釣り業界で噂のリストランテORETSURI4の様子です!(シロギス・マゴチ料理編)

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リストランテORETSURI4 逗子キッチン
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~この記事は約 8 分で読めます~

こちらの記事は、リストランテORETSURI4(釣行編)の続きです。

金沢八景米元丸さんから出船した午前中のシロギス船で、22人で釣り上げた釣果がこちら。

大漁。

23cmぐらいの大型キスも、たくさん混ざりました。

見事、貴殿賞(ORETSURIでは釣りの『外道』を『貴殿』『貴殿たち』と呼びます)を獲得した扇谷さんのホウボウも。

リストランテORETSURI4の後編(午後の部では)JR逗子駅前の逗子キッチンさんをお借りして、ほぼ初対面同士のみんなで魚介系料理を作って食べます。

さあ、いってみましょう。

目次

リッツ事業部(おっさん三連星)の活躍

リストランテORETSURIでは、なにごとも自由意志で進んでいくので、暴れたり人に絡まないかぎり、沖上がりのお酒を楽しむのも自由です。

船宿での下処理工程(鱗と内臓と頭を落とす)で、何かの売人じみていた芦野プロダクション氏も、一旦、お酒を飲めば

・・・

・・・

・・・

この通り、ほがらかです。

見事な、おっさん三連星ですね。人柄の良さがにじみ出ています。ほくほく。

三連星の方々には、リッツにハーブチーズを挟み込む業務を委託してみます。

おっさんたちが、たのしそうに、リッツのオードブルを仕込む風景がこちらです。

よくみたらおっさんが4名に増えていましたね。

おっさん4。

おっさんを4倍にしてもおっさんにしかならないのですが、とても和む光景です。

リッツのブルサンもどきサンドが、器用にできあがりましたね。

おっさんは意外と器用なのです。

そこのアナタ、

奥にみえているリッツとおなじぐらいの俺釣ステッカーのグレードアップバージョン(サイズと厚さと素材が)はORETSURI釣具店で買えます。

四の五の言わず、速攻で一人5枚ぐらい買って、身の回りの釣り人のノートPCやらクーラーボックスやらにペタペタはって、ほくほくORETSURIファンを増やしましょう。

釣りメディアORETSURIの今後は、あなたが頼りです。お願いします(切実w)

子供ちゃんと遊ぶ事業部

毎回、子供ちゃんの参加もいるため、このようにオッサンやお姉さんあたりが遊んでくれます。こちらはアルミニウム球をつくって盛り上がっている模様。

シロギス三枚おろし事業部

釣り上げたキスは、基本的に三枚におろしてから各種の料理に展開していきます。

リストランテORETSURI4における基幹事業である、三枚おろし。

この事業に参加される方には、事前に、松葉おろし×2回で1尾30秒以内で下ろしてみましょうとアナウンスしていたので、予習してきた人も多いようです(参考記事:シロギスの高速三枚おろしの方法

最近、ORETSURIに『オッサンの釣りはじめてシリーズ』を寄稿くださっているウェブ解析のプロ・木田さんや、いつも赤いTシャツを着てくる下衆大将氏が中心になって、どんどんシロギスの三枚おろしができあがっていきます。

スパスパ。お見事。

骨の上を滑らせるように、スパスパ。

スパスパ、スパスパ、スパスパ。

主催者が、スマフォ片手にニヤニヤしていても勝手に物事がすすみます。ありがたい。

大まかな方向性だけきめて、あとは各人がチームごとに相談の上、リードしながら進んでいく料理。

すべて道筋がきまっている料理教室より面白いんじゃないでしょうかね。

調理技術の差は人それぞれながら、和気あいあい。

学べることも多いようです。

三枚おろしになれていない参加者も、素材の量が量なので、いつのまにか手慣れてきます。

すごい仕組みだこれは!

すごいぞ、リストランテORETSURI!

さばきたいと、途中から思う人も出てくるので、道具を貸与したり。

こちらは、オピネル暗黒ナイフの記事でおなじみのアイテム。

わたしの魂がこめられておりますので、切れ味抜群です!

スパ。攻撃力285(暗黒属性)

「このナイフめっちゃ切れますね」

とのこと。

まるで、息子を褒められた親のように、おほほほほ、と。

あれよあれよ。

こちらが三枚おろしの副産物、中骨丼です。これは素揚げにするほか、リストランテORETSURI名物、『最強ブイヤベース』の出汁に活用されます。

こちらは、シロギスの皮をすくのが難しいから見本を見せてくれと乞われ、余裕綽々で見本を見せようとしたら、2回ほど失敗して誤魔化しているわたしです。

▶CMのあとに、それぞれの釣魚料理が登場!

シロギスの炙り

シロギスの一部は皮をすかないで炙ることに。

バーナーで炙ります。

炙ったあとは、身があたたまり加熱が進むので、氷水で締めて水分を切るか、冷凍庫にいれるとよいです。

万能ねぎをアシスト。

おろしポン酢で、さっぱり旨い!

シロギスの昆布締め

こちらは、昆布締めをつくったことがないという白石さん主導で進んでいたシロギスの昆布締め。

キスは身が薄いということもあり、30分~1時間昆布締めにするだけで、だいぶ旨みがつきますよ。

シロギスのカルパッチョ

シロギスの切り身を盛り付け、

カルパッチョに。

美しい。インスタ映えとはこのことでしょうな。

味付けや飾り付けなどは、鈴川さんが担当していました。

美的センスを感じますね。

カルパッチョの味付け自体は意外と簡単でして、以下の通りです。

  1. 冷やした皿に、生ニンニクの断面をすりつけ、香りを移す
  2. 魚の切り身を並べる(白身がよく合います)
  3. オリーブオイル+クレイジーソルト+白コショウ+酢orレモン汁を混ぜたものをかける
  4. ハーブ類を飾る(イタリアンパセリ・ディル・タイム・バジルなどなど)

すぐに食べない場合は、ラップをして冷蔵庫にいれておけばいつでも、さっと出せます。お試しを。

熟マゴチの刺し身

釣りの部で釣れないかもと、念のため釣行しておき確保していたマゴチ。

こちらは刺身にしてもらいました。

完熟。

マゴチは釣ったばかりはカサゴなどと同じで、歯ごたえが楽しめるのですが、旨みを楽しむためには冷蔵庫で熟成させたほうがよいです。

醤油につけてもよいですが、オススメはポン酢+もみじおろしです。

ぜひためしてみてください。

シロギスの痛風パスタ

シロギスは産卵シーズンということもあり、たくさんの卵を持っていました。

この通り。

捨てるのももったいないので、ありがたくいただくことに。

まず、オリーブオイルを低温に熱して、そこに、赤唐辛子、みじん切りの玉ねぎ・にんにく・ドライトマトをいれて、ソテーします。

その後、ナンプラーとアンチョビと白ワイン+白胡椒+クレイジーソルトで味を調えつつ、

ゆで上げたペンネを投入して、ソースとなじませます。

タイムと赤唐辛子をわざとらしく飾って出来上がり。

こうしたイベントごとなどでは、パスタがすぐにのびるので、ペンネを使うのがオススメです。

▶長すぎるので次のページへ。今回も最強ブイヤベースが登場するぞ!

最強ブイヤベースの作り方

リストランテORETSURIといえば、最強ブイヤベースがよく出てきます。

最強ブイヤベースとは何なのかというと、魚介のアラをこれでもかと炊きだした濃厚スープで構成されるブイヤベースです。

原価を度外視しているため、最早本場より旨いんじゃないかという。

こちらは2時間弱炊きだされた、マゴチとホウボウとシロギスのアラ。

見た目は豚骨スープのようですね。

炊きだす時は、一度霜降りといって、熱湯をアラにくぐらせて、湯をすてた後、水でアラを洗い、

  • 白ワイン
  • ニンニク
  • 胡椒
  • ナンプラー

あたりを入れて強火で蓋をせず炊き出すと、くさみが抜けます。

扇谷さんが見事釣り上げたホウボウのアラも有難くいただくことに。

これをザルで濾します。

たいした技術ではないのですが、どや顔で魚介スープをこしていると、料理人っぽくみえるので不思議ですね。

この濾した汁に、

某三浦半島産でとってきたイシガニとモクズガニの殻をわって投入します。イシガニの殻は極めて堅いため、これを割るときは包丁の背を使うと刃をいためずにできますのでおぼえておくとよいでしょう。

その他、具材として、

玉ねぎ等の野菜を投入。

みじん切りは料理人の性格がでるジャンルでして、細かくて繊細なみじん切りでした。

すばらしい。ワンダフル。

あとは、アサリとトマト缶を入れて炊き上げます。

このあたりからは、ハーブ類(ディル・タイムなど)を投入しながら風味が抜けないように中火以下でやるとよいでしょう。

見た目で旨さがわかる色艶。

最強ブイヤベースには、ORETSURI流アイオリソースをトッピングすると極めて美味です。

材料は、

  • マヨネーズ
  • レモン汁
  • コリアンダーパウダー
  • タイム&フェンネルを刻んだもの
  • ガーリックペースト

これらをぐるぐるまぜて、最強ブイヤベースにトッピングして食べてみましょう。

田舎のおばあちゃんも、びっくらこく味です。

これホント。

ブイヤベースにはバケットがよく似合いますね。

大量に作成したブイヤベースが、

あ。

っという間になくなります。

釣った魚をほぼ丸ごと味わうためには、アラ汁やブイヤベースなどがちょうどいいかもですね。

みなさんもみなさんなりの、俺たちの最強ブイヤベースをつくってみてください。

天ぷら事業部

シロギスといえば、天ぷら。

天ぷらといえば、天ぷら事業部です。

こちら天ぷら事業部の、戸部さんと藤田さん。

藤田さんは前回も揚げ物にチャレンジしていたので、手慣れたものでどんどん天ぷらが出来上がっていきます。

大量の博多ナス。

家庭でこれだけ揚げるのは困難ですが、逗子キッチンさんにはフライヤーがあるため、余裕で揚げられます。

ナスは、できるだけ大きい状態で揚げると、じゅんわりしてうまいんです。

定番のたまねぎの天ぷら。

甘い。

こちらはマゴチ釣行の際に釣りあげたシリヤケイカの胴部分を冷凍しておいたもの。

これは旨い。

サクっとした衣の中に、甘みがあるやわらかい仕上がり。

身自体の甘みや旨みはアオリイカやコウイカにはすこしだけ劣りますが、これはこれで絶品。

シリヤケイカというと、見た目から気持ち悪がってしまったり、アオリイカ等と比較して低い評価をされがちですが、加熱するとおしいので、みなさんも食べてみるとよいと思います。ほんと(参考:シリヤケイカはマズイのか?暗黒炒めと天ぷらををつくって食べてみた

こちらは、相模湾で釣ったマルアジ。

スパイシー気味の唐揚げ粉をまぶしたまま平田家の冷凍庫に封印されていたものです。

ビールによく合う味として好評でした。

マルアジは揚げ物がやはり最強かなと。

マゴチの皮と胃袋の柚子酢味噌和え

こちらは木田さんに味付けをお願いしたマゴチの皮と胃袋を柚子皮と酢味噌で和えたもの。

酢味噌は、砂糖、米酢、味噌、乾燥ゆず皮(自家製ですが、色のよいフリーズドライのものが季節外でも市販されています)を混ぜたもので、あとは和えるだけです。

ゼラチン感がたまらない一品。

逗子アカモクと大和芋のポン酢スペシャル

こちらは逗子産のアカモクと大和芋にポン酢をかけただけのもの。

シンプルヘルシー。

アカモクはなんにでも合う万能海藻です。

アカモクの収穫シーズンは、1月から3月ぐらいまでなのですが、シーズン外でも、乾燥アカモクを買っておくと、さっと水でもどして、いろいろな料理に使えます。

よくわからない話題で盛り上がっている人たち。

ドバドバ使える安酒代表『筑後盛』が圧倒的な存在感ですね。

最強ブイヤベースの強火アラ炊きフェーズでも、惜しげもなく投入しておりました。ドバドバ。

みんなで片づける

最後に、みんなで、後片付け。

朝から夜まで、途中休憩タイムがあったものの、みなさんおつかれさまでした。

リストランテORETSURI5はまた開催しようと思いますので、振るってエントリーください。

いつも、参加しようか思いあぐねている方も、みんなだいたい初対面なので、エイヤーとエントリーしておけば、釣り好きな友達ができるはずです。

最後に(スポンサー募集!)

リストランテORETSURIは、今後も3か月に1回ぐらいは開催していきたいと考えています。

釣り関連業界・調理器具メーカー・水産業界などの皆様におきましては、よかったらスポンサーになっていただければ幸いです。

協賛内容は相談の上決めていければと思います。

お問い合わせはこちら。

ではでは。

<イベントスポンサー>
株式会社ブランデザイン

<協力>
米元釣り船店
逗子キッチン

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