思いつきで企画したORETSURIカワハギ初心者杯2017。
告知から開催まで2週間ぐらいという、おもいつき感が肌で伝わるイベントでしたが、蓋をあけてみれば15名のカワハギ釣り初心者に参加いただきました。
募集はFacebookイベントで行ったのですが、80人以上の方が興味あるにしてチェックしていたようです。満席後、お断りしてしまったみなさん、またの機会によろしくお願いします!
わたしも船のカワハギは苦渋をのんだ11月の釣りから2回目という具合に、主催者自体もカワハギ釣り初心者という大会。
さて、どうなることやら。
金沢八景一之瀬丸さんへ集合
今回は幹事ということで、逗子在住という地の利を生かしつつ、暗いうちから一之瀬丸さんへ向かいました。
冬は朝が遅い。
ということで、船宿銀座の米元丸、弁天屋、荒川屋さんの船もまだ目覚めていなそうな光景ですね。
そんな早朝から、釣り人のみなさんが集合しています。
いつも思うのですが、釣り人の釣りへの執念というのはすごいものがありますね。
いやはや。
6時45分。全員集合。
みんな防寒フル装備ですね。
そんな中、
そんな中、
みてくださいこの笑顔の中年男性を。
「カワハギなんてちっこいの釣るのはいやだ」
などと、駄々をこねていた泳がせの西上師にも、このようによちよち参加です。
到着するや、
「ひらっさん、なんだか暑くないですかね?」と、
ちょっと意味がわからないことをいっていくるので、
更年期障害界隈かね?と、適当にながしておいたところ、このようにTシャツになるという安定の釣りDQNぶりを発揮していました。そのくせ、肌をみたら鳥肌がたっているという状況。とにかく頑張れ。
強風予報のなか出船
この日は、どうやら昼あたりから風が強く吹くということで、
「すみませんが、もしふいたら戻ってくるので」という話を前提に出船です。
穏やかな平潟湾の朝陽。綺麗ですこと。
こんな状態でも風が吹いてくるのでしょうかねー。
ポイントへ。おそらく竹岡沖へ移動です。
ざばーん。湾を出ると、なかなか波がありますなー。
ここで、下衆大将師にマルキューのヌルとり5をわけてもらいます。ザルは青山さんから借りたのですが、アサリってぬめぬめして釣り鈎につけずらいのですよね。
ただでさえ寒くて指が自由に動かない状況では、ぬるとりは必須な気がします。
今回のわたしの仕掛けはこちら。
- 道糸側のスナップ上にケミホタル50赤(水深30ぐらい&澄んでいるのであまり効果がない気もする)
- カワハギ集魚シート(これは枝ばり近くにはると絡むので話したほうがいいかなと)
- ヤマシタのカワハギ3本枝す(よく引っ張ってヨレをとっておきましょう)
- ガマカツの競技カワハギ(AT=自動でかかかってしまうというやつです)
- 自作『寄せ寄せぼうき』
- ダイワの快適シンカーSK30号
タックル系は、以下の通り。カワハギ専用ロッドを装備しています。
実釣開始
揺れながら左舷ミヨシ1番でスタンバイ。
まずは、船下を探ってみようかなと。
・・・
・・・
・・・
着底。
底から1メートル錘をあげて、そこで仕掛けを揺らしつつ、ゆっくり竿先をさげていき・・・
・・・
グググン!!
合わせ。
きたよこれ。
おおお、1投目から。
ということで、一番乗り。
船長が、
「はい、型でましたよー」というようなアナウンスをするわけですが、チョイと鼻高々ですぞ。
前回はほとんどアタリがとれなかったものの、ステファーノにしたら、まーカワハギがアサリをついばんでいたり、もう餌がついていないなどなどが繊細にわかるのです。
いやー勝ったなこれ。
右舷ミヨシ1番では、ダイワ極鋭カワハギの旧モデルを装備したなかけんがひかえていて、なんだかミヨシでダイワとシマノのカワハギ釣り代理戦争みたいなものが勃発しており、ステファーノを装備したわたしとしては、ちょっとこれは勝ちたい。
ということもあり、ちょいちょいうしろのなかけんに話しかけるものの、あたりが渋いとのこと。ほうほう。
「ハゼ以外の魚をはじめて釣りましたー」という参加者も。
コツを得たのか、数を伸ばしていました。
デカカワハギが、、、
ここで、船下のあたりが渋いので、潮先にむけてアンダーキャスト。
ステファーノの場合、グリップのトリガーがないので、長時間ロッドをもっても持ちやすかったり、より自由な持ち方が楽しめます。
が、注意しないといけないのは、トリガーがないことにことによってロッド自体をぶん投げてしまうという事案が生じそうというあたりです。
前回、弁天屋さんでのカワハギ釣りでも反対側の釣り人が竿を落としてしまったというし、これは注意が必要ですね。
アサリ汁で手がぬめっているときなど危険なので、アサリをつけたらタオルで拭いたり、キャストをするときブラックバス釣りのダブルハンドキャストみたいな方法をとったほうがよさそう。
と。
20メートル先になげてカーブフォールで手前に着底した瞬間にゴツゴツとバイトが。
お。
すかさずあわせると・・・
お、重いぞこれは。
3、30いったか・・・
・・・
ぐいぐい
ぐいぐい(テンションをゆるめてはいけない)
ぐいぐい(が、2号だとラインブレイクするかも。ドラグをすこし調整)
ぐいぐい。
ぐいぐい
ぐいぐい
ぐいぐい。あと、10メートル・・・
・・・
スカ・・・・
うわ。
ぬけた。。。。。。。。。。。。。
仕掛けをあげてみたら、釣り鈎が折れてました。。。
なんと。折れるのか。
この釣りをするまえは、とりあえずカワハギ初心者は小さい釣り鈎を使い、カワハギに吸い込ませておけばOKだろ。うはははは勝ったなとおもっていたのですが、そうは問屋がおろさないというわけで、釣り鈎破壊という状況。
重さ的には、デカカワハギか、アカメやショウサイフグ類だったのでしょう。
うむむ。
カワハギの歯をなめていたな。
だからこそ、パワースピードのようにやや太軸の針があるわけなのだなー。
その後も移動を繰り返しつつ。数を重ねられたものの、この釣りは釣るべきときに釣る。
アタリを全部取る気で集中して釣るというのがポイントなのだろうなーと初心者ながら感じた次第です。
写真は、くまさん。
スピニングのシーバスロッド+タコベイト系の自作仕掛けで5枚。
青山さん。でっかいカワハギをゲット。いいなー。
いつか登場したサーモス宣伝大使のミスター良太郎氏。
突風きたる!
と、昼前に急に突風が。
こんなに風が急変したのは初めてです。
どんどん強まる波風。
そんな中ちょいとねばってみるも、
「風が強くなってきて、これからもっと吹くので上がります」
との船長のアナウンス。
やむなし。
ご覧の通り、東京湾にしては大荒れ。
沖上がり後、表彰式
だいたい12時ぐらいに船宿着だったような。
ううむ。釣り足らない。30は釣りたかったぞ。
大物賞&竿頭、青山さん。26センチ強&釣果カワハギ8匹。
肝つまってそう!
ORETSURIより、ジッポーハンディウォーマーをプレゼント。
6尾を釣った福留さんもハンディウォーマーをゲット。
参加賞として、みなさんにORETSURIステッカーをプレゼントしました。
クーラーボックスにはってもしっくり。
2枚はると、強力な自己主張に。
釣り場で俺釣ステッカーをはっている人は良い人なので積極的に話しかけてみましょう。
来年もいろんな釣り物で開催したいと思いますので、お楽しみに。
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