【釣り人にオススメ】まるで新江ノ島水族館にいった気になれる記事

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オオカミウオ
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この記事はかなり長いですが、新江ノ島水族館(えのすい)にいる魚のだいたいがわかるという点で他にないコンテンツです。読むと、漏れなくえのすいにいった気になれますよ。

みなさんは最後に水族館にいってどれくらい経ちますでしょうか?

わたしはといえば子供の頃いったきりだったのですが、逗子に移住したついでに近場ということで「えのすい」こと新江ノ島水族館にいってみました。

えのすいには相模湾を再現した大水槽があり、相模湾で釣りをすることもあるので魚の生態などなんらかヒントがあるかもと思っての訪問です。

今回の記事ですが、えのすいに関してのウェブ上の記事のなかではかなり写真が多いかと思います。ちょっと興奮して撮影しまくってしまったわけです。

目次

新江ノ島水族館(えのすい)について

アクセス

神奈川県藤沢市にあります。鎌倉から走る江ノ電の江ノ島駅から徒歩10分。小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅から徒歩5分程度。相模湾に面していて、近隣にはこじゃれた飲食店も多くあります。

入場料について

水族館入口のチケット販売所で購入できます。

一般入場料は以下の通り。

  • 大人2,100円
  • 高校生1,500円
  • 小中学生1,000円
  • 3歳以上600円

タイミングによりますが、優待割引もあるようです。訪問したときはエポスカードを利用すると以下のお値段でした。

  • 大人2,100円→1,680円(税込)
  • 小中学生1,000円→800円(税込)
  • 3歳以上600円→480円(税込)

※参照:エポスカード

また、年間パスポートは2回分の入場料で購入可能です。年間パスポートは入館前に買わなくても、1日券を購入したあとに、追加料金で購入可能とのこと。

再入場について

水族館の中にも飲食店がありますが、いろいろと見どころもあるので昼ごはん等を外部でとりたい場合、再入場も可能です。

新江ノ島水族館(えのすい)を写真と文章で体験してみよう

では、ここからは、えのすいを写真と文章で体感してもらえればと思います。

エントランスを入ってまず展示ルームに進むためには2階にあがる必要があります。

えっちらほっちら階段を上ると、窓の外には相模湾ですよ。

この日は西風がかなり強くてご覧の通り白波です。

冬場は雲がすくないので、箱根の向こうに富士山も見えますね。

デンキウナギ

最初に登場したのはデンキウナギ氏。

どうやらクリスマスツリーの発電を担当されているとのこと。

デンキウナギはウナギ野郎呼ばわりされていますが、ウナギとは別のいきもので、よくみるとナマズのような尾っぽの形状です。

「こちらのデンキウナギ1尾で、当館の電気がすべてまかなわれています」

というのはうそです。

相模湾ゾーン

つづいて照明がおとされた施設内に入ると、相模湾ゾーンが出迎えてくれます。

屋内水槽の大きさではおそらくこの相模湾ゾーンが一番大きそうです。

「相模の海を知ることは、世界の釣りを知ること」

とは、書いてありませんでした。

このとおり大人気。

ご覧の通り、子供ちゃんもわくわくのようです。

この水槽では、人口の磯がつくられ定期的に波が岩場にあたり磯に潜む魚が棲みやすそうでした。

イシダイとカンパチ

こちらはイシダイとカンパチ。

め、メタルジグ投げたい!

イシダイ。最大サイズは40~50センチといったところでしょうか。うまそうです。

小さいのは塩焼きだなこれは。

平塚あたりからLT五目で釣れるんだよなー、うまいんだよなー。

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イシガキダイ

おっと通りかかったのはイシガキダイ。こやつもいいサイズ。

フグ(クサフグorショウサイフグ)

ぷくぷく浮いているのはフグ。

仕掛け切断等で釣り人から忌み嫌われる彼らですが、水族館では子供ちゃんから大人気のようでした。

ところ変わればというやつですねー。

 

このように子供ちゃんらに混じりつつ最前線で魚の生態を観察してみました。楽しいぞおい。

イスズミ

写真はイスズミ氏がよってきた様子です。好奇心旺盛なんだなこの人。

▶まだまだ相模湾ゾーンが続きます。

ウマヅラハギ

こちらウマヅラハギ氏。肝のよこせい。

ハリセンボン

こちらはハリセンボン氏。

正面からみると不敵な笑みを浮かべているかのように見えました。

ツバサウオとシマフグ

奥地にツバメウオとシマフグが。

タカベ

水槽をいったりきたりして落ち着かないのがタカベの群れ。

塩焼きにしたいぞ。

カワハギ

さて、最近興味を持ちだした釣り物のカワハギは・・・

あ、いた。

水槽の底30㎝あたりにいつもいるようですね。

ちょっと実験をしてみましょう。

メタル素材でキラキラ輝くジッポーハンディウォーマーを水槽にむけて動かしてみます。

カワハギはきらきらが好きとききますが・・・

お、近づいてきて、身体を傾けて突っつこうとしているぞ。

やはりカワハギ釣りにおける金属板は有効なんですね。

頭でわかっていても、こうして実際にみると、自分の釣りにも自信をもてそうですね。

ネンブツダイ

メバリングをやっている釣り人や波止の釣りの定番ゲストであるネンブツダイ。

岩礁脇に群れているようですね。

タカノハダイ

個人的に顔がかわいいなーと思ったのがこちらのタカノハダイ。

磯臭い等で逃がされたり、漁師の網に入っても売れないので放置されたりする魚ですが、唇と眼がキュートでサザエさんのアナゴさんみたいなイメージです。

ウツボ

こちらはウツボ。

小型の個体はこうして、狭いところに共同生活するのが好きなのですね。

人間でいえばシェアハウスみたいなもんでしょうかね。

▶まだまだ相模湾ゾーンが続きます

アジ

実際の海ではたくさんいるアジですが、この水槽では少数派のようでした。

いいサイズだな。

シマイサキ

こちらはシマイサキ。

冬の三崎港あたりで投げ釣りをしていると釣れたりする魚です。

エイ(マダラエイ?)

大型のエイもたくさんいましたよ、

ツバクロエイ?

このように底に擬態しているエイも。

ヒラスズキ

水槽の中心あたりにはヒラスズキが2匹。

いいサイズ。

城ケ島の磯でこのぐらいの魚を釣った人をみたことがあります。

ドチザメとロウニンアジorギンガメアジ

ドチザメやGTもいました。

東京湾の温排水でもまれて育ったGTもきっといるんだろうなー。

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雑魚寝するエイたち。

メインステージ。

よくみると底に無防備なかたちでウツボがだれていますね。

 

時間帯によってはダイバーが水槽にインして、ショーをやっています。

スタッフさんから、

「ヒゲダイのヒゲはなんのためにあるでしょう?」

などの質問が出ていました。

メタルジグ投げたい。

この水槽ですが、場所によって曲がりガラスがあり、このように頭上を巨大エイが泳いだりします。

ガラス越しの子供ちゃんもウキウキしてますね。

▶相模湾ゾーンはここまで。その他の水槽をのぞいてみましょう

その他の水槽へGO

エビスダイ

こちらはキンメダイに似ているエビスダイ。

八丈島の堤防夜釣りでもこの仲間が釣れたことがあったなー。

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オオカミウオ

TVの影響で認知度もあがった北海道のオオカミウオ。

間近でみるとインパクト大ですね。どうやらギンポの仲間のようで。

放射能界隈に敏感な人たちが、このオオカミウオを素材に放射能で奇形になったとデマを流したことが記憶に新しいかと思います。

カニ

身が少なそうな蟹も足掻いていました。

ムラソイとアラとカサゴ

左からムラソイ、アラ、カサゴですね。

ムラソイがメバルみたいな恰好をしていますねー。

トゴットメバル(オキメバル)

こちらはオキメバル。

岸から釣るのは難しいですが、船釣りではかかることもありますね。

オニカサゴ類

同定が難しいオニカサゴ類。

1枚目と2枚目は種類が違う気がします。

チカメキントキ

こちらは遠征五目などで登場するチカメキントキ。

泳層は底からやや上なのですね。

アマダイとヒメ

最近よく釣りにいくアマダイ。

こうして底べったりにいるのですねー。

アマダイ釣りでは、この底べったりや穴の中にいるアマダイの目の前にオキアミを落とすのが基本なわけですが、こうして実物でみると、たしかになーと腹落ちしてきます。

ヒメは3つのヒレを視点にして海底にいて、背びれを広げたりもどしたりして他の個体とコミュニケーションをしているとのこと。

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メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)?

こいつはデカイ。かなり引きそうですね。

サラサハタ(ネズミハタ)?

これはネズミハタでしょうかね。

美味しんぼの香港料理勝負あたりでたしか登場したような。

中華料理の清蒸では最高級素材とのこと。

チンアナゴ

人気キャラのチンアナゴも。

トラフザメ

おとなしい性格であるトラフザメとネムリブカは同じ水槽にいましたよ。

「トラフザメかわいいね」と、どこかの子供ちゃんがいってました。確かに。

カンダイ(コブダイ)

サザエなど粉砕できる強靭な歯と顎をもつカンダイ。

トルクがありそうな引きをしそうですね。

メバルとクロソイ

奥がクロソイ。手前がメバルですね。

尺越えのメバルもたくさんいるのが水族館ですね。

こちらもメバル。岩礁にそってこのように頭を向けているんですね。

こちらもメバル。小型個体は海藻や岩礁に隠れているようでした。

クジメ

アイナメの仲間のクジメはこのようにストラクチャーに潜むのが好きのようで。

根がかりを考えると、針先をうめたテキサスリグがよいのでしょうね。

釣りでは攻めずづらいところに。

ハコフグ

こちらはハコフグ。

皮膚から毒であるパリトキシンを分泌するようですが、身と肝は食べられているようですね。

カゴカキダイ

こちらはカゴカキダイ。

たまに堤防から釣れ、いままでなめていたのですが、実は旨いとのこと。

今度試してみよう。

ゴンズイ

お待たせしました。

われらのゴンズイです。

日中はこうして暗いところに固まって隠れているようですね。

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マハタ

こちらはマハタ。

鍋にしたらうまそうだ。

▶長いなこれ、でもまだつづくぞ

季節来遊漁水槽

このように東京湾GTについての可能性を感じる展示も。

淡水魚がいる水槽もありました

カワムツ

アブラハヤとボウズハゼ?

カワアナゴ

カワアナゴは、多摩川で釣ったことがあるような気がします。

三浦半島の干潟エリア

干潟エリアは三浦半島南部の干潟エリアをイメージしているようで、鉄砲海老とイソスジエビとハゼ類がいました。

三浦半島のアマモエリア

こちらはアミメハギでしょうかね。

逗子沖のサンゴ礁エリア

わたしがすんでいる逗子沖にはサンゴ礁があるのですが、そのあたりのサンゴと魚介類を集めた水槽も。

こやつは、LT五目あたりでよく釣れるサクラダイですね。

下あごがこんなに長かったのか。

こちらはオキゴンベ氏。

LT五目やカワハギ釣りのゲストでたまに登場しますね。

ニシキベラ

ニシキベラは岩礁帯にいる魚。

以前、城ケ島で釣ったことがあります。

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ミシマオコゼ

ミシマオコゼって、砂の中にもぐっているのですね。

相模湾ではアマダイ釣りのゲストなどで釣れているようです。

タツノオトシゴ類

タツノオトシゴ類って、これでも魚なのだから不思議です。

トラウツボ

岩の色と一体化しているトラウツボ。

伊豆大島の元町港で、カニ網をなげておいたらぐちゃぐちゃにからまって上がってきたのを思い出しました。

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イワシ水槽

イワシの養殖は難しいそうなのですが、えのすいでは、完全養殖されたイワシが展示されています。

やや大き目のイワシ。

あれ、底にいるのは、、、、

メゴチ氏でした。

他にも砂にまぎれてカレイ類がいましたよ。

大きめのシラスサイズのイワシもいましたよ。

アカカマス(ホンカマス)

こちらは味がいいことで有名なアカカマス(ホンカマス)。

タマガシラ

タマガシラは先日、城ケ島沖のアマダイ釣りのゲストで釣れたのですが、皮目を炙ってたべるとなかなかうまいですよ。

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ダイナンウミヘビ

不自然に海底から垂直に飛び出ているのはダイナンウミヘビ氏です。。。

忍術の香りがします。

この人が釣れるとだいたいの人が厭な顔をするわけですが、ダイナンウミヘビ氏としても迷惑なのだなーと、みていて思いました。

▶ご安心ください、次のぺージで最後です

深場の魚へ

水槽の照明が赤いのは魚の目を守るそうです。

いつも水深100mでアマダイを釣る際に赤いケミホタルや水中ライトをつかっていましたが、青のほうがいいのでしょうかね。ううむ。

こちらは名称忘れました。

こちらも蟹としかおぼえておらず。蟹よ、すまん。

キンメダイ

こちらはキンメダイ。

煮付けで一番うまい魚の一つだとおもってます。

こやつらも名前は忘れました。ホウボウ、カナガシラ系の魚ですね。

アミウツボ

いつの間にかサンタの仮装をさせられているアミウツボ。

海のゴミの展示

このように、ほぼ確実にゴミを出してしまうのが釣り人なので、できるかぎり回収して陸上のゴミは積極的に持ち帰りたいですね。

湘南エリアの海岸と砂

こちらは湘南エリアの海岸の砂の形状についての説明。

あーたしかにこーだなーと勉強になる展示。

ウミガメがたくさん

屋外では3種類のウミガメが展示されています。

アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ。

相模湾にはアカウミガメだけ生息しているようですよ。

※その他イルカやペンギンもいます

まとめ

矢鱈に長い記事でしたが、このように、えのすいこと新江ノ島水族館は釣り人にとっても見どころたくさんなので一度いってみるとよいと思います。子連れやカップルでもとても楽しめると思います。

釣り人視点では、魚はこういう格好でストラクチャーについているんだなーとか、だいたいのタナが目で実感できておもしろいかなと。

便利な世の中なので、webを探せば釣りのノウハウもかんたんに手に入るものの、やはり実際に目で見て体験した上で釣りに臨むと、さらに自信をもって釣りに集中できることでしょう。

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オオカミウオ

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