今回はエギタコにつかえるスナップを安価に手に入れる方法です。
おそらくメーカー品の強度がしっかりしたものであれば、一番安価かつ、お手軽だと思います。
用意するのはダブルスナップ付きサルカン
大き目のダブルスナップサルカンを用意しよう
今回の作り方で用意する道具はダブルスナップ付きサルカンのみです。
しかも、1個で出来上がります。
え、どういうこと?
・・・
・・・
・・・
説明しましょう。
早速完成した図を紹介します。
どん!
お、そういうことね!
これは、かんたん。
ダブルスナップのサルカンの輪にラインを結び、それぞれのスナップにエギとオモリをつけるだけです。
エギ1個付の人はもうこれでいいんじゃないでしょうか。
このダブルスナップ付きサルカンは破断力(強度)20㎏ぐらいのものを選ぶとよいと思います。
たとえば3個入り200円のダブルスナップとして、一つ66円程度でエギタコができます。
根がかりを回避する意識は当たり前に大切ですが、回収できなくなってしまくなった場合のコストは落としたい。
だれもがそう思うはずです。
たとえばメーカー品のタコエギスナップって、シングルスナップでも1つ200円弱するんですよね。
それが、3分の1ぐらいの費用になるのであればうれしいわけです。
そんなダブルスナップをつかったタコエギ仕掛けにはデメリットもあります。
そう、アイの形とスナップの可動範囲から、小突いているときのエギの姿勢が傾く点です。
バランスがしっかりしたタコエギならば問題ないのですが、バランスの悪いものはカンナの角度から根がかりが増えます。
対策としては、あらかじめタコエギ側の縦型アイに、高強度のスプリットリングをつけておくとよいでしょう。
そうすればダブルスナップとの相性もよくなり、タコエギの姿勢が安定します。
あと、PE直結にする場合も手前マツリが多くなるので注意です。リーダー推奨。
スナップを組み合わせてのカスタマイズも楽しい
ダブルスナップをつかったタコエギ仕掛けの発展形としては、オモリ部を同じくダブルスナップやシングルスナップで延長する方法があります。
捨てオモリ式にしたい場合は、エギを連結する部分より、オモリ固定用スナップの強度を弱くしましょう。
またフロロ6号程度の捨て糸をつけて連結するのも一つです。
ほかに、あらかじめオモリの管に強度弱めのスプリットリングをつけておくのも効果的。
こちらはわたしが考案したものではないのですが、シングルスナップをつかったカスタマイズの1例です。
サルカンの輪にスプリットリングをつけてスナップを連結したもので、簡単につくれて便利。
▼スプリットリングを使わない場合、スナップ単体で装着できるものが便利です。
まとめ
今回はタコエギ用のスナップを一番安価かつ、お手軽に手に入れる方法を紹介しました。
エギを1個つけて、荒根周りを狙うときは、一番コストを下げられる方法です。
これはいっておきたいのですが、「根がかってもいいや」と「根がかったときのコストを下げる」は似ているようで違う考え方です。
前提としてゴミを減らす根がかり対策はしつつも、さらにコストを下げたい人はぜひためしてみてください。
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