目次
- 1 9月・10月の堤防の状況は?
- 2 『アオリイカ』は春に生まれた個体(新子)が盛んにエギを追う
- 3 『タチウオ』は夏に続いて釣れる。堤防到着はお早めに!
- 4 『マハゼ』は数と型がバランスよく一番釣れる時期
- 5 『スズキ(シーバス)』はコンディションのよい大型が釣れる時期
- 6 『シロギス』は数が釣れなくなってくる
- 7 夏が旬の『マゴチ』はぶっこみ釣りでまだ狙える
- 8 『カワハギ』はツブ根周りでまとまって釣れる
- 9 『アジ』は、まずめと夜にまとめて釣る
- 10 『イナダ』と『大サバ』は遠投カゴやライトショアジギングで狙う
- 11 『イワシ』は型が大きくなったものが堤防周りを回遊
- 12 『カマス』は気まぐれながらやってくるとまとまって釣れる
- 13 『アナゴ』は夜釣りで引き続き釣れる
- 14 『イシガニ・ワタリガニ(ガザミ)』のカニ網が楽しい
- 15 タコはまだ狙えるが数からサイズへ
- 16 9月・10月の釣りのまとめ
- 17 関連アイテム
9月・10月の堤防の状況は?

9月の堤防からちょい投げ
7月・8月と暑い夏が過ぎてようやく涼しくなってきた9月。台風が数多く通り過ぎ、釣行回数も減りがちな時期かもしれません。そんな台風も9月中旬以降~10月になると本数が落ち着き、晴れ間が多くなってきて運動会シーズンでもありますね。
紫外線は強いながらも、気温は30℃をしたまわるようになっていますが、この時期の海中は地上と異なり水温が高い状況が続きます。
そのためエサ取りが活発に動く時期。そんな秋の堤防で釣れる魚について解説します。
『アオリイカ』は春に生まれた個体(新子)が盛んにエギを追う

7月中旬のアオリイカの幼体。夏~秋に一気に成長する
アオリイカの産卵シーズンは春ですが、そのころ生まれた新子が夏の間に餌を盛んにとり9月にはエギで狙えるサイズに成長します。胴長が10cm前後の個体がメインですが、生まれた時期や餌の具合によってさらに大きい個体も狙えます。
この時期のアオリイカは警戒心が高くはないため数釣りも可能で初心者がエギングをはじめるのにもっとも適したシーズンでもあります。
エギは2.5号や3号といった小型のものを利用し、ロッドも汎用的なエギングロッドを選ぶか柔らかめのものを選ぶと楽しむことができます。
港内などで浮いているアオリイカをたくさん釣れる時期でもありますが、資源保護のためにも、あまりにも小さい個体が目立つ場合は自粛したり、リリースをするなど配慮も必要です。
『タチウオ』は夏に続いて釣れる。堤防到着はお早めに!

タチウオは水温が高い間は堤防からも引き続き狙うことができます。夜になると堤防際に接岸するイワシやアジを捕食しにくるわけですが、オススメの時間帯は夕まずめです。
タチウオがコンスタントに釣れている堤防の場合、到着時間がカギです。
このシーズンは夕まずめぎりぎりに到着するとすでに堤防が一杯であることもあるので、可能であれば15時ぐらいから堤防に到着し、昼間に釣りをして帰る人に挨拶をし、夕まずめ前に入れ替われるようにしましょう。
夕まずめぎりぎりの到着の場合、狙っている釣り座が確保できないこともあるので注意です。
また、秋はアジサバ狙いの遠投かご釣りのシーズンでもあるのですが、潮や風の状況によってはウキが流れてキャスト範囲が狭くなったりトラブルになることもしばしばです。
かご釣りをしている人がいた場合、飛距離等を踏まえて干渉しないような釣り座を選びましょう。タチウオのウキ釣りをしている人がいる場合も同様です。
釣り方はルアーであればワインド釣法が中心です。基本的に堤防のタチウオ釣りの場合、岸から50m以内で水面から3メートル以内がポイントですが、タチウオが岸近くまで寄らなかったり深場にいることもあります。こんな時は沈下が遅めのスロージグを選んでもよいでしょう。

夕まずめ前の明るい時間帯はメタルジグからスタート。サバやイナダも狙える
メタルジグは沈下スピードが遅いもので夜光カラーをチョイス。

ワインドにはマナティのルミノーバシリーズが鉄板。
エサ釣りの場合は年配の方はゆっくり待てる電気ウキの釣りが多いですが、釣れる確率を上げるためには、テンヤを使った釣り方が効果的です。

テンヤにはテンヤホタルを装着。エサはキビナゴ中心にアピール力を高めるときはイワシを利用。
電気ウキでタチウオを狙う場合、タナを縦に釣る釣りですが、タチウオテンヤをつかえば、縦にタナを調整しながら横に広くゆっくり引けるため、結果的に釣果が伸びます。
ルアー・エサ問わず堤防から狙うタチウオはランディング時にバレやすいといえます。タックルのパワーがない場合、たも網をスムーズに使いランディング力を上げていきましょう。
『マハゼ』は数と型がバランスよく一番釣れる時期

7月8月といった夏場に釣れるハゼは小型の唐揚げサイズがメインでしたが、夏の間に餌をしっかりとったハゼが一番よく釣れるのが9月です。
やがて秋が深まり、水温が下がっていくとハゼも次第に深場に落ち数が釣れなくなってきます。型も数も楽しめる9月10月のシーズンは、天ぷらサイズのハゼを最も楽しめる時期なのかもしれません。
人気のハゼクラでも小気味良い引きを味わうのによい季節。
『スズキ(シーバス)』はコンディションのよい大型が釣れる時期

シーバスことスズキは、秋に河口域で落鮎やボラ・サッパなどを荒食いして、水温の低下にともなって産卵のために特定海域に移動します。河川が絡む堤防では、このころのスズキを狙うことできます。
ルアー・餌ともに夜釣りが中心です。
秋はシーバスが餌としている魚も大型であるので、実際に食べている餌に合わせた大型のルアーを選びましょう。
エサ釣りの場合、イワシやアジなどを泳がせてもよいですし、アオイソメを房掛けにして電気ウキ仕掛けで狙う人もいます。
『シロギス』は数が釣れなくなってくる

夏場に近場でたくさん釣れていたシロギス。9月はまだちょい投げでもまだ釣れますが、10月に入ると次第に近場では釣れなくなっていきます。
狭い湾内にある堤防などでは、台風が数度きたあとにガラっと釣れなくなることも。地域差がとてもあるので、よく釣況を調べながら釣行するとよいでしょう。
9月に入ると海水浴場もクローズされるため、サーフを端から端まで遠投しながら探ってみると、キスがたまった良いポイントを見つけられるかもしれません。
夏が旬の『マゴチ』はぶっこみ釣りでまだ狙える

マゴチといえば夏が旬とされる魚ですが、釣り物として狙われる期間は春から秋と年々長くなっています。
堤防からマゴチが狙える時期の目安は、堤防からちょい投げでシロギスやメゴチが釣れているシーズンと重なります。
9月10月はまだキスやメゴチも狙えます。これらの魚をちょい投げで釣るか、あらかじめ河川でハゼを釣って持参し、ぶっこみ釣りで狙いましょう。
『カワハギ』はツブ根周りでまとまって釣れる

カワハギは8月後半から9月に浅場の砂地のつぶ根にまとまるため狙って釣ることができます。
潮通しのよい堤防を選び、障害物がないポイントより、やや根が混じっているところに仕掛けを投入するとよいでしょう。ちょい投げで釣る場合は、イソメを針の大きさを大きくし過ぎないようにする点と、イソメを小さくつけるところがポイントです。
テトラや岸壁際でも群れていることがあり、コマセで寄せつつ胴付き仕掛けで狙う方法もあります。
『アジ』は、まずめと夜にまとめて釣る

秋はアジが積極的に堤防周辺を回遊する季節です。
ルアーでのアジングをはじめとして、ポイントが遠い場合や大型を狙う場合は遠投カゴ釣り、中小型はサビキやウキ釣りで狙いましょう。
遊漁船で狙う沖釣りと異なり、基本的に日中は堤防周りにいないため釣れません。狙って釣る場合は、朝・夕まずめや夜釣りをするとよいでしょう。
『イナダ』と『大サバ』は遠投カゴやライトショアジギングで狙う

夏場はワカシサイズが回遊していた潮通しのいい堤防では、秋になるとイナダサイズが混じるようになります。全長40cm程度の大サバもシラス(イワシ)を追って堤防際まで回遊します。
釣り方はエサ釣りであれば遠投かご釣り。ルアーであればメタルジグをメインに遠投しましょう。まわりで釣れてないときも100m以上遠投することで釣果につながることも。
夕まずめや朝まずめは表層から3メートル以内を中心に、日中は中層から底までを狙うとよいでしょう。ナブラがあるときは迷わず表層です。
『イワシ』は型が大きくなったものが堤防周りを回遊

8月に獲れたウルメイワシ
夏に入れ食い状態だったイワシもたくさん餌を食べて秋にはさらにサイズが大きくなっていきます。マイワシ、ウルメワシなど、サビキで数が釣れる時期でもあります。
群れが回っている堤防は、常にコマセが入っている堤防です。人気がない堤防より、混みあって常にコマセがまかれているようなポイントを選ぶとよいでしょう。
イワシがよく釣れる堤防では、シーバス、カマス、イナダも狙うことができるかもしれません。釣れたイワシを泳がせるほかに、ルアーも一緒に持っていくことをオススメします。
『カマス』は気まぐれながらやってくるとまとまって釣れる

関東の堤防から狙って釣れるカマスは、アカカマス・ヤマトカマスの2種類がいますが、この両者は秋になってイワシが接岸している頃にそのあとを追って堤防や漁港内に入ってきます。
日中はあまり釣れないので、夕マズメから夜釣りとして狙うとよいでしょう。
エサで狙うよりはルアーで狙うほうが効率的で、小型のシンキングミノーやスピンバイブのようなハードルアーのほかに、1~3g程度のジグヘッドで狙うと面白い釣り物です。
基本的にかなり大規模な群れで港内と沿岸を行き来するので、釣れるときは連発して釣れます。いないところには全くいないため、釣り場情報を常にチェックしておくとよいでしょう。
『アナゴ』は夜釣りで引き続き釣れる

アナゴ釣りというと夏の夜釣りが有名ですが、秋も引き続き釣ることができます。
引き続き夜釣りが基本ですが、夕まずめから狙うと時合を逃さず済むことが多いと言えます。ポイントがタチウオと重なることも多いので、到着時間はお早めに。
『イシガニ・ワタリガニ(ガザミ)』のカニ網が楽しい

ガザミやタイワンガザミ、イシガニなどの蟹をカニ網で狙うことができます。塩分濃度がやや低い河口近くの堤防や漁港で狙うとよいでしょう。河川の近くにある堤防であればモクズガニも狙うことができます。
タコはまだ狙えるが数からサイズへ

堤防釣りのタコは梅雨時から8月中までが数を狙う時期ですが、9月以降もまだ狙うことができます。
堤防では釣り人に釣られていくのもあって数自体は少なくなりますが、釣れると数キロサイズの大きい個体が狙える時期でもあります。
タコは共同漁業権に指定されているところがほとんどですので、釣りをするところを選ぶ必要があります。
9月・10月の釣りのまとめ

秋は1年でも堤防釣りが一番活況となる季節かもしれません。釣れる魚の種類もそうですが、夏の暑さが一段落して、堤防を訪れる人も増えるからです。
特に、回遊魚を遠投カゴで狙う人やタチウオ狙いの人は人気のポイントでは5メートル間隔で釣り座を設けていたりします。
心無いほんの一部の釣り人によるゴミの投棄も増える時期ですので、マナーを守って余裕があれば他人のゴミも持ち帰るようにしていただければと思います。
関連アイテム
大物も増える時期なので、たも網も毎度持参したいシーズン。堤防釣りの釣り座の高さや潮の干満によって必要な長さは変わりますが、よっぽど高い釣り座でなければ6mのアイテムを持っておけば安心です。
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