ここ数年、それほど釣れない印象が強い東京湾のスミイカ。
それはそれで1日がんばって「ドスン!」というアタリが出ると興奮するので楽しい釣りです。
ところが、2021年の秋シーズンは各船宿で好調。
マゴチ船でサイマキやハゼ餌で釣りをしていると、金沢八景や横須賀沖ではイカに餌をかじられることがしばしば。
イカにかじられたサイマキ
先日のマゴチ釣りでも、4杯のスミイカを掬うことができました。
9月下旬から出船している金沢八景・弁天屋の「午後餌木イカ」も半日船ですが、ツ抜けする人もチラホラ。
10月16日、金沢八景・一之瀬丸のテンヤスミイカスポット出船に乗船してきましたが、TOP20杯以上でツ抜け多数でした。
シャコ不足なので、餌はサイマキが中心。
300~400g弱の個体が中心でした。
東京湾のスミイカにチャレンジするいい機会
シーズン初期のスミイカ。加熱しても柔らかい
浅場の釣りは冬場の深場と比較するとアタリの衝撃は劣るのですが、釣果も出しやすくチャレンジしやすいシーズンです。
まだやったことがない人も、東京湾では3つの釣り方があるので、ぜひチャレンジしてみてください
テンヤスミイカ
テンヤスミイカはテンヤにシャコやサイマキを餌にして誘う釣り方。
テンヤを動かすために、専用の極先調子竿を使うのですが、アタリの衝撃が抜群。
スッテを併用すると小型のイカも拾いやすくなります。
キャストの飛距離と状況にあったシャクリで釣果が伸びます。
▼テンヤスミイカの釣り方・タックル解説
エギスミイカ
餌木スミイカは中オモリの先に、エギをつけてスミイカを狙います。
浅場狙い(9~11月)のシーズン初期中心の釣り物
▼餌木スミイカの釣り方・タックル解説
スッテスミイカ
スッテスミイカは、ダウンショットスッテ(胴突きスッテ)とも言われる釣り方。
胴突き仕掛けの枝スを長めにとり、スッテを1つつけてスミイカを狙います。
サバフグが多い場所では、スッテは傷つくものの、餌のロストがないため、経済的。
テンヤスミイカ同様、キャストの飛距離が重要です。
▼スッテスミイカの釣り方・タックル解説
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▼2021年秋シーズン初スッテスミイカ釣行
▼深場のテンヤスミイカ釣行