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【保存版】はじめての船竿の選び方、損をしたくない初心者にオススメの釣り竿7選!1本目は汎用ロッドがよい!?

マルアジを泳がせる

何度か船釣りに挑戦してみると、だんだんとマイロッドがほしくなってくるかと思います。

はじめはレンタルタックルが安くで便利ですが、自分の手になじむものや、狙う釣り物に適した釣り竿が手に入ればさらに楽しい世界がまっています。

今回は船釣り経験がちょうど1年半になろうとしている筆者が、初めて船釣りに挑戦される方や船釣り初心者向けに、船竿の選び方を紹介します。

東京湾カワハギ釣り

船竿の特徴について

船竿は、ルアーフィッシングではベイトロッドと呼ばれる形式のものがほとんどです。リールシートは上部に両軸リール(ベイトリール)を乗せられるようにできています。

シロギスやカレイなどキャスティングをして手前に探ってくるような釣りでは、スピニングロッドも使われますが、船の釣りの場合、釣り座の直下に落とし込むのが基本です。

船釣りでは、オマツリをさけつつ仕掛けを操作しやすくするため、物理的に真下に落としてタナを探る釣りがメインになるわけです。また、タナを細かく探ったり微調整をする釣りの場合はスピニングリールだと作業工数が多くなります。

両軸リール(ベイトリール):クラッチを切る→リールを巻く(クラッチをつなぐ)
スピニングリール:リールのベールを起こす→ベールを戻す

文字にすると、仕掛けを落とす際の動作はそれぞれの同じように見えますが、スピニングリールを利用した場合、実際は持ちて手をかえたりなどの余計な動作が入るため、1日船釣りをしていると手返しの点でかなりのロスが生じます。

厳密にはリールのハンドルを左巻きにするか右巻きにするかなどで作業工数は変動します

釣りは仕掛けを水中におろしていない限り魚を釣ることができません。そのため、手返しがよくなるということはそれだけ釣果を上げる可能性をあげることに繋がるわけですね。

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はじめての船竿の選び方

次に、はじめての船竿を買うときの選び方についてお話します。

まずおかっぱりの釣りを含めて釣り自体が初心者である場合は、以下のポイント全体を把握しておきましょう。おかっぱりの釣りには慣れていても船釣り初心者の方もいると思います。そういった方は、オモリの号数に注目しておくとよいかと思います。

<船釣りの釣り竿を選ぶ6つのポイント>

  1. 調子
  2. 適合するオモリの重さ(オモリの号数)
  3. 長さ
  4. 素材(カーボン・グラス・ガイド素材)
  5. 見た目
  6. 値段

では、それぞれ説明していきます。

①調子

船竿の調子(ちょうし)というのは、竿がどの部分から曲がるかという意味合いです。

極先調子(9:1=キューイチ)、先調子(8:2-7:3)、胴調子(6:4、5:5)のように多く分かれています。それぞれ数字をふっていますが、これは、竿全体が10だとすると、どの部分から竿が曲がるかを指しています。9:1であれば全体の1割の部分から竿が曲がるわけです。

次に、それぞれ調子の特徴をみていきましょう。

極先調子(9:1)の釣り竿は、主にカワハギ釣りで用いられています。カワハギのように、エサをとるのがうまい魚種のアタリを繊細に感じ取ることに適しています。

9:1は、魚がかかったとき、竿の曲がりによるショックの吸収力が低いため、魚がばれやすかったり、穂先(竿の先端)部分が折れやすかったりします。そのためカワハギ専用竿などは、穂先ガードを付けて持ち運ぶことが一般的です。

先調子(8:2)の釣り竿は、コマセをつかった釣りなどで、シャクリという竿を勢いよく立てる動作の制御がしやすい利点と、適度にアタリもわかりやすいという点があります。コマセをつかったアジ釣りや五目釣りなどでは、それほど神経質に釣り竿をしゃくらなくても魚が釣れますが、先調子気味の釣り竿を使うと、しっかりしゃくることができます。

8:2の調子が生きてくる釣りは昨今人気のアマダイ釣りです。アマダイの釣りはコマセを使った釣りと比較して水深が深め(60~100m程度)なのですが、釣り鈎に餌のオキアミがしっかりついていないとなかなか釣り上げることができません。

外道である黄鯛・トラギス・アカボラが餌をついばんだり、本命が浅くついばんだアタリに気づかないといつまでも空針状態で釣り続けてしまうため、常にアタリに敏感である必要があります。

こうした要素を踏まえ初心者がアマダイを釣る際は、7:3の調子の竿より8:2の釣り竿で挑戦することをオススメします。

 

感度には手元でわかる手感度と、眼でわかる眼感度がある。先調子の竿は主に眼感度に影響する。

先調子(7:3)の釣り竿は、感度を重視しつつ、食い込ませる部分をも意識したバランス型の調子です。コマセの釣りをしていると、魚のアタリはあるものの、エサのオキアミが先端のみ食いちぎられていたりすることがあります。こうした魚の活性に難があるときは、やや胴に調子が移ってきている船竿を使うと魚をヒットさせやすく(乗せる)なります。

胴調子(6:4、5:5)釣り竿眼で穂先のアタリをとるという眼感度重視ではなく、魚を食い込ませるという点に注力したものです。真鯛のようにコマセカゴの存在や動きなどに警戒心を持つ繊細な魚や、泳がせ釣りでヒラメや青物を狙うときに使われることが一般的です。海外での呼び名からムーチングロッドとも呼ばれます。

真鯛を専門に狙う際は、コマセカゴや仕掛けなどをできるかぎり動かさないことが必要です。波風による船の揺れなどを胴調子の船竿は吸収してくれるため、多くの真鯛釣り師は胴調子の竿をキーパーに取り付けて置き竿にして狙っています。

青物(ブリ やカンパチ類)やヒラメを狙う際に胴調子の竿をつかうと、生き餌のアジやイワシなどに魚が食いついたあと、違和感を持たれづらいため、しっかり食い込むと言われています。

②適合するオモリの重さ(オモリの号数)

岸釣りやルアー竿では対応しているオモリのグラム数が釣り竿に表示されているかと思います。

例えばブラックバス釣りのライトクラスのスピニングロッドであれば、3-12gのように設定されているので、ルアーはその範囲内の重量を選べばよいわけです。

一方、船竿の場合はオモリの号数で選択する必要があります。たとえば、金沢八景や相模湾から出る釣り船でアジを狙う場合、40号程度の錘がついたコマセカゴで釣ることが一般的です。メインで狙うことが多い釣りで利用するオモリを事前に確認しておき、対応している釣り竿を選ぶようにしましょう。

25-80号と記載された船竿があったときに、40号のオモリをつけて釣りをすれば比較的余裕をもって釣りができます。この範囲外のオモリも使えなくはないですが、5号のオモリを使うと竿先で錘の着底を判別しにくいですし、120号のオモリをつかえば魚もかかっていないのに竿が曲がりすぎてしまい、操作しづらくアタリもなにもわからないようになってしまいます。

③長さ

船竿の長さは、長いほど操作がしにくく持ち重りすることが多いです。長い竿のメリットは、竿のリーチを生かして仕掛けを動かしたり魚に合わせを入れることができる点や置き竿に適しているという点があります。

船釣り初心者でアジや五目釣りなどをする場合は、180-200cm程度の釣り竿が仕掛けの操作もしやすいでし、軽量でもあるので、1日操作しても疲れません。

④素材(カーボン・グラス・ガイド素材)

一般に釣り竿の感度はカーボン素材がグラス素材に優ります。

船竿はルアーロッドと比較してねばり(食わせ要素)や強度を考慮してグラス素材の含有律が高いのですが、カワハギなどの感度重視の釣り物向けの竿は、カーボン含有率が高いことが多いです。

カーボンメインのロッドはグラスメインのロッドより軽いため、手持ちで1日操作するようなタチウオやLTウイリー五目といった釣り物ではカーボン含有率が高めでなるべく軽めのロッドを利用したほうがよいでしょう。

おかっぱりの釣りでブラックバスやシーバス釣りなどでオールSiCのガイドになれている方にとってはやや印象的かもしれませんが、船竿はトップガイドのみSiCガイドであるものが多く売られています。

値段:SiCガイド>ハードロイ
強度:SiCガイド>ハードロイ

船釣りの場合、初心者は巻き上げでサルカン(スナップスイベル)部分をトップガイドに巻き込んでしまうことが多く、入門ロッドでもTOPガイドのみSiCガイド製品を選んだほうがよいでしょう。

⑤見た目

釣具店にいくと同じ釣り物でも色々なメーカーから船竿が販売されています。

いろいろとスペック面について話しましたが、自分がこれはかっこいいと思える釣り竿を選ぶことはとても重要です。

釣り竿は釣り人にとって自分の分身のようなものですので、この竿だったら釣れる。もしくは、手にもっているだけでなんとなくしっくりくる釣り竿を選ぶとよいでしょう。

そういった好きな竿であれば飽きず釣りをしていられるので、それだけ釣りへの集中力が続き、結果的に釣果につながる可能性があがるわけです。誰がなんと言おうと、自分が好きな見た目の竿を選びましょう。

船竿の見た目は、以下の要素できまります。

<船竿の見た目の要素>

  • 全体的なトータルバランス
  • グリップの素材(コルク・人工素材)や形状
  • 竿のカラーリングやコーティングの濃淡
  • カーボンテープやガイドを巻くスレッドの飾り

⑥値段

船竿も他の釣り竿同様ピンキリですが、大まかに以下のようなクラスがあると覚えておきましょう。

  1. 専用ロッド(特殊な釣り物):5万円~
  2. 専用ロッド(上級機種):3万円~
  3. 専用ロッド(中上級機種):2万~
  4. 専用ロッド(ダイワ・シマノの入門機種):1万円台前半
  5. 専用ロッド(メジャーメーカー以外の入門機種):5000円~1万円

船釣り初心者の場合は、4のクラスを選んでおけば大体間違いはありません。

もうすこし安く済ませたい場合は、5のクラスを選んでも問題なく使えます。4と5の差で異なるのは①重量②感度③塗装などの仕上げや素材の高級感です。

▶オススメの汎用船竿7選


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ABOUTこの記事をかいた人

ORETSURI編集長。釣り歴30年ぐらい。いつの間にか釣りメディアをはじめていたもので人生不思議だなーと思っている今日この頃。口癖は、「釣りはいいよねー」