③【やっつけ】大荒れの伊豆大島に釣り遠征したらどうなるか・・・|2日目-ぜんぶ雨のせいだ編

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伊豆大島メメズ浜で釣ったメジナ
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結局たいして釣れなかった1日目。2日目は朝一から海のふるさと村下にあるメメズ浜で釣りをしてみます。

目次

起床!

朝4時30分ぐらいに起床です。西上師はせっかちでも有名でして、釣りの前には相当せっかちになる傾向にあります。

写真は、「早くしないと魚の朝ごはんが終わってしまいますよ!」とかいって、同師が馬鹿みたいに一人焦っている様子です。

メメズ浜で朝まずめの釣り

わたしは遠投カゴ釣りです。カゴ釣りにもややなれてきた感があります。

アカササノハベラでしょうか。ウキが横になっているのを西上師に指摘され、「下手すると、根がかってますよあれ」とのことで、うるせーなこいつはなんて思いながら巻いてきたらこちらが釣れてました。リリース。

その後、雨脚が強まり、もう朝食をとりに海のふるさと村のロッジに戻ろうとしてたところ、遠投してあるウキが確かに沈みました。

合わせる。

よっしゃ。

遠投カゴ釣りとはいえ、怪魚用ルアーロッドのワールドモンスターを利用しているためほぼ曲がりませんが、そこそこのサイズです。

おお、いいんじゃない。

メジナでした。こちらは血抜きしてキープ。

こんな感じに、野外の炊事場までもっていきます。

西上師は不器用なので写真はだいたいブレています。

メジナの調理

今回は、あとでやってくるコムコムとほしけんさんのことも考え、べっこう漬けにしてみます。

べっこう漬けというのは伊豆諸島の名物で、メダイやブダイ等の白身魚を島唐辛子を利かせた醤油に漬け込んで、たんぱく質が融解しテラテラつやが出るころに食べる料理です。白飯にのせると伊豆大島名物べっこう丼になったりもします。ナイフとまな板とジップロックと調味料があればできるので気軽な料理です。

34センチぐらいですね。

薄刃が特徴的なオピネルのフィレナイフで皮をひいて、血合いの骨をとります。骨は骨抜きでぬいてもよいですが、めんどうなので、カットしてしまったほうがよいですよ。

こんなかんじにスライス。

島醤油に漬け込みます。白く見えるのは白子です。

ロッジにもどって朝食

7時30分から朝食(事前予約制700円)なので、先にもどっていた西上師に合流しようとしたら、この男はすでに朝飯を食べたというドライさで、わたしも、部屋に濡れた雨具をほして、朝食スペースへ。だいたいこの男は、「あとで一緒に飯食おうや」とわたしがいっていたのに、一人で勝手にメシを食っているという体たらくというわけです。

ロッジの部屋は2段ベッドが2つ+ソファーが2つという構成です。6名まで泊まれる模様。

食事。シンプルな朝ごはんです。白飯は自分で盛り付け、味噌汁は、宿のおじさんに声掛けするとサーブされるシステムです。アンパンマン100%ジュースがついてきます。

わたしはふだん朝ごはんは食べられない派に所属しているんですが、釣りともなると、食欲がまして、すっかり冷たくなったおかずでもバクバクもりもり食べられました。やればできる。

朝食後、西上師がコーヒーのみたいだろうなと思い、食事スペースのお湯を拝借してブレンディのスティックでカフェオレをつくったものの、まぜ棒がないので、西上師からのひんしゅくをかいながらチ―カマで混ぜてみます。

結果的にチーカマのチーズもとけてうまいという一石二鳥ぶりを発揮。魚肉ソーセージ同様チーカマもエサ切れ時の非常餌として常備しておくとよいですよ。

コムコムとほしけんをピックアップへ

10時30分に岡田港へコムコムとほしけんが到着するとのことで、西上師とピックアップにいきます。

無事ピックアップできて、雨具がなかったわたしは、アメダスQの花柄を買えと強制されてつい買ってしまいました。これを着て釣りをするのは結構拷問ではないかと。なにもやってないのに罰ゲームという状態ですよ。

岡田港で釣り

べにやで食料調達をし、丸市釣漁具店でアミコマセとオキアミと遠投カゴ釣り界隈の仕掛けを補充し、元町港へいってみたら、南西風なので、盛大に堤防が潮をかぶっていたため、泉津港を経て岡田港へ。泉津は込み合っていたのでパスです。

コムコム。2か月ぶりに釣りをしたそうで、キタマクラを釣ってうれしそうです。

西上師も中年ドブネズミスタイルながら負けていません。釣れてないけど。

雨なので、だれも釣り人がいませんね。岸壁にみえるカーキ色はルアーで狙うほしけんです。

わたしも花柄カッパに便所サンダルで盛大に遠投カゴをキャストしてみます。便所サンダルはグリップがかなり効くのでおすすめです。

あ、なんかウキが流されていくなー、なんかきたよーと巻き上げてみたら、スズメダイでした。。。渋そうな顔をして照れをごまかしておきます。

マグロのナブラがでるも・・・

そんななか、西上師が「あれ!マグロのなぶらっすよ!」と叫び、沖をみたら、クロマグロの幼魚であるメジマグロサイズのマグロが盛大にベイトを追っています。ちょっとした鳥山もできていて、一同ルアーを投げるも、目標距離の3分の1ぐらいしか飛ばず、ジエンド。

堤防料理人のコムコムが生姜だし汁をつくってくれました。乾燥ショウガがくそ辛いのですが、心づかいを感じる一品でした。

そんでもって撤退。海のふるさと村に戻って体制を立て直して、再度メメズ浜で釣りをすることに。

泉津の武田商店さんで物資を調達します。こんな花柄の人が急に自分の店にはいってきたらやだな。

サビことクロシビカマスとイサキが売られていました。イサキも釣れるんですかねー。

再びメメズ浜へ。夕まずめの1本を狙う!

三原山と崖の影響か、メメズ浜は、風が弱めで雨もほとんどふっていません。

こんなかんじの一行。

が、霧がおりてくるとともに雨が・・・

西上師もカゴ釣りで奮闘するも・・・

撤退&夜飯づくり

ということで一切釣れない&寒いという具合で、早々に撤退です。雨が連日ふったので浅場からは魚が姿を消してしまったのかもしれません。

メジナのべっこう漬け。好評でした。

小室による生姜焼き。うまかった。

ジェットボイルで速攻湯をわかして豚汁をつくりました。Amazonでご注文した風よけがまったくサイズがあわないという体たらくです・・・

その他、缶詰の数々をつまみながら、ビールをかましつつ、コムコムによる味噌ラーメンで一同満腹で風呂にはいって、この日は終了。

釣果という釣果もほぼないですが、たのしい1日ではありました。。。はい。

最終日へ続く。

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伊豆大島メメズ浜で釣ったメジナ

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