【タコ竿】ダイワ「エギタコX」実機インプレ!特長・調子を解説

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エギタコX
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年々人気が高まる船エギタコ。今回はダイワのエギタコ竿「エギタコX」の実機インプレです。

基本スペックに加えて、特長と調子の違いについて解説します。

目次

ダイワ・エギタコXについて

エギタコXは、ダイワの船エギタコ竿のなかではエントリークラスに位置しています。

中堅機種にアナリスターエギタコ、上位機種にはメタリアエギタコ、最上位機種には極鋭エギタコがあります。

それぞれの特徴は以下の通り。

  • エギタコX:180㎝2タイプ、1万円台前半で買えるエギタコ専用竿、グラスソリッドティップ
  • アナリスターエギタコ:185㎝、175㎝の2タイプ、グラスソリッドティップ、X45、エアセンサーシート
  • メタリアエギタコ:178㎝、170㎝の2タイプ、メタルトップ、X45、AGS(カーボンガイド)、エアセンサーシート
  • 極鋭エギタコ:176㎝1タイプ、スーパーメタルトップ、X45、AGS、エアーセンサーシート

「キャストや小突きをしやすく、蛸を触りをとらえて、しっかりかけて釣りあげる」というエギタコに必要なスペックからみれば、エギタコXで十分です。

アナリスターエギタコは手ごろな価格帯に加え、X45によりバットパワーが強化され・キャスト等のねじれにも強く、大型ヒット時の安心感でも人気です。

メタリアエギタコは、極鋭エギタコ販売前は最上位機種だったモデル。

より竿の操作性を高め、蛸の触りや底質の変化をより感じたい場合は、メタリアや極鋭が人気です。

尚、アナリスター以上のエギタコ竿はより軽量で、極鋭エギタコにいたっては96gしかありません。

エギタコにおけるほとんどの釣況では、鋭敏な感度や操作性が釣果に著しくかかわるかというと、それほど顕著な差は出ません。

8割の釣り人は必要条件をすべて満たしたエギタコXで満足できるはずです。

エギタコXのスペック

出典:ダイワ

エギタコXにはHとMの2つの固さがあります。

一般的な平場・浅場の根周りでのエギタコにはM-180が適しています。

一方、深場や大型狙いの場合、より重いオモリ号数に対応し、強度もより高い、H-180が適しています。

特にこだわりがなければ、M-180を選びましょう。

主要メーカーのタコ竿のなかでも比較的丈夫に設計されているため大蛸でも強度は十分です。

エギタコXの実機インプレ

ここからは実際のエギタコXをチェックしながら、特長をとらえていきましょう。

左:H-180、右:M-180で

H-180とM-180ではグリップ形状が異なります。

H-180はエンド側のEVA部がやや長めです。よりしっかり脇でロッドをキープできるようにという意味合いですね。

グリップとリールシートはXシリーズ共通のものです。

長さも十分あるので、脇にかかえて小突く際も安定します。

グリップ上のネーム部分は青。

新型のXシリーズみなそうですが、値段より高級感があり、デザイン面でも競合優位性があります。

バット側のガイドまでのブランクス外側にブレーディングXが施され、剛性を高めています。

ガイドは富士工業の傾斜型ガイドでTOPガイドを除き、7番目のガイドまで傾斜しています。

糸がらみトラブルはより軽減できます。

穂先はブランク全体で統一された黒地に赤のスレッド。

白やその他のカラーより見づらいですが、全体的に統一感がでてスタイリッシュです。

フネXT150P-OPと合わせてみました。

リールの赤地アルマイト加工と竿の青ラメに一体感があるわけではないですが、特に違和感はありません。

基本の3フィンガーパーミングもしやすいです。

次に竿の調子を見ていきましょう。

上から、極先調子のフネタツ船タコ攻め、エギタコXのH-180、M-180です。

エギタコXはフネタツ船タコ攻めほどではないですが、かなり固めに設計されています。

特にH-180は、60号・80号のオモリを使いドテラで流す常盤沖の渡りだこを狙う際に人気。

また、全体的にカーボン含有率が低いため、手にもつと粘りや丈夫さを感じます。

東京湾や明石などの平場では、オモリとエギの安定性からM-180で十分です。

シマノ・タコエギBBとの比較について

エギタコXの競合アイテムにシマノ・タコエギBBがあります。

スペック上の違いは以下の通り。

  • 長さの違い:エギタコXは180㎝、タコエギBBは175㎝
  • カーボン含有率の違い:ややタコエギBBがカーボン含有率が高い約7%(M-180との比較)
  • 重さ:エギタコX-M180はタコエギBBに対して12g軽量

▼さらに細かいエギタコXとタコエギBBの比較記事。読めば違いに納得!

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まとめ

今回はダイワの船エギタコ竿「エギタコX」を紹介しました。

他メーカーと比べると、カーボン含有率が低く、手感度・目感度よりは頑丈さに割り振っている竿です。

特にHモデルは深場での釣りで人気。

Mクラスはオールマイティで、船エギタコジャンルにおいては必要十分なスペックをもっています。

「釣趣や釣果の観点でより高みを目指したい」という場合でなければ、シーンに応じたエギタコXを1本もっておけば船エギタコはバッチリ。

堤防からのエギタコ釣りでも、もちろん問題ありません。

関連アイテム

▼エギタコXにフネXT150P-OPがぴったり

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