【東京湾ライトアジ】激渋な時は針とハリスで釣果に差が出る!

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ライトアジ仕掛け
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~この記事は約 6 分で読めます~

どうも平田です。

東京湾のライトアジといえば、周年浅場でアジが狙える初心者にもうってつけの釣り物ですね。

毎年、年20回はライトアジ船に釣行するのですが、本当に釣れないときはそのうち1、2回程度。

このごくたまにある「アジが釣れないとき」に意外と軽視されがちなのが針(ハリス)です。

今回は「ライトアジなのに釣れないとき」におすすめの仕掛けを紹介します!

目次

ライトアジでアジが釣れない(釣りづらい)理由

釣りあげたアジ

まず、ライトアジでアジが釣りづらい理由は5つ挙げます。

釣り人側のスキルをぬいたときの話です。

船長のスキル・ポイント選定

これはもう仕方がないことです。

水温変化

アジはほかの魚同様、水温変化に敏感で水温が急に変動すると餌を食べなくなることもあります。

たとえば真冬はそもそもアジの動きが遅く、アタリもシビアなのですが、そこからいきなり水温が下がるとします。

そうなると、そもそも餌を食べる気がないのではと思うときも。

澄潮

沖目の潮が入っているときや、秋から春シーズンまでは潮が澄みやすく、濁り潮よりは仕掛けが見切られやすくなります。

満腹

ポイントによって既にほかの船が餌を撒いて、満腹になっている状態ということもあります。

そのまま新たにイワシミンチを撒いていると、周辺から別の群れが合流ということもあるのですが、既存の群れだけだと食いが伸びません。

反応が薄い

アジの群れが大きく固まらず、小規模な群れだったり、コマセでとめられず移動が速いときがあります。

潮が速い

潮が速い時のライトビシはいわゆる「飛ぶ」「かっ飛ぶ」という現象が起き、タナがとりづらくなります。

撒いたコマセもすぐに潮に流れるので、アジも釣りづらくなります。

コマセが薄い・切れる

乗客が少ない場合や、釣りなれていない人が大半の場合、コマセが撒かれていない時間帯が長くなってしまい、船下からアジがぬけてしまいます。

比較的高水温期や潮が速い場合などで魚の動きがよいときは顕著です。

ライトアジの針(ハリス)と釣果との関連について

ライトアジ釣り風景

次に餌を除いて魚に一番近い針(ハリス)部分と釣果の関連性について体感値から解説します。

金針と銀針とケイムラ針

針色は釣果にほぼ関連しないという印象です。

濁潮なら金、曇りならケイムラなどと言われますが、一番単価の安い銀針仕掛けで十分釣れます。

あとは気分の問題とおもっても過言ではないです。

個人的にもこれまで金、ケイムラとつかってきましたが、今は一番安い銀針仕掛けに落ち着いています。

夜光玉やビーズ類の色や有無

夜光玉の色云々についてもあまり釣果とは関係ありません。

夜間の釣り、光量がきわめて低い日中についてはなんらか効果がでることもあるかもしれません。

やや潮と同調させやすくするのには効果的です。

ハリス長

ライトアジではハリス1.7~2.0m程度がよく使われます。

よっぽど低活性でない限り、ビシによりアジが散るということはなさそうです。

(ガチャガチャ動かし続けなければ)

餌との同調や手返しを考えると、ライトアジであまり長すぎるハリスを使うメリットはありません。

一方、アミエビ等をコマセにして3m~の仕掛けをつかうとエリアにより大アジが釣れることが増えることもあります。

アジも成長すると警戒心が高くなるのか、警戒心が高い個体が生き残って大アジの群れをつくるのかは不明です。

まとめると、ハリス長は1.7~2.0mぐらいであればそれほどこだわらなくてもよいと思います。

夏場の高活性時は1m~1.8mの短めのハリスをつかうことで手返しが速くなり、オマツリも軽減します。

たとえば満船で船も大きくない場合は、スナップ側のハリスをつめてしまいましょう。

オマツリトラブルが激減します。

ハリス号数

ハリス号数はライトアジで重要なポイントです。

年間20回釣行すれば、18、9回はハリス2号で十分釣れます。

ハリス2号のほうがハリがあるためトラブルも少なく、たまに釣れる大アジ・大サバ・ヒラメなども釣りやすいので安心です。

が、魚探上アジの魚群があっても、まったく餌を食べないコンディションもたしかにあります。

そんなときはハリス号数を1.7、1.5、1.2、1.0号と落とすことでアタリを出しやすくなります。

潮との同調か、ハリス自体の視覚的違和感がすくなくなるのかは不明ですが、確かにアタリが出やすくなるのです。

昨今ではライトアジ仕掛けもフィネス化がさらに進み、市販仕掛けでもハリス1.5号以下の仕掛けがあります。

ためしたことがない人も、お守り的に用意しておくとよいでしょう。

  • 1.5号:大アジ、大サバを抜き上げると切れることが増える。飲まれなければ55㎝程度のヒラメは釣りあげられる
  • 1.0号:~20㎝級向け。大アジ、大サバは強引なやりとりで切れることがかなり増える。

※横須賀以南の大アジは2号以上で狙いましょう!最初に竿を出すときも2号で反応をみてから展開していったほうが効果的です。

1.5号以下はクッションゴム推奨です。ヒラメ、大サバ、大アジなどが食うことを考えると、ドラグ性能がよいリールがよいでしょう。

▼東京湾のライトアジではハリス1.5号ユーザーが多め41.4%

ハリス素材

基本的にフロロカーボンハリスが使用されていますが、食い渋りタイミングではよりナチュラルに落とし込めるナイロンハリスがおすすめです。

伸びるためクッションゴムのような効果もあります。

ただし、糸にハリがないためいったん結び目になりかけると復旧が困難になります。

針の号数

針の号数もライトアジで重要です。

ムツ針10号が市販仕掛けの基本ですが、9号に落としたり、さらに小型の針で自作することでアタリを作れることが増えます。

ライトアジでさらにライトな仕掛けにしたいときは

アジのアタリを出せないとき、モタレを敏感に感じ取れる竿や、コマセをきちんとふりぬく釣り方はもちろん大切ですね。

そのうえで、ハリスと針の号数を下げるだけでアタリがぽつぽつ増えることを筆者は体感しています。

よく使われるハヤブサの船宿特製アジビシ仕掛けですが、2号から1.5号に変えるだけだいぶ変わります。

3本針仕様もあるので、湾奥ライトアジからノーマルタックルビシアジまで幅広く使われています。

ハヤブサの海戦アジは前述の同社ビシアジとほぼ同じ仕様なのですが、ハリス全長が短めの1.8mです。

市販の1.5号ハリス2本針仕様では最安なのでつかっている人も多いと思います。

筆者も1.5号ハリスでやるときはよくつかってます。

ハリス1号の市販仕掛けは「がまかつ 東京湾金アジ」と「ヤマシタ ライトアジ仕掛」が販売されています。

がまかつのみ3本針仕様でもハリス1号モデルがあります。そしてナイロンハリスです。

とにかくシビアなときにタナをあわせて釣果をあげるのにおすすめです。

他に両社はハリス長の差もあるのですが、わずかな差なのであまり気にしなくてもよいと思います。

ヤマシタはフロロカーボンハリスなので1号でもハリがあり、結び目が固まりづらいのた特徴です。

  • 「がまかつ 東京湾金アジ」:2本針、3本針ともに1.8m
  • 「ヤマシタ ライトアジ仕掛」:2本針は1.7m、3本針は1.8m

時間がある人は自作もよいですが、工数を考えると、買ってしまった方が安上がりかもしれません。

※他にもハリの種類自体を変えるのも一つです。

まとめ

黄アジ

今回はライトアジで針(ハリス)に注目しようという話をしました。

アジは9割のケースで、特にこだわらなくても一定量(満足できる数)釣ることができる釣り物です。

いざ、釣れないと、「もしかしてモタレがとれてないのかも」などと、ハイスペック竿に目がいきがち。

でも、問題はより魚に近い針やハリスなのかもしれません。

ハリスや針を変えるのであれば、低コストで対応可能です。

ぜひ試してみてください。

関連アイテム

▼ハリス1.2号以下の自作はハイスペックハリスをつかうことでさらに安心して使用できます。ムツの銀針は10号ならハヤブサの「プロバリュームツ白」が50本入りで安価。

▼厳冬期や低活性時は餌を小さくついばむようなアタリしかでない場合もあります。そんな時はストレート天秤を使用し、針もムツ針ではなく、より掛けやすいタイプを選びましょう。(高活性時は針が飲まれやすくなります)

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