船釣りの世界を広げたい!電動リール、買うまで体験記

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シーボーグ200J
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~この記事は約 7 分で読めます~

アサオ氏

はい!アサオです!

今年から船釣りデビューして、相変わらず色々な船釣りに挑戦しています。今のところ、一番の釣果は平田編集長と行った特大53センチ甘鯛。

デカアマ(アマダイ)40&50cmUP

見事にドヤってすみません。

たは。

これは釣ったというよりも釣れてしまったという完全なるラッキーパンチです。釣行記事は平田編集長がジェラシー満載のオモシロ記事をアップしているので、ぜひ読んでみてください。

思い返してみると、港に戻る船上で、平田編集長はずっと歯ぎしりして「ギィイ」と唸っていた気がする。

目次

「電動兵」として船釣りの世界を広げたいという転職理由

完全にORETSURIに影響されて買ったシマノのライトゲームSSとバルケッタ。いい仕事してくれてます

誰がいったか「手巻兵」ということなんですが、これはORETSURI由来なのかもしれません。というか間違いなくそうです。ふつーこんな言葉使わないし。この「兵」っていうのは、読み方を変えると「つわもの」とも読めて、それを漢字に直すと「強者」になったりします。

つまり、「手巻兵」でも「電動兵」でもそれぞれが釣りという共通の趣味を楽しんでいる戦士っていうことになりますね。はい。お互い馬鹿にしたりするんじゃなくて、仲良くしましょう。

さて、ここまでの釣行では手巻兵として、何とか「ドラゴン太刀魚」や「特大甘鯛」を釣ったりと比較的いい思いが出来ております。

ただ、比較的深場の釣り物が多くなってくるこの秋冬の季節、100メートル前後の棚を手巻のノーマルギアリールで戦うには限界を感じてきているのも事実。

平田さんとかは「ふはははは。両軸リールの性能の違いが、戦力の決定的差でないということを教えてやる」とかいってますが、要はエクストラハイギアの「バルケッタプレミアム」なんですよ。1回転で81cm巻き上げるという。ハイギアは筋力は必要だけど巻き上げは電動並に速い。「手巻は神速を貴ぶ」とか、わかりそうで何を言っているかわからない発言もしてた気がします。

甘鯛を釣ったときのタナも確か110m位でした。いわゆる「貴殿たちの御業」により、エサの状態確認が頻繁に必要な甘鯛釣り。なのに、手巻きだと、どうしても後半あたりから巻くのが億劫になってしまう。疲労度に比例して釣力も落ちる気もする。

岸釣り専門だったときから、電動リールは「ずるいかも」と思っていたけど、安定した釣果を出すためにはやっぱり必要だなと感じて、ネットで色々と検索しはじめたわけです。

すると、あら不思議。どのページを閲覧していようとも電動リールのバナーだらけになってしまい、仕事中も常にPC画面の右隅にアマゾンや楽天の電動リールバナーが表示されてしまうようになってしまいました。いわゆるリタゲ広告ってやつですね。

ということで、傍から見ると「ちょ、こいつは仕事中なのに電動リールを調べていますね」という構図が出来上がってしまったわけですね。まぁ、完全に濡れ衣なのかといえばそういうわけでもなく、心当たりありまくりなのですけど。

電動リールは高い!でも欲しいざます!

電動リールはスタンダードなモデルから上級モデルまで、4~7万円。これはしがないサラリーマンアングラーがポンと出せる金額ではございません。しかも私には、育ち盛りの息子が2人いて、2人ともラーメンだって一人一杯食べきる位の育ち盛りです。

兄:「本当はチャーシューとワンタントッピングに大盛にしたいけど、父ちゃんが電動リール欲しがっているみたいだからやめておこうよ…。」

弟:「おれ、なんだったらノーマルカップヌードルでぜんぜんいいし…。むしろマルちゃん正麺がいいよね。うん」

なんて思わせてしまっては、父親としても不甲斐なく切ない。

このままではいけない!ひと山あてたい!と運気をあげるために5万円位のパワーストーンブレスレットでも買おうと思いましたが、そのコストを電動リールに充てる方が良いと考え、ギリギリのところで踏み留まったりもしました。

こういうのをロジカルシンキングと呼ぶので、皆さんもぜひ覚えておいてください。

プランBとして、奥さんにセレブになって貰おうと語尾に「ざます」をつけて話すように強要しましたが、急に口座残高が増えるわけもなくイマイチ即効性に欠けました。

こんなふうに日々試行錯誤しながら、誘惑を断ち切って過ごしていたある日、小包が届きます。

「精密機器」。小包を受け取ったのは奥さんでした…。

はい、そうです。結局やってしまいました…。

数日前にヤフーショッピングで「ダイワシーボーグ200J」の2019モデルを勢い余ってポチッと!度重なるバナー達の広告攻撃に敗北したわけです。これは広告が人の理性に勝った瞬間といえるでしょう。

そういう意味では、私個人の敗北ではなく、人類が近年のターゲティング広告に敗北した結果であり、トータルではみんなの連帯責任と考えています。

開封時は奥さんの顔を見られませんでした…。ひぃぃ。

とにかく買ってしまったものはしようがない!犯人捜しはやめましょう!前向きに生きよう。釣りをしよう。

そもそも、こういうイノベーションへのチャレンジがあったからこそ、皆さんはヨダレを垂らしながらスマホをいじれるのです!今は亡きスティーブ・ジョブスも「電動リールを買え!話しはそれからだ!」みたいなことを語気荒くいっていた気がする!

なぜダイワの電動リール「シーボーグ200J」をポチったのか?

さて、なぜダイワのシーボーグ200Jにしたかというところをやっぱり説明しておく必要がありそうですね。

やっぱりORETSURIはあっちもいいよ、こっちもいいよ的な記事構成でアイテムを並べてクリックさせるアレではなく、書き手の主観があってこそ面白いと思うからです。人それぞれの思考の結果、生み出される購買が人を動かすような気もしてます。

平田さんや、浅草釣り具はシマノ推しだったりするわけですが、あえてダイワを指名した理由とはなんなのか?

まとめると以下の通りです。

  • 太刀魚のようにシャクリを頻繁に行うには、小型で軽いのがなんだかいいと思った
  • 左手1本で「ジョグダイヤル」を巻き取り出来るのがなんだか楽そう
  • シマノフォースマスターの「タッチドライブ」は操作になんだか慣れなさそう
  • ダイワレオブリッツでも機能的には問題なかったけど、デザインがシーボーグの方が愛せた

決定打は最後の見た目のデザインでした。

電動リールは安い買い物ではないので、やはり自分が愛せるデザインであることが絶対条件でしたし、自分の場合は見た目が愛せる物は長く大事に使う傾向が強いです。特に年数が経過してからはより愛着が湧き、メンテナンスなどもしっかりとやりたくなります。

デザインは自分の好みだと思うので、「フォースマスター」がいいという人はとりあえずORETSURI経由でAmazonとかでポチるのがいいと思います。

電動リールと同時に買った物。必須なアイテムもある!

電動リールはタックルが重くなるのでキーパー必須の世界

電動リールは単体だけではただの重装歩兵みたいなもんです。なので、電気のご加護を受けるためにバッテリーも必要です。

本当は「スーパーリチウムBM2600C」みたいにリチウムイオンタイプのバッテリーにしてコンパクト&パワフルにしたかったのですが、値段をみて仰天。手巻きの両軸リールとほぼ変わらない額なんですよ。

これを当たり前のように船上で使っている電動兵各位に口座残高を聞きたくなるレベルです。仕方なく楽天ポイントを使って、鉛バッテリーの「シーキング」という物にしました。重いけど、大きさは思っていたよりも小さく船べりにも入りました。車釣行であればまったく問題ないレベル。

それと筋トレ目的じゃないので、電動リールの重さを支えるためには、ロッドホルダー(キーパー)も必要です。ここはリールに合わせて、配色がモノクロで素敵なダイワの「ライトホルダー160CH」にしました。

ラインはシマノ「タナトル4、PE2号300メートル」を巻くことに。太刀魚、甘鯛などのライトタックルメインで考えているので、東京湾や相模湾周辺はだいたい2号以下を推奨としているところが多く、ちょうどいいかなと。多分これ以上のラインが必要な釣りはそもそもこのリールでは番手が小さいかもしれません。知らんけど。

ちなみにリールもラインもネット通販での購入なので、自分で巻かないといけません。こんなとき、かなり便利なのが、第一精工の「高速リサイクラー」です。

ラインテンションを調整しながら巻けるので、きっちりと必要な長さ分だけラインをスプールに巻くことが出来て、ラインを無駄にすることがありません。ライン交換がかなり捗るので、自分でリールにラインを巻くことが多い人にはおすすめ。消耗品ではないので、私の物は5年以上経った今もずっと現役のままです。

威勢よく奥さんの作業テーブルにつけたら怒られたよ

「電動兵」として初陣を飾るまでの初期投資はうん万なり

そんなこんなで、電動兵として出陣するまでに合計で7万8千円位かかってしまいました。あわわ。

「これだけお金のことを書いておいて、君、結構使ってない?財源どうしたの?」

こう、皆さんも疑問に思ったのではないでしょうか。そんな皆さんには、ある魔法の言葉を送りたいと思います。

「高い買い物ほど安い」

これは、スペインのサッカーチームで、銀河系軍団と言われるレアルマドリードのペレス会長が、当時絶頂を迎えていたデビッド・ベッカムをマンチェスターユナイテッドから約40億円で買ったときに放った言葉だったと記憶しています。

デビッド・ベッカムほどの人気と実力であれば、ある程度高くてもグッズなどの収益で回収出来るという、実業家出身の彼らしい言葉ですね。

要するに私が何をいいたいのか。

これはつまり、電動リールで得られる釣果や思い出はきっと7万8千円なんてあっさり上回ることが出来るということです。また、ベッカムの40億円に比べたら、電動リールの7万8千円なんて微々たるものだという圧倒的事実。

皆さんも高い釣り道具を買う際、遠慮せず、自信ありげに奥さんに使ってみてください。

これはペレス会長の言葉だよと枕詞を添えて。

そうすれば憤怒の表情を浮かべる奥さんも「まあ、ペレス会長がそう言うならしょうがないわね」と、みるみる穏やかになることでしょう。それでアマダイとかタチウオをわんさか釣って帰れば、無問題です。

いいですか?これが「和を以て貴しとなす」ということです。

ちなみに、今日のお昼ご飯は財布に85円しか入ってなかったので、ガムシロップを舐めて終わりました。全てペレス会長が悪い!

こんな感じでまた書きます。

寄稿者

アサオ(@roystinky

カゴ釣りと猫が好き。人が悲鳴を上げて驚くリアクションを見ると悪魔みたいな笑い方をする。

今回買ったり検討した釣り具

▼ダイワ電動リール シーボーグ 200J 2019モデル。ダイワが誇る最新鋭の電動リール。機能も多彩。

▼ウッドマン シーキング 電動リール用バッテリー。本体重量3.4キロ。電車釣行だときついかもしれないが、車ならば全く問題ないレベル。

▼ダイワ スーパーリチウムBM2600C(充電器付き)。280g。電車釣行派ならば頑張ってこちらかも。

▼ダイワライトホルダー 160CH。コンパクトで信頼できるロッドキーパー。ライトタックルのダイワ派ならこちらがオススメ!

▼シマノPEライン タナトル4 300m 2号。強度も高くコストパフォーマンスにも優れるシマノのタナトル4。ORETSURI界隈の人はだいたいこれです。値段変動があるので、Amazonでは安いときにまとめて買っておくのがオススメ。

▼第一精工 ライン高速リサイクラー。リールの巻替えや、下糸と上糸の入れ替えなどで役立つアイテム。長く使えるよい投資。

ORETSURIフィールドレポーターについて

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