どうも平田です。
釣りメディアORETSURIには、大きく分けると「釣行や料理系など体験系の記事」と「ノウハウ系の記事(釣り方等の情報記事)」があります。
Googleの「検索数」から後者の記事が圧倒的にアクセス数が多いんですね。
が、TwitterやFacebookなどSNS経由でのアクセスとして、前者の体験系記事においても多くのアクセスが集まっている記事があったりします。
ウェブメディアの世界ではそれぞれ「フロー型」「ストック型」の記事ということがあります。
もちろん、両者が混ざることもあるので一概にカテゴリー化できないんですけどねー。
今回は、2021年にORETSURIでよく読まれた釣行・料理系記事を紹介します。
※GoogleアナリティクスによるPV集計
⑩泳ぎながら魚を釣る!「シュノーケルフィッシング」が楽しすぎる
まず10位から。
狸(@toranu)さんのシュノーケリングフィッシングの体験記事です。
シュノーケリングをしながら、魚を釣るという内容。
要は、陸地から見えない魚を釣るんじゃなくて、魚と一緒に泳ぎながら見えてる魚を釣るのが楽しいよ、ということです。
どちらかという砂浜でやるよりは、魚の多い浅場の岩礁帯でやる方がやりやすそうですね。
一度やってみたい釣りです。
シュノーケリングフィッシング自体のリアルな体験記事が世の中にあまりないので、アクセスも集まるのかもしれませんね!
⑨アジを骨ごと味わう「せごし」を知っているか?
9位は、釣魚料理記事で、アジの背ごし記事。
わたしが書いたものです。
夏から秋にかけて豆アジ・小あじが増えてくるときがあるんですが、四の五の言わず唐揚げにするのが一番旨いんですよね。
船釣りでは基本リリースするんですが、釣果がふるわないときや、一定数食べたいこともあるので持ち帰ることもあります。
数尾を背ごしにし、よく合うのが「冷酒」です。これほんと。
中アジ以上になると骨が強くなりすぎるので、あんまり適していません。
そうなると、季節限定な味わいなのかもしれません。
⑧釣り初心者が茨城県大竹海岸でヒラメ釣りデビュー!
桜葉@空撮ドローンさん(@sakuraba_sea)によるヒラメ釣りデビュー記事。
フレッシュ感が伝わってくる内容です。
記事でも動画でも、自分が釣りをはじめた頃の心境や思考の足跡を残しておくと後から振り返ると面白いんですよね。
実はこの記事は特段釣れてもいないし、ノウハウがそんなに得られるわけでもないのに、単記事でなぜか6万PV以上集まっているんですね。
もしかして人柄みたいなものから生まれる何かなのかもしれません。
たぶん、メイビー、きっと。
⑦島人が今語る。沖縄ルアー釣り遠征でおすすめのターゲット7選と攻略法解説!
沖縄在住のアングラーsacomさん(@luckycatslfs)の記事。
主に沖縄に遠征したアングラーがルアーで狙える釣り物を解説したもの。
沖縄というと自然にあふれていて、その辺で適当に竿を垂らせば2秒で魚が釣れそうなイメージがありませんか?
が、実は沖縄の岸釣りシーンは超ハイプレッシャー状況なんですよね。
これはたぶんなんですが、海に囲まれていることから釣りをする人が多めだからなんだと思います。
多くの人が日常的に岸釣りをし、沿岸部の魚を持ち帰って食べる習慣があるから魚も釣りづらくなるんでしょう。
そんな沖縄に観光にいったついでに、ルアータックルを持ち込んで気軽に狙える魚はどんなものがいるのか?
ニーズはありながらも、これまであまり見られなかったリアルなノウハウがある記事なのでアクセスが継続して伸びているのでしょうね。
ちなみに、沖縄の釣り場も釣り禁止・立ち入り禁止状態が増えています。
沖縄の釣り禁止情報についても、sacomさんが紹介してくださっています。
⑥釣ったウナギの泥抜き中に出現したそろばん状の肉片とは?
或る日ウナギ釣りをして泥抜きをしてたら、なぜかソロバン状の肉片がたくさん出てきたんですね。
なにこれ摩訶不思議アドベンチャー。
で、当時「うなぎ 泥抜き ソロバン」とググっても出てこないんです。
つまり世界の叡智、Googleも知らない未知の現象にいきあたってしまったわけです。
ニホンウナギの生態をいろいろ考察した結果、人類の叡智「平田総研」は、ある答えにたどり着きました。
謎の答えは記事を読んでみてください。
⑤意外とお手軽。相模湾「中深海スロージギング」に初チャレンジしてみた!
相模湾「中深海スロージギング」についての記事は大磯のナベさんの寄稿記事です。
「中深海」とか「中深場」とかいう用語は、なんとなく手が届きづらいんですよね。タックルもそろえないといけないしなーとか。
この記事では、ナベさんが、中深海スロージギングは他の竿を流用して意外と簡単にできるよと教えてくれている記事です。
クロムツ・アカムツ・キンメダイなどを気軽にルアーで釣りたいという人はぜひチェックしてみてください。
④真冬の江ノ島で朝まで堤防釣りをするとこうなる・・・
真冬の浅い海って、岸釣りだとほんとなんにも釣れないんですよね。
だって水温も低いから魚がいないから。
カタクチイワシが寄っていると、カマスの群れがわんさか入るんですが、そうでもないと、なーんにも釣れない。
そんな不毛な海に大袈裟なタックルを持ち込み、夜通しぶっこみ釣りをやってみたらどうなるんだろうね?
え?あー、どうにもならないよ。
という記事です。
「釣れない」の向こう側。
そのあたりに興味がある人は是非チェックしてみてください。
徹夜釣り明けのデニーズのモーニングは最高です。
③本当の「フィッシュカレー」ってやつを見せてやりますよ
美味しんぼの山岡士郎が中途半端な料理を目にすると言い放つセリフに「本当の○○を見せてやりますよ」。
これもそういった喧嘩腰の記事かというとそうでもなく、ただタイトルを強くしたかっただけなんです。
カサゴやメバルをつかって超旨フィッシュカレーに仕上げる方法を紹介しています。
実際、根魚は丸ごとつかうことでよいダシが出るんですが、骨や鰭の棘がヤバいんですよね。
なので、最近はフライパンで下処理したあとに、ざるで骨などを濾してからつくることも多いです。
スマート仕上げ。
とはいえ、フィッシュヘッドカレーがそうなんですが、魚がごろっと丸ごとカレーに入っているのは色々映えるんですよね!
投稿が見つかりません。②東京から下道1時間半でイワナとヤマメが釣れちゃう本格的渓流スポットへゆく!
謎の会社員「大谷賢史」さんからの初寄稿記事。
大谷さんは、いつも異様な熱量で信じられない文字数をおくってくださるんですが、そんなに釣れてないんですよね。
釣果はプロにまかせておけばよいんです。
所謂「だが、それがいい」カテゴリーの記事。
小論文かと思うぐらいの文字数があるのを編集してます。
大谷さんの記事は、すんごく細かくて、知っておいた方がちょい得的な情報量が多いんで、特定の情報について興味をもった人が何度も読むのかもしれません。
「○○に行くなら○○のスーパーによっておいた方がいい」とか。
①【実録】チヌ釣りでテトラポッドから落ちてマジで死にかけた話
五十路サラリーマンアングラー「釣人割烹」さんがテトラポッドから落ちて九死に一生を得た話。
人っていう生き物は、なにぶん恥ずかしがり屋なので、失敗した話を隠したがるんですよね。
が、あえてそれをオープンにすることで、誰かの益につながることもあるはず。
そんなこんなでうまれた記事です。
文章を書く仕事をしていると、羞恥心より、伝えたい気持ちが勝ることもあるんです。よくわかります。
テトラ帯での穴釣り、沖堤防の釣り、柵のない堤防での釣り、ウェーディングなどなど。
みなさんも危険な場所での釣りは改めて気をつけましょうね。
まとめ
今回は、2021年にORETSURIでよく読まれた釣行・料理系記事を紹介しました。
どれも個人が実際に経験した内容で、それを自分だけで消化せず、誰かに伝えたいとして生まれた記事だと思います。
SNS時代では、たくさん釣れたり、大きな魚が釣れないと話にならないような世界もありますよね。
ORETSURIとしては、もっと広い意味での釣りの楽しみを記事や動画で紹介していければと思います!
平田(@tsuyoshi_hirata)