「船エギタコ」のPEラインとリーダーの選び方。編数・号数・長さのオススメを解説!

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タコエギで釣ったタコ
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人気の船エギタコで使用するラインは人それぞれ。

太目が好きな人もいれば、細目のほうがいいという人も

今回は船エギタコで使用するラインとリーダーの選び方について解説します。

目次

船エギタコについて

船エギタコは近年人気が高まってきているジャンル。

  • タコエギやタコスッテ、集寄などのコンビネーションを自分なりに楽しめる
  • 竿でタコのノリや重さを感じられ、釣趣が深まる
  • 竿釣りなので小突きやすく疲れづらい
  • 竿釣りなので船べりからタコを離し易い
  • 小型のタコのノリもよい

以上の理由から、従来のテンヤ釣りから主流が変わってきています。

使用する道糸はPEライン一択。ショックリーダーをつけよう

船釣り全般がそうですが、エギタコ釣りでもPEラインを使用します。

高切れに備えて100mは巻いておきましょう。

巻量が少ないほど最大ドラグ力は出やすいのですが、飛距離を伸ばすのであれば、スプールの9割程度巻いておくほうがよいです。

PEラインをスナップサルカンに直結する方もいますが、それでもタコは釣れます。

一方、タコ釣りの場合、根周りを狙うことが多く、根ずれ対策でショックリーダーをつけるのが一般的です。

根がかりを外したり、底にはりつかれたタコを引きはがす際も、結び目から切れることが少なくなります。

またオマツリした際も、PE直結よりリーダー有りのほうが複雑に絡みづらいため復旧速度が上がります。

▼Twitterで聞いた結果、東京湾で船エギタコ釣りをする約70%の方がリーダーをつける派のようです。

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根ずれ対策とコスト重視ならPE4本編、飛距離なら8本編

船エギタコでは、PEラインは4本編を選択する方が主要です。

これは、4本編のほうが線維が太く、エギタコ釣りにつきものの根ずれに強いからと言えます。

また8本編と比較すると安価なのも人気の理由。

一方、根がかりしづらい平場を攻める場合、タコエギの飛距離が重要になります。

この場合は、8本編のラインを使ったほうが有利です。

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船宿指定がなければ船エギタコではPE3号がおすすめ

これまで船エギタコの実釣でPE2号から8号までつかってきましたが、強度・飛距離・潮受けという点で一番バランスがよいと考えるのがPE3号です。

太糸と比較して飛距離も出せますし、大ダコが根にはりついた際、ロッドをまっすぐにしてラインだけで引っ張っても、そう簡単には高切れしません。

バックラッシュした際も、2号よりは比較的解きやすいと言えます。

PE2号の場合、飛距離は伸びるのですが、2キロ以上のタコにはりつかれると、高切れして底から引きはがせないことが増えてきます。

根がかりしても、エギやオモリの回収前にPEから高切れしてしまうこともしばしば。

PE4号の場合は飛距離がやや落ち、潮受けも増えるのですが、さらに強度が上がるためエギやオモリの回収確率が上がります。

▼東京湾でエギタコをやる釣り人はだいたい3号or4号以上のPEラインを選択しているようです

ショックリーダーはフロロ10号がおすすめ

タコはリーダーの太さを見切って乗らないことはない

ショックリーダーの太さをタコが見切るということはありません。

タコのテンヤ釣りでは、根が荒い場所を攻めるときに20~40号程度のリーダーをつけることもあり、それでもタコは十分釣れます。

一方、太すぎるショックリーダーは、PEラインの結び目がガイドに干渉しやすくなります。

結び目が大きくなることはバックラッシュや穂先の破損の原因にもなります。

根ずれ対策とガイド抜けを考えると、船エギタコのショックリーダーはフロロ10号がおすすめです。

根が荒いところでも10号あれば、そうそう切れません。

結果、エギやオモリの回収率もあがります。

リーダーの長さは以下の条件で変わってきます。

  • 根の粗さ(根の高低差)
  • 下手投げの種類(垂らし短めでのキャストか、振り子投げか)

平場では、ショックリーダーの長さを50㎝程度にしたほうが、キャストしやすく、トラブルも軽減します。

一方、捨て石周りでは、根の上下で1m以上の高低差があります。

こういった場所では、一旦穴にオモリが落ちると、PEライン部分も擦れやすくなります。

そのため、ショックリーダーの長さを1m以上にすることもあります。

ショックリーダーを長くすると、結び目がTOPガイド内側にくることもあり、キャストしづらくなってしまいます。

根周りだけならよいですが、平場が混じる場合、長めのショックリーダーを組んだ場合、振り子投げで攻めるとよいでしょう。

乗船する船が広くポイントを探る場合、あらかじめ根周り用と平場用のタックルを2セット持ち込むのも一つです。

まとめ

今回は船エギタコで使用するラインとリーダーの選び方について解説しました。

個人的な見解は以下の通りです。

  • PEラインはコストと根ずれ対策重視なら4本編、飛距離重視なら8本編
  • PEラインは船宿指定がなければ3号がおすすめ
  • リーダーは8号or10号がおすすめ
  • リーダーの長さは平場なら50㎝程度、根周りでは1m~1.5m程度
  • 平場と根周り用に2タックル持ち込むのも一つ(ロッドの調子・PEライン号数・リーダー号数/長さを変える)

おなじエギタコ釣りでも船宿ごとに攻める場所も変わってきます。

実釣前に、確認してベストなセッティングでチャレンジしてみましょう!

関連アイテム

※東京湾でエギタコをする場合、最大水深30m程度です。高切れを考慮しても最低100m巻いてあれば十分です。

300m巻を購入し、下巻をしたうえで100mずつ使うと、1シーズン持つのでオススメです。

▼飛距離重視ならPEラインに潤滑剤をスプレーしておくと飛距離UP。ラインに結び目ができるなどのトラブルも軽減

▼4本編はコストと根ずれ対策

▼8本編は飛距離重視

▼リーダーは8号~10号がおすすめ

▼下巻は安価な大容量ラインでOK

▼釣行中リーダーを結ぶことが難しい場合は、簡易アイテムを持参するのも一つ

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