皆さんこんにちは、大井です。
2020年、とんでもないことになっていますね。せっかく今シーズンからコマセマダイやおかっぱりの大物釣りを始めたりしたのに、こんな状況ですので釣りにいけなくて泣きそうです。もう泣いた。
しかし状況はかなり逼迫しております。今は耐えるしかないかなと思ってます。しかし、ただ耐えろ耐えろいってるだけでなにをすればいいのか、思い浮かばない方も多いんじゃないでしょうか。
そんな皆様に、家で釣り気分を忘れない暇のつぶし方を紹介いたします。意外と普段やれてないことや、後回しにしていたこと出てきました。
レッツいつでも釣り気分。
埋もれた釣り竿やリールの整理やってみましょ
私はロッドスタンドを所有してないので、基本的にロッドケース保管です。
そうすると、どうしてもぐちゃっとしてしまいますよね。いろんな釣りをするので長さもまちまち。そういった竿の整理や、かつて使っていたけど、今は埋もれてしまった竿の発掘をしてみました。
実際いろんな竿が出てくるんです。
ここ1年くらい行ってないフライ用のロッドやへち竿、ガイドが錆び付いてしまって使わなくなったシーバスロッド等々。もったいねぇなぁ……。
リールもこの通り。
船リールや使っている投げ用リールはいいのですが、フライやへち用に使っていた太鼓リール、奥に見えるピンクのナイロンが巻いてあるリールなど、そういえば使ってないものが多々ありました。いざ次使うとなったときにはもうヨレヨレで大事件になってしまうところでした。
今は、こういった普段使ってないものを探し、コンディションをチェックしたりすることをしています。
こうすれば、またほかの釣りをやりたくなって釣り具を買うときに「確か持ってたよなぁ……」と思い出しやすいですよね。手持ちのタックルセットについてのメモを取っておくとよいでしょうね。
釣り竿の修理やっちゃいましょ
竿を整理していくうちに発掘した錆び錆びロッド君、やはりもったいないですね。
正直、見たときは「こんな竿持ってたっけ?」っておもいましたが、手にしてみるとあら不思議。いろいろ思い出しました。
実はこの竿、釣行3回目くらいの時にガイドが錆びにより壊れちゃったんです。完全に自分のせいですね。確か6,7年くらい前の竿ですが、このまま捨てるのはもったいないと取っておいたんですよ。んで、そのまま忘れて、今に至ると。
時間もあるし、そんじゃ今修理しますか、となるわけですね。
最初から全部ガイドが取れた状態で保管されたのでなく、錆び錆びガイドがついたままでした。ライターであぶってぽろぽろ。結構簡単に取れます。
うーん……ちょっと腐食も酷いんで、これは救えんな。
とはいえ、新しいガイドは釣具屋やネットショッピングで簡単に手に入ります。
そしてこれは確か一昨年投げ太刀魚をやろうとしたときにトップガイドを紛失した投げ竿です。これもガイド交換すれば前線復帰ですね。
私はこれだけでしたが、皆さん釣り竿やリールの具合はどうでしょうか?
もちろん、新しいタックルを買うのもありですが、修理すればまだまだ使えるもの、あるかもですよ。
仕掛けやルアーの整理をやっちゃう
さっきから整理しかしてないじゃんかと思われるかもしれませんが、ちょっと普段ないがしろにしてただけですよ。フハハ。いやまぁ普段割としっかり整理しないからこそですよ。それにここでも意外な発見がありましたよ。
それがこちら。確かちょっと前にリサイクルショップで購入したものなのですが、船釣りでよく使っているHayabusaさんの製品。
淡水の仕掛けもあったんですね。それにしても、めっちゃ古い仕掛けですね。今度使います。
あと、かなり前に使っていたメタルジグがいろいろ入っていました。針よ、どうしてそうなった。
こういったジグやオモリ等も、洗ったり、コーティングがとれた部分に塗装しなおしたりすればまた使えそうですね。
フックの交換やっちゃおう
ルアー船に乗らない限り、あまり重いメタルジグって使わないですよね。
これは以前、「リストランテORETSURI」に参加した際にセットしたタチウオ用のフックセットです。
あれ以来、ルアータチウオはおろか、タチウオ釣りにすら行けずにいます。一回、ルアータチウオ行こうと思ってそのままにしていましたが、なかなかルアーが使える釣り船が見つからず、時が流れ、今に至ると。
色々忘れすぎなんじゃあないのかぁ????
そういうことありますよね。あります。あるんですよ。
おかげでフックも錆びちゃってますよ。この際外したままにして、必要に応じて付け替えるようにしようと。
小物のメンテやっちゃおう
ペンチやフィッシュグリップ、ラインカッターが汚れたり、錆びたりしてることってありますよね。そういったのも掃除しています。む、誰だ「また錆びの話か」とか言った奴^^。
まあ聞いてくださいよ。
船の上や砂浜、防波堤でもなんでもそうですが、こういった金属類ってどうしても錆びちゃうじゃないですか。釣りしてる間にも錆びてるんですよ。
そんで、家帰ったときにはもう動きが渋くなってしまったり。そういったのが蓄積して、動かなくなって、新しいのを買うんですね。
「あ~ちゃんとしたメーカーのプライヤーだったのにもう駄目になっちまった。まぁ1年もったからいいか……」なんて思ってませんか??
確かに海をはじめ、水場って過酷かつ金属にとってはアウェイな環境ですよね。
そんなところで使ってるわけですから、なんとなく消耗品感覚になっている人も多いんじゃないかと思いますが、実際は金属製品って、もっと使えるはずなんです。あきらめないで。
さび落としを使ったり、やすりで削ってオイル塗布するだけでもかなり変わりますよ。手を加えて使えるようになるのなら、そうした方が経済的にも環境的にもよいですね。
めっちゃ仕掛けを作っちゃう
来る夏のハイシーズン。
今は釣りにいけない人も、いつか必ず行ける日が戻ってくるはずです。そのときのためにたくさん仕掛けを作っちゃうのも自宅での釣りの楽しみ方の一つです。
私は、夏のコマセイナダや夜の投げマアナゴ、クロアナゴやエイ等の大物仕掛け、秋のコマセマダイ等を作成しています。
ORETSURI平田さんも「釣りとは、常に二手三手先を読んで行うものだ」とか、いっていたとかいないとか。
仕掛けについては、従来の市販品を参考にするのはもちろんなんですが、魚の生態や特徴を自分の頭で考えてオリジナルを作成したりと大忙しです。
完成した仕掛けをみて、思った通りに魚が釣れたときを想像してムフフとニヤけてみたり、なんか違うな……?となってみたり。
妄想は無限大ですからね。
釣りの最大の楽しみはイマジネーションだと思うんですよ。
つらいからって、他の釣り人を攻撃しない
こうやって自宅でいろいろやっていても、どうしても釣りに行きたくなりますよね。私もそうです。
私なんかは、特に誰かに「釣り等のアウトドアだって禁止やで!!」と言われているわけではないんですが、会社から、上司からの通告で「どうしても……」という方もいるみたいですね。
ずっと籠りっぱなしというのも健康面でどうなのかと思います。ですので、濃厚接触をさけて、散歩しながらいつもの道の中で季節の変化を探したり、近所に川や海があるのなら、ぼーっと眺めたりしての気分転換も必要だと思います。
私も花見したかった……
コマセマダイしたかった……
重い仕掛けぶんぶん振っていたかった……
いつか普通の生活に戻って、わいわい釣りに行ける日が戻ることを願っています。
このご時世、自分は釣り行けないのに、SNSでは釣行をUPしている方もいますよね。それも全然かまわないと私は思っています。
中にはそれを良しとしない方もいたりします。
「自分は我慢してるんだ!!」
「状況が分かってないのか!!!」
そう思うのもわかります。
とはいえ、皆が皆同じ状況だとは限らないと思うんです。
例えば、私は車を所有していないので釣りにいくのに電車が必須です。さらに、最寄り駅の電車がかなり多くの人が使う路線なので必然的に人混みにまみれてしまうんですよ。それだとちょっときついですよね。
じゃあ釣りに行ってる人はどうなんだ?と考えると、家から船宿が近かったり、電車を使うにしてもそんなに混まなかったり、車があって一人で釣りにいってたり。
あとは、そもそも人が密集しない渓流や湖沼、河川、サーフなどにいっているなど、状況はそれぞれだと思います。
サラリーマンの場合は所属している会社の指示がかなりの影響をもたらすと思うんですが、会社等で禁止されていない、且つ釣り出来る環境が近くにあるからというのであれば、そりゃ行きますよね。私だっていきますよぅ。
また、各船宿も「最大乗船人数を少なくして、乗船客の間隔を広く」など、いろんな施策をとり始めています。
確かに、「自分はいけないのに……」と思うこともわかりますが、だからといって、SNSで、わざわざ突っかかるのはいかがなものかと思います。イライラしてもいいことないですしね。
ということで、落ち着いたら思い切り釣り出来るように、それぞれが自分の頭で考えて今を乗り切りましょう!
それではこの辺で。さよなら~