どうも平田(@tsuyoshi_hirata)です。
新しく、人の親になるお父さんお母さん、なったみなさん、こんにちは。
もー、いろいろ大変ですよね。わかりますよぅ。
っていうのも、わたしも、人の親になってもうすぐ3年ほど経つんですね。
よく父親になれたなと思うんですが、なってみると意外とやれているので、不思議です。
さて、今回は釣り人ならではの「#お食い初め真鯛チャレンジ」のススメを紹介します。
「お食い初め真鯛チャレンジ」とは何ぞ
えっと、「お食い初め真鯛チャレンジ」って何でしょうか?
はい、説明しますね。
「お食い初め真鯛チャレンジ」とはORETSURI(俺釣)推奨の儀式です。
古来より、この国では子供の健やかな成長を願い、生後100日に「お食い初め」をする習わしがありますね。
あの立派なマダイ。
アレを自分で釣ってくることで、家庭内でドヤり親の威厳を誇示することだと思ってください。
まー、ドヤらなくても、素直に「やってやった!」という達成感があるんです。
そんな「お食い初め真鯛チャレンジ」には難易度の差があり、実は裏技も存在しています。
もうそろそろ子供が生誕100日だという人も、これから子供ができるかもという人も、必見のノウハウです。
ぜひ覚えておいてください。
【難易度高】「コマセマダイ」でゲットした真鯛は格別!
春の乗っ込みシーズンをのぞけば、比較的難易度が高い釣法なのが「コマセマダイ」です。
10m前後の長ハリスを扱い、タナを想像しながら、大鯛を狙う。
有利な釣り座を確保するために、早駆するなどなど。
基本的に難しいので、よっぽどコマセマダイに自信がある人か、「願わくば、我に七難八苦を与えたまへ」的な人以外は避けたほうがよいかと思います。
それにあなた以外の家族はだいたい天然の真鯛をどう釣ろうが、その苦労はよく伝わらないはずです。
【難易度中~高】「一つテンヤ」でガツンと真鯛を釣ろう!
一つテンヤと呼ばれるオモリのついたハリに、活き海老や冷凍エビをつけて真鯛を狙う方法。
この釣りは、基本的にオモリ号数が軽く、着底をとりづらいので比較的難易度が高い釣りです。
そして、エビ餌はいろんな魚の大好物。
カサゴ・ハタ・フグなどの「貴殿」陣営の猛攻を受けやすい傾向にあります。
北九州海域など、真鯛の個体数が極めて多いエリアでは、入れ食いで真鯛が釣れる釣り方でもあるのですが、あんまり釣れないエリアでは、要検討な釣りです。
【難易度中】「タイラバ」なら天然マダイが簡単に釣れる(かも)
天然の真鯛を釣る方法として比較的イージーなのが「タイラバ」です。
オモリにラバーとヒラヒラがついているだけなのに、よくマダイが釣れる不思議な釣り方。
適切なタックルを準備し、底取りと等速巻を会得すれば、釣り初心者でも大鯛をゲットできる可能性が高い釣りと言ってもよいでしょう。
筆者も、はじめてのお食い初め真鯛チャレンジはタイラバで達成しました。
ヒレピンで、鮮やかな天然マダイをゲットするならタイラバですよ。これホント。
【難易度低】「海上釣り堀」でサクッと真鯛をゲット
お食い初め真鯛チャレンジの達成確度を上げる手段としてあるのが、海上釣堀です。
海上に生け簀が設置され、そこにたくさんいるとわかっている養殖のマダイを釣ります。
チートと言ってしまえば、それまでなんですが、釣りは釣りです。
釣り堀だから釣れるといったら、意外とそうでもなく、潮下の存在・適切なタナ・餌・アワセなどをきちんと理解することで釣果が上がる釣りでもあります。
マダイの顔が見れず、ヤバそうになったら速やかにスタッフに釣り方などを相談しましょう。
タナとりオモリを持っているかも釣果のカギです。
とはいえ、「もしボウズであっても、お土産としてマダイがもらえるしね!」っていうのは、あなたとココだけの話にしておいてください。
ちなみに、養殖技術が発達したとはいえ、天然真鯛と養殖真鯛の「見た目」「身のハリ」「旨さ」には月とすっぽんぐらいの差があると覚えておきましょう。
SNSにアップしても玄人がみれば2秒でバレてしまいます。
実利なら釣堀。ロマンなら天然だと覚えておきましょう。
【裏技】俺は「鯛」としか言ってないし!
さて、どうしよう。マダイを釣って意気揚々と我が家に凱旋したいけど、無念なり、手に入らず。
そんな場合もあると思います。
でも、よく考えてみましょう。
あなたは家族には「鯛を釣ってくる」としか言っていないんじゃないですか?
「真(マ)」なんて一言もいってないんだ。
ってことはアレだ。
「赤くて○○鯛なら、俺のクーラーボックスに入っているのも同じようなものではないか」
まー、そのあたりはもうご自身の納得感なので、よしなにどうぞ。
あなたが芸能人で、インスタあたりに「お食い初め真鯛ゲット!」と、ドヤ顔でUPしてない限りは誰にも叩かれないはずです。
黄鯛(レンコダイ)。素人はわからないので「鯛」と言い張るのも一つ。旨いし。
ハナダイ(チダイ)。マダイとそっくりさん。旨い。
アマダイ。マダイより高級魚なんだから!と言ってしまえばそれまで。滅茶旨。
【奥の手】波平ソリューション(魚屋でゲット!)
え?
あー、○○鯛と名前がつくものが一切釣れなかったと。
まさか、堤防でネンブツダイを確保して帰るわけにもいかないし。
さて、そんなときにどうするか。
そう、大人のプランBを考えましょう。
よし「波平ソリューション」という手があったか!
サザエさん一家の大黒柱の波平は釣りが好きなんですが、釣りが下手とみえて、ボウズのこともしばしば。
帰りに魚屋によってターゲットを買うこともあるわけです。
ソレを見越して、魚屋に家人が先に連絡し、ターゲット魚種を確保して取り置いてもらうなんていう愛情話もあったり。
ってことで、諦めてはいけません。まだ魚屋がある。
そんなときは、最寄り駅ではなく、釣り場近くの魚屋にクーラーボックスを持ち込み、「ま、真鯛ください!てへぺろ」っていうのも一つなんだと思います。
誰がそんな親を憎めるだろうか、いや憎めない。
あなたは、なんにも悪いことはしていないんです。
まとめ
物事は結果を出すのが一番ですが、結果がでないこともあるんです。
完璧な親なんて、かっこいいと思ったら大間違いなんだ。子供もパートナーもそんなところを見ていないんです。
ダメな親でもいいんだよ。
旅にいくときは目的地も大切だけど、その過程にある物語もふりかえれば胸を熱くするのです。
貴方が子供のために、真鯛を釣ってあげたいと切に想い、子供の健やかな成長を竿先に願掛けしてやったんなら、それでもう満願成就みたいなもんです。
いつか子供が大きくなったら、あなたのお食い初め真鯛チャレンジの顛末を話してあげてください。
「養殖の真鯛と天然の真鯛の味や見た目の差がどうのこうのゴチャゴチャ」
「ソレ、真鯛じゃないし」
「買った真鯛と釣った真鯛じゃ価値が違う」
貴公が言いたいことはそれだけか。
ハマグリの汁をこぼして荒ぶる我が子「凪」
立派なデカ真鯛なんて家で焼けやしないんだからね!
どうせ、お食い初めの真鯛なんて、幼い子供は食べられないんだからね!
モノじゃない。
ハートが大事なんだ。
ハートを輝かせるために、きょうも釣りにいこう。
ハート・オブ・ザ・ゴールド。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)