【鉄壁】棘や歯のある釣魚の下処理を安全に!「エステー モデルローブ ニトリルモデル®ロング」が凄すぎ

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釣った魚の下処理。

これはキャッチ&イートで自己完結型の釣り人に課せられた永遠の作業。

下処理をするときに簡単で安全な魚もいれば、手間がかかり、危険な魚もいますね。

  • ぬめりが矢鱈にすごい魚
  • ヒレの棘や歯が鋭い

特に後者は手指の怪我につながるため、高速での下処理を困難にしてしまうわけです。

そんなん軍手を使えばいいじゃないか。

そういった意見もある。

だけど、軍手は繊維なんで、いろいろ吸いこんでしまう。腹を割いたりする前の工程での使用は問題ないと思うけど、家庭で衛生面を重視してやるのには不適。

そこで前回紹介したのが漁業用手袋「黒潮」です。

黒潮グローブ

この手袋、ORETSURI経由のAmazonでめちゃくちゃ多くの方が購入していたので、メーカーもビビったんじゃないかなと思います。

なんこれ、増産待ったなしだと。

そんな昨今、暇だったこともあり、さらに耐刺突性面で優れた手袋をみつけてしまったんですね。

その名も「エステー モデルローブ ニトリルモデルロング

漁業用手袋「黒潮」と比較しつつ、マゴチとウツボの下処理でつかってみたので使用感を紹介します。

「黒潮」とはいえ、穴が開く

実は、丈夫な「黒潮」手袋もいつのまにか穴が開いてしまい・・・。

目次

「エステー モデルローブ ニトリルモデル® ロング」の基本情報

はい、こちらがエステーから販売されている「モデルローブ ニトリルモデル® ロング」です。

そう、名前が覚えにくいですね。

パッケージをみるとサザエをがっつり握っているシーンもあり、漁業・水産用としても活用されることを想定されているという。

実際、船宿でもこの青いのを干してあるのみたことあるなと。

で、裏面をみてみよう。

特徴がめっちゃわかりやすい。

ニトリルゴムは、耐熱性、耐油性、耐摩耗性、耐突き刺し性、引っ張り強さなどで、天然ゴムより強いということ。

そういえば、黒潮手袋は天然ゴムだったなと。

ということは、耐アセトン(有機溶剤)・耐エタノール以外のほぼ全部の面で、勝っていると。

え、すごい。

手袋業界の「呂布」みたいなもんじゃないですか。

少なくとも水産業界においては無敵なんじゃないでしょうか。カタログスペック的には。

40を手前にしてはじめて知りましたよ。

あとは注意点として、電気作業に使用するなという点は注意したいですね。使用しないけど。

はい、こちらがニトリルモデルロングの全体象です。

スソが長いですね。

これね、ノーマルモデルとロングモデルがあるんです。

下処理で水をつかうことを考えると、ここはロング一択かなと。

はめてました。

表面はつるつるしているんだけど、滑り止め加工はされています。

内側は編み込まれた布地。メリヤスってことで。

冬場の外作業で水しか使えない場合もふまえて作られているんでしょう。たぶん。

トワロン「クロシオ」と「ニトリルモデルロング」を並べてみました。

スソのみじかさは黒潮の弱いところだったんですが、そこは「ニトリルモデルロング」の安心感が目立ちます。

こちらはめた後に、手指を動かした状態。

あー、装着したあとの柔軟性はトワロン「クロシオ」のほうが上ですね。「ニトリルモデルロング」はごわっとしている。

対して、トワロン「クロシオ」は関節部分が柔軟に曲がります。

「モデルローブ ニトリルモデル®」で根魚・マゴチ・ウツボの下処理をしてみた

実際に「モデルローブ ニトリルモデル® ロング」で魚の下処理をしてみました。

書かれているスペックが本当なのかと。

この世界はまるで嘘にまみれているようなもんですからね。

「初心者におすすめの船竿12選」とかいったって、おまそれ、内容みたら初心者が買ったら困るでしょうが。

子供が、まだ食ってる途中でしょうが!

みたいなもんです。

早く先へ進めてください。わかりました。ハイ。

はい、メバルとオニカサゴの下処理を完了しました。圧倒的に神速。

もうなんの躊躇もなく、ガシガシ下処理できます。

オニカサゴは釣りあげてすぐにハサミで棘をカットしていたものの、ごつごつしているので素手では触りたくない魚。

メバルについては毒がないと言われているんですが、雑菌などの影響か、だいたい棘が刺さるとズキンズキン痛い魚。

このように、平田家名物「根魚湯豆腐」も、家族から不平不満が出る前に、あっという間に仕上がります。

つづいてマゴチにいってみよう。

よく言われるんですが、マゴチのエラブタって、グフみたいな棘があるんですよね。

それと、背びれの長い棘が危険。

こちらがエラブタの棘。

これを・・・「ニトリルモデルロング」に強く押し当ててみる。

するとどうだ。

え?

あー無傷ですが、何かあります

というわけなんです。それぐらい防御力が高い。

続いて、この鋭い背びれ。

釣りたての興奮したマゴチはこの背びれをオッ立てていますね。

これも「ニトリルモデルロング」なら全く刺さりません。

釣りあげたあとに神経締めするときに軍手をする人もいると思うんですが、マゴチの3か所の棘って、軍手を貫通するんですよね。

そういった場面でも効果的だよ、ってことです。

こうしてチョキチョキ。

マゴチ2本もサクッと下処理が完了して、「ニトリルモデルロング」は無傷。

この手袋、相当刺突に強いなー。

おっと誰か来たな。

「グルングルン。おいちょっとまて。俺様を倒してからここを通ってもらおうか」

え、だれおま。

・・・

・・・

・・・

ウツボは釣ったその日に下処理しよう。それが吉

ちょ、

ヒドラ。

って、あーウツボかー。

たしかに、実験素材としてはよいっすね。

よし、対刺突性調査をやっていきましょう。

ってことで、そろそろ本題に入ろうか。

まずご覧ください、このカミソリのようなウツボの歯を。

タチウオと比べると同クラスのウツボなら、歯はやや短いながらも、その本数が完全にヤバイ。

ニュルンベルクの鉄の処女感がある。

・・・

でも、奥さんご安心ください。

モデルローブ ニトリルモデルなら、この通り、ウツボの歯も安心なんです。

眼が白いのは酢でヌメリ処理をしたから

なんならバス持ちだってできちゃいますYO!

(注意:完全に死んでいるウツボに限る)

ほらね。

キレテナーイ!

ウツボは台湾風から揚げにしました。ひかえ目にいって超絶美味。とりからより旨い。

>>>ORETSURI流、台湾風から揚げの作り方はこちら(ペースト仕込み漬け込み&粉まぶし仕込み)

まとめ

ってことで、「モデルローブ ニトリルモデル」が対刺突性に優れているという話でした。

東和コーポレーションの 《水産・漁業用手袋》 黒潮 と比較すると以下の通り。

  • 対刺突性:「モデルローブ ニトリルモデル」が圧倒的に有利
  • 柔軟性:「黒潮」の勝利
  • スソの長さ:「モデルローブ ニトリルモデル」が有利
  • 滑りにくさ:「黒潮」の勝利
  • 価格:「黒潮」が130円ほど割安(Amazon)

滑りにくさについて。

「モデルローブ ニトリルモデル」は洗剤をつかって食器洗いまでやると、けっこうつるつる滑ってお皿を割っちゃうレベルです。大事な皿を洗うときにつかってはダメです。え?食洗器つかってるって?しずかにしろ。

「黒潮」も洗剤をつかえば滑ると言えば滑るんですが、「モデルローブ ニトリルモデル」よりは滑りにくい感があります。

あと、名前。

「黒潮」っていうのは水産界隈からするとすごいわかりやすいんですが、「モデルローブ ニトリルモデル」とかぜんぜん頑丈さが伝わってこないんですよね。

なんでこの名前つけたか。

センスがない。

もう、この際、「金剛大潮グローブ」とかにしちゃいましょう。

ってのは冗談ですが、ちゃんと名前をつければ、3倍売れると思います。

ではでは。

平田(@tsuyoshi_hirata

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