメを触れない人は、パワーイソメや、ベビーホタテ、カニカマ、魚肉ソーセージなどで試してみましょう。
ダイワの友バッグが便利な件
ダイワから販売されている友バッグというアイテムがあります。
これは、もともと鮎の友釣りのおとりを活かしておくアイテムなんですが、夏場岸釣りするときに便利です。
釣ったハゼを、パカっと入れて、水につけて生かしておけるんです。エアーポンプも不要。
ポイントを移動する際も、少し水をためて移動できるので便利。持ち帰るときもコンパクトにできます。ハゼ釣り以外にも川釣りや海の手漕ぎボート釣りで泳がせ釣りの活餌を活かしておくのにも便利です。
電気ウキでセイゴ(スズキの幼魚)を狙ってみるにゃん
弁天橋あたりで釣りをしていると、高確率で猫にからまれます。
暗くなったので、のべ竿はニャン太郎にまかせ、電気ウキでセイゴ(スズキの幼魚)を狙ってみようかなと。
満潮までは、アオイソメ房掛けの電気うきは多摩川側に流れていきました。
・・・
そこで、多摩川から流入する流れと拮抗しウキが停止。
満潮からのサゲでは、電気ウキが多摩川とは反対の天空橋方面に動いていきます。
あ、今ウキ沈んだ。
・・・
あ、今ウキ沈んだ。
・・・
で、合わせる。
セイゴでした。20センチちょっと。
その後、さらにサゲの流れにのせるとあたりが数回あり、竿をすこしあおってみると、あたりがありますが、乗らず。あわててはねて逃げた魚体もセイゴクラスの模様。
ルアーでシーバスを狙っている方には、このポイントはきつそうです。ストレートワームで水面を流すような釣りがよさげな気が。釣果はこんな感じで納竿です。
じっさまが巨大なウナギを釣っていた
帰りがけに、じっさまが2名談笑しているので、ゴミ捨てのついでに話しかけたところ、それはでかいウナギを釣ったもよう。
「わたしはもっと上流でやってるんですけど、ちっさいんですよねー」
「あっちはねー」
「ななじゅうくらいあるんじゃないですか?スゲー」
「これはこっちの人にもらったの。70よりもっとあると思うよ」
とのこと。写真撮っていいですか?とお聞きすると、
釣ったじっさま、もらったじっさまともにうれしそうに「いいよー!」とのこと。いいですね。老いてもたのしい釣りの友。
秋は鰻も海に降るといいますしね。こんどいっちょ羽田あたりでぶっこみで狙ってみようかな。根がかり必至だろうなー。
弁天橋は、夜このように一見釣れそうな明暗ですが、まー小場所なので、セイゴクラスしか釣れないかと。常夜灯に照らされた水面をみちえうセイゴが行きかっているのがよく見えます。
釣ったハゼとセイゴなどを干物にしてみた
帰宅。
左上から、セイゴ、ウグイ、ウロハゼ6匹、マハゼ7匹といったところです。2時間やれば、ハゼも50匹くらいはいきそうな気が。
今回はすべて干物にしてみようと。
頭を落として内臓をぬいてあらい、塩水+酒につけます。
できあがり。ちょっと干しすぎてしまいましたね。干したコマイのように炙って七味マヨネーズもあいそうな気配です。
近隣の釣り具屋
エサや仕掛けの購入は上州屋蒲田店が近いです。
ほかに、穴森稲荷あたりにも釣り餌屋があります。営業時間など事前に確認してからいくとよいでしょう。
ではでは。
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