2017年の釣り納めは平塚からのLT五目で終わらせる。
と、みせかけて余裕で12月30日金沢八景へいってみました。
最近よくいっている弁天屋さんへ。
受付のおばちゃんがあかるくてたのしい船宿です。
弁天屋さんからはアマダイ、タチウオ、カワハギ、アジ船などが出ているようですが、どれも繁盛しているようですね。
だんだんと明けてきます。
今回の釣行は結果を追いもとめるばかり、釣っている最中の写真はほとんどとれていません。あせっておりました。。。
そのため、カワハギ釣り初心者なりにできるだけ工夫によって釣行費用をおさえるこつでもご紹介します。
釣り座
釣り座についてはみなさんこだわりがあるかと思いますが、この日は満席でスペースが広く取れずシンプルに(というかアイテムがないだけです)
針がとばないようにマグネット板を用意している人もいますが便利そうですね。ダイワ製の船べり装着型の餌箱もよさそうです。
カワハギ釣りのしかけ
今回の仕掛けは、よく使われているヤマシタの3本枝す(3号)に集魚テープ+ダイワ 快適船シンカー S K 30号。
針は、ダイワのスピード6.5号とガマカツの針をつかってみます。
オモリの上部にスナップで手作り寄せ寄せぼうきをつけ、最下部にダブルスナップでブラックバス用のチャートリュースカラーのバイブレーションを接続しています。
カワハギ用のバイブレーションはダイワさんから出ています(快適カワハギ バイブ集寄 )が、 大体700円ぐらいなので、一つの考え方として、タックルベリー等でアメリカンブランドのチャートリュース系のはではでバイブレーションを200円ぐらいで買うと安上がりかなと。
わたしはブラックバス釣りをたまにやるので、そのときに根がかりから回収したときについてきたバイブレーションをきれいにして使っていたり。
100均の竿置きが便利
そして、お買い得アイテムがこちら。
カワハギ釣りの場合、仕掛けをチェックしたり、ヒットしたカワハギから釣り針を外す際に船べりに竿を置くことがあると思います。
その時に安定させるグッズとして市販品がメーカーから販売されているのですが、大体600円~1000円ぐらいするんですよね。
こちらは100均で買った布団バサミドアストッパーなのですが、ピンクくまちゃんと名付けています。
このくまちゃん、半分におりたたみ、船べりの穴に差し込むと竿をおけるように変形します。
素材自体は各メーカーから出ているものと変わらず強度も高いですし、洗えば汚れもとれます。しかもすぐれものなのが、釣り鈎をさしておけるという点です。これが便利。
カワハギ釣りの胴付き仕掛けって、釣り鈎がかなり鋭いので、船べりなどにおもりを置いておくと何かの拍子に転がり、釣り鈎が指に刺さり痛い目にあったり、グローブなどに刺さって手返しが悪くなるのです。
その点、このピンクくまちゃんに釣り鈎をさしておけば、餌付けも手返しよく安全に行えます。しかも100円で買えるという。すごいなピンクくまちゃん。
実はこのピンクくまちゃんはもう1匹いたのですが、葉山で手漕ぎボート釣りをしているときに落水して帰らぬ人になってしまいました。
アサリのぬるをとって締めて旨味を補う
アサリのぬめりは手返しにかなり影響するのでぬるをとっておきましょう。
あとは締めたりアミノ酸で旨みを補うなどは好みですね。
マルキューやダイワからぬるとりやアサリを締めて旨味を補う製品が出ているので買うのもよいでしょう。
まず、みりんと塩をアサリにもみ込む。
すると、ぬめりが浮いてきます。
これを海水でゆすいで、その後、味の素をまぶす。カツオの風味が香るほんだしあたりもよいかもしれませんね。
弁天屋さんの場合、こうしたざる状+器の容器なのでよいですが、船宿によって異なるので小型のざるとボールを用意しておくとよいかもしれません。
出船
ようやく出船です。
金沢八景から千葉竹岡沖まで45分ほどかかるので、波風を防ぐために船室に入っておくとよいです。
注意点としては、釣り座においたものが濡れない&飛ばされないようにしておくほうがよいですよ。
弁天屋さんでは、釣り座ごとにクッションと雑巾が配られるのですが、クッションは船室にもっていかないと濡れます。船室でもお尻がいたくなります。また、乾いた雑巾は風で飛ばされるので注意です。
この平潟湾にのぼる朝陽をみるのも今年最後。
よーし、竹岡沖のポイント付近にきたぞー。
今回一緒にきた良太郎氏もノリノリのようです。
そういえば、2016年の年末もアマダイ釣りで良太郎と釣りをしていたなー。
釣り座は左舷胴の間なので、できるだけ沖目にキャストしつつ広くカーブフォールでカワハギの反応を探っていく作戦をとることに。
船長の仕事のしかた
前回弁天屋さんに乗った時と同じ船長でしたが、頻繁に流しかえてくれるのがありがたいなと。
船釣りをしていて、釣れないのに同じポイントに停滞しているほどつらいものはないですからねー。
釣り船の船長ってほんといろんな方がいるので、まーったく釣れなくても燃料削減なのかよくわからないですが、ぼけっとして流しかえない人がいたりするのですよね。
コマセの効きによって魚を寄せるという観点や回遊待ちなどの考えがあるのかもしれませんが、そういった思考をアナウンスするだけで釣り人もだいぶストレスが削減されるのではないかなと。
「今、魚探に○○と思われる群れがでているので、もうしばらくここでやってみましょう」
「この潮の速さで深場だとおまつりが出やすいので浅場を流してみましょう」
などなど、船長にはアナウンス力というのが必要な気がしています。
今回の船長の場合、いろいろと状況についてアナウンスしてくれるので安心して釣りができます。
しぶめ
釣り方は、基本のたるませからたたきなどオールマイティにやってみました。
- まずは船下を攻める
- 次に20メートルほどキャスト→カーブフォール
- 2メートルほど上げて叩いておとす釣り
- たるませ釣り
- バイブレーションを1メートル単位でしゃくってPRする釣り
- ハリスを長く&補足して低活性のカワハギの吸い込みをよくする技
などなどいろいろやってみたものの、前半3尾。。。
この日は、ミヨシよりトモ側に座っていた人のほうがヒットが多かった気がします。32センチが釣れていたという。
うーん。
なかなかしぶいですね。尺カワハギ釣りたい。
こんなときは、熱い凍頂烏龍茶でも飲んで一服です。
あせったら負けである。
この日はトータルで5尾巻き上げでばらしたり、ハリス切れをしたりしたのですが、どうもかかりが甘かった気がします。
一回バレたりかけるごとに針先チェックとハリス交換をしていたものの、釣りあげる率が引くかかったなと。
ピンクくまちゃんも活躍中。
良太郎氏、なかなか釣れない。
が、良太郎氏後半浅場で活性が高いところを流してもらえるようになって、いいサイズをゲット。
船長も喜んでいました。
そんなこんなで沖上がり。
カワハギ 15~32cm 0~16尾 晴れ
北
波低い潮が流れず単発の拾い釣りでしたが良型交じりで釣れ1日楽しめました
この日の弁天屋さんの釣果は竿頭が16尾とのこと。
わたしは7尾でした。ツ抜けならず。
海水温が低下しているからなのかわかりませんが、竿頭が30尾、40尾釣るような状況ではなくなってきているようですね。
カワハギが水温の低下になれてくるとまた餌を取り出すとのことですが・・・
また1月中にチャレンジしてみようかなと。
※釣り場でお会いした方、声掛けいただくと俺釣りステッカーを差し上げますぞ!合言葉は「ORETSURI」です!
<利用した船宿>
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