はじめて一人船釣り。竿とリールを買うまでの流れ

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どうもこんにちは。木田です。

前回、4月30日、生まれて初めて一人で船釣りに挑戦してきた話を書きました。

今回はそれまでに買った釣り道具でよかったものを紹介したいと思います。

目次

はじめて釣竿を買うまで

船釣りに行くのに、最初から釣竿を買って臨む人はほとんどいないと思いますので、ほぼ全ての釣り人が、最初はレンタル竿ではじめて、どこかの時点でマイ釣竿を購入する。ということになっていると思います。

私も、先月生まれて初めて、マイ釣竿を購入しましたので、その興奮冷めやらぬまま、初めて釣竿を買うまでに買ったものの順番通りにレポートします。

また、合わせて、「このグッズは買ってよかった。」、「私と同じ初心者の方も購入必須だな。」と思ったグッズを紹介します。

最初に買ったのは、、、

こちらの投稿でも触れましたように最初に買ったのは、出刃包丁と柳刃包丁ですね。

というのは、釣りを始めた動機というのが、「自分で釣った魚を捌いて、家族や友達に食べてもらいたい」なんですね。

ホームパーティで、「あ、ちょっと待っててね、昨日俺が釣った甘鯛、今、お刺身にするからね」というアレです。

なので、私としては、包丁も立派に釣り道具と言えます。

ちなみに、柳刃包丁は、それが必要になる程、身の厚いお魚をまだ釣ったことがないので、未開封です。(笑

次に買ったのはKNNを実現するためのグッズ

私の釣りモットーは、KNN(怪我なくニコニコ)です。

なので、怪我をしない。と言うのはとても大事に思ってるんですね。

という訳で、次に買ったのは、フィッシュグリップです。

これは釣れた魚を掴むトングです。魚の中にはヒレやエラブタなどが棘状になっていて、下手に触ると刺さる場合があったり、釣り上げた後暴れる魚から針を外すときなど魚をしっかり保持して作業した方が安全な場合があり、このトングが活躍します。

船釣り入門に最適なアジもゼイゴだったり肛門部分に棘があったり。

こちらはORETSURIにたまに登場する下衆大将こと、北條パイセンにオススメして頂きました。パイセン、有難う。

おかげで、魚の棘で怪我をした事は、(料理中に一回だけあるけれど、釣りの中では)ないです。

初心者のうちに怪我をしてしまうと釣りがキライになってしまう可能性があるので、もったいないです。

安全に釣りを行うには必須。金額も1000円程度ですので、買ってよかったグッズナンバーワンといえます。

その次に買ったのは、釣り座快適グッズ

その次に買ったのは、釣りのウェア一式です。

というのは、東京で下衆大将主催で2月8日に開催された東京湾アジ釣りに参加したんですね。

2月という厳寒期の船釣り。。。釣り初心者の私には下手したら死ぬ。というイメージです。

この買い物をするときに、またまた下衆大将が今度はプロックスの低反発ヒップパッドをオススメしてくれました。

これは、ウェアの上から装着する「尻当て」のようなものです。

船釣りは釣っている最中は立っていることが多いと思うのですが、乗船してから釣り場までの移動は20分から1時間ほどかかる場合が多いようです。

その間、船室にいなければ間違いなく座っているはずです。

が、お尻冷たいんですよね。

それを防いでくれますし、厚さ1cmくらいの低反発マットが素材なので、ちょっとしたクッションにもなります。

船の上で快適に過ごせると釣りに集中できます。その意味で、買って良かったグッズ、トップ3には入ります。パイセン、有難う。

ウェアの次に買ったのは、借りられないアレです

その次に買ったのは、容量12リッターのクーラーボックス(DAIWAスノーライン S1200)です。

いつになったら、釣り竿やリールの話になるんだ!と思いますよね、すみません。

でも、私には、「釣竿前」の買い物と、その順番に妙味があるように思えてなりません。

このクーラーボックスは、結局はアマゾンで買ったのですが、はじめて、家の近所のキャスティングさんに行って下見してから買いました。

12リッターって言っても、実際の大きさ分からないですからねー。

釣り初心者は、釣具店にある種の敷居の高さを感じ、お手軽にアマゾンで買おうと思う方もいらっしゃるかと思います。

が、釣り具には、実物を見てから買った方が良いものが結構あるように思います。

釣具店に入ると自分以外の誰もがベテラン釣り師に見えてしまうので、正直多少ビビりますが、どこかの時点ではお気に入りの店舗を見つけると良いかと思います。

この段階でクーラーボックスを買ったのには、RISTORANTE ORETSURI第三回に参加したときにちょっとしたキッカケがありました。

その釣行は、RISTORANTE ORETSURIですから、参加者みんなで釣りをして、調理して、ワイワイ食べようという趣旨なわけです。

つまり、釣ったお魚はみんなの戦利品。という事なんですね。(規定量以上釣るとお持ち帰り可)

なので自分のクーラーボックスは必須ではないのですが、、、

さて、沖上がり。となり、船が船宿に戻りました。

が、当然なんですが、私の釣ったお魚を持って運ぶクーラーボックスがないんですね。

で、隣の方に「ちょっと私のお魚も入れていただいて良いですか?」とお声掛けしたら、もう、二つ返事でOKして頂いて有り難かったのですが、その後、船宿で誰が大きいのを釣ったのか?という話になったとき、そのクーラーボックスにお魚を入れていただいた方のお魚と私のお魚が混じり合い、分からなくなってるんです。

あ、これは図らずもご迷惑をお掛けしてしまったな。

と、瞬時に理解をいたしました。

釣りのようなアウトドアスポーツでは、スキーや、登山や、サーフィンをやった方ならお分かりの通り、JKJY、つまり、「自分の事は自分でやる」のが大原則なんですよね。

私も学生時代にはアウトドアスポーツであるカヤックをやってましたので、その原則は身体に染み付いています。

なので、同行の方のクーラーボックスに自分の魚を入れて貰うのは、原則違反だな。と分かりました。

レンタルで借りられる竿やリール、船宿でも買える仕掛けなどより先に、借りられないグッズを揃える。という順番はアリのように思えます。クーラーボックスなら、キャンプなど他のレジャーにも使えますしね。

クーラーボックスは船宿で借りられるものの、持ち帰り時にはやっぱり自分のが必要ですからね。クーラーバッグなどではやはり保冷が心もとないですし。

ちなみに、まだやったことないですが、手漕ぎボート釣りのときにはカヤックの経験が役立つと見ています。というか、学生時代って何年前の話だよ。ということではありますが。

▶いよいよ釣り竿の購入について

そして、いよいよ釣竿の購入です

釣具屋さんにいくと一瞬で分かりますが、釣竿は、初心者に取って、最も購入しづらい商品の一つです。

どんな釣り竿を買うのかは、本質的には、

  •  ターゲットの魚
  •  釣り方

で、決まりますが、そこから派生して

  •  調子(竿のどこが曲がりやすいか。です。先の方から曲がるなら先調子、竿の真ん中あたりが曲がりやすいなら胴調子と呼びます。釣り竿の商品名に、64とか、73とか82って入っている場合、後ろの数が小さい方が先調子、大きい方が胴調子ということになります)
  •  竿自体の重さ(長時間釣り竿を手で持つことになるので、その間に重く感じるかどうか?に影響するようです。釣り竿にはリールを着けて使うので、手で持つ重量は竿とリールの重量の合計となります。また、重心によって重く感じたり、そうでもなかったりするようです。「持ち重り」などとも表現されるようですが、私の場合、釣り竿が重いと思ったことはありません。)
  •  耐錘重量(何号までの重りを仕掛けに使って大丈夫か。という目安の値です)
  •  つけるリール(両軸リールかスピニングリールか)

などを特定する必要がありますし、また、実際には

  • 予算
  • 好みのメーカー

によって、選択肢がいろいろあるから、初心者で迷ってしまってはなかなか選べません。

そこで、私の人脈の中で、最も釣りに詳しい人(というか、ORETSURI編集長ですからプロですね)である平田さんに迷わず相談しました。

迷った時に迷わず相談できる人がいるのは本当に有り難いですね。その時の実録が以下です。

平田さんにはご覧の通りORETSURIの記事も引用しながら親切に教えていただきました。

で、「手にとって比較するのが一番良い」という、珠玉のアドバイスに従い、キャスティングさんに行きました。

キャスティングさんでは、竿を気軽に箱から出してくれて、繋いで一本にし、調子が分かるように先端に20号の錘をつけて、軽く振らせてくれました。

対応も良かったし、キャスティングさんはDAIWA系とのことで、DAIWA製品はお買い得な価格 AND/OR ポイントが結構つくので、アマゾンでなくてキャスティングさんで買いました。

買ったのは、以下です。

釣り竿:DAIWA ライトゲームX 82 M-190

リール:DAIWA 両軸リール 16 プリード150SH-DH

ライン:東レ(TORAY)ライン スーパーストロングPE船F4 150m 2号 5色

完全に平田さんのアドバイス通りですね。素直に買ってます。

歳を取ってくると、いかに素直になれるか?が、結構、人生全体のハピネスに関連してくると思うんですよね。なので、これでよし。

初心者とはいえいっぱしの、自分の装備を持った釣り人になることができました。

その後は、、、

その後は、怒涛のキャスティングさん回遊です。なんでそんなことになってるのかと言うと、釣りって「コンティンジェンシー(偶然性。偶然の出来事)に対応する遊び」という側面があると思うんですよね。

その意味では、釣り行きました、仕掛け取られました、仕掛けは一組しか持っていかなかったので、釣りが続行出来なくなりました。

とか、

釣り行きました、思いのほか食わないですね。ハリス(仕掛けの先端で使われる、針が結ばれるナイロンの糸)細いのに変えましょうか、あらま、そんな仕掛け持ってないですね。

とか、

釣ったキスで泳がせ釣りをしてヒラメを狙いましょう。とトライをしたが、ヒラメが釣れず、そうかと思えば、同船の人がマゴチを釣っています。ボクもマゴチに狙いを変えたいがマゴチ用の仕掛けは持ってませんでした。

とかは、なんだか後悔しそうな気がします。

釣りを遊びきれてないのかなー。と。

という訳で、キャスティングを週に1、2回は回遊しています。

釣りは道具を揃えたり、愛でる、遊びでもあるなーと日々感じている次第です。

寄稿者

木田 和廣
オフでは水泳と釣り。オンではGoogle アナリティクスによるWeb解析コンサルタント、Tableauによるビジュアルデータ分析コンサルタントをしています。Web解析に関する本も書いてますよ。

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