You、釣りはじめちゃいなよ!
いやはや大人になると、いつの間にか月日が巡っていくことにびっくりこきますね。
なんですか、気づいたら年末で、あっという間に新年。
そんでもって、雑煮食って気づいたら1月が終わって、サクラサク春になるわけです。
この記事は釣りが好きすぎる筆者が、釣りをはじめたい方、それも料理して食べてみたい向けに書いた記事です。
冬の間、いろいろ言い訳をしつつ外遊びを控えていた方。
普段はインドア派だけど今年はアウトドアデビューしたいなという方。
最近SNSで釣りの写真が流れくるなー、いつかやりたいなー、そう、思っている方。
今回は、釣りのはじめ方と、はじめての釣りでも何らかの魚を釣りやすい海の『ちょい投げ釣り』について解説します。
子供ちゃんがいる方は、キャッチボールをするのもよいですが、共通の趣味として一緒に釣りをするということは、大人になってもずっと続けられそうなのでいいですよね。
友人同士やカップルでの釣りも親睦を深められるかもしれません。BBQやキャンプや温泉などにプラスして釣りができれば最高じゃないですか。
でも、きっと、
「どうやって釣りをはじめたらいいかわからない」
「釣りって難しそう」
と、思いながらがいつのまにかあきらめてしまう人も多いんじゃないでしょうか。
ご安心ください。
あなたも、この記事を読んでちょっとの勇気をもって行動すれば釣りがはじめられますとも!
それでは、はじめての釣りを解説していきます!
メモの用意はよいですか?
はじめての釣りは海釣りがオススメ!
昔から、釣りは「フナにはじまりフナに終わる」と、玄人が意味深にいったりするのですが、もうそんなことは忘れてしまいましょう。
鮒(フナ)は、一般的にはあまり食べようと思われない魚ですしね。
たとえばフナは都心でも手軽に釣堀で狙えたりするのですが、やはり釣りをしたら食べたい。
そう思う方は、海の釣りがオススメです。
海は広いな 大きいなー♪
という歌のように、やっぱり海の釣りは心も落ち着きます。
この腐った殺伐としたムリゲーのような現代社会。
世間にはブラック企業やブラック上司、クソ企業やクソ上司、クソ部下、クソ取引先ものさばっていると聞きます。
そんな俗世をわすれて、堤防から仕掛けをちょっくら投げ込んで、ぼーっとする。
そんでもって、釣れたら食べられる魚が多い。
ということで釣りをはじたい人は、まず迷わず海釣りを選ぶとよいと思います。
ほかにも釣りをはじめたい方には簡単かつたくさん釣れる河口のハゼ釣りおオススメですが、話の流れ上、リンクを貼ってスルーさせてください。
はじめての釣りは堤防の「ちょい投げ」からはじめよう!
釣りのなかでも、もっともシンプルなものに、「ちょい投げ釣り」というジャンルがあります。
語源は「ちょいっと投げる」というような意味合いです。
本気(マジ)じゃないんだけど、その対象を楽しむ。
昨今流行っている「ちょい飲み」に近いですね。
俺、マジじゃないから。ちょっとやりたいだけだから。
何事もマジすぎるとオタク扱いされる世の中ですので、とっかかりは「ちょい」がいいかもしれません。
ちなみに、ちょい投げ釣りの主な舞台は、釣り公園や整備された堤防などです。
例えば東京からであれば、1時間、2時間ぐらいでたどりつけるお手軽な釣り場です。
砂浜などで投げ専用竿で本格的にびゅーっと100m、200メートルなど投げる釣りではなく、軽い仕掛けをつかってちょいっと投げる釣りはとても簡単ですし、道具もシンプルでなにより釣り初心者でも、いろいろな魚が簡単に釣れるのでオススメです。
堤防ちょいなげ釣りなら予算は1万円以下でOK!
釣り船をつかった釣りは、交通費などもふくめて一回の釣行が1万円超えてしまうこともしばしばです。
一方、堤防のちょい投げ釣りであれば、道具の準備もふくめて1万円以下で大丈夫です。
<1万円以下の釣行条件>
- 服装は手持ちのアウトドアウェアを利用
- 靴は普段履きのスニーカーを利用
- 釣り場までは片道2時間以内で車や電車を利用
- 釣り竿とリールや仕掛けがセットになったものを利用
- エサはアオイソメや人工エサを利用
ちょい投げができる釣り場はどこ?
ちょい投げはリール付きの釣り竿をつかって、オモリと釣り鈎と餌のついたいわゆる『仕掛け』を投げ、海底に沈ませてただ待ったり、ずるずるゆっくり地味に引っぱってくる釣りです。
このちょいなげ釣りに適した釣り場は、釣り禁止や立ち入り禁止ではなく足元がしっかりしていて、砂底の堤防がぴったりです。
海底に障害物(釣り用語で『根』といいます)があるところはオモリや釣り鈎がすぐに引っかかってしまい、魚が釣れる前に気分が消耗してしまうかもしれません。
魚というものは、本当はすこし障害物があるところを好んで生息しているのですが、はじめての釣りの場合は、釣りやすいところを選ぶといいでしょう。
釣りになれてきたら、障害物のまわりなどを狙うとさらに釣果を上げることができます。
堤防ちょい投げ釣りで釣れる魚を紹介する!
どうです?
だんだんドキドキしてきましたか?
ちょ、まてよw
釣り場にいくのはまだ早いぜ。
次は釣れる魚について覚えておきましょう。
堤防からできる、ちょい投げ釣りで釣れる魚はどんなものがあるでしょうか?
堤防釣りってお気軽なんですが、意外といろんな魚が釣れます。
今回は、そのなかでもよく釣れる魚をピックアップしてみます。
ハゼ
まずはハゼ類。
ハゼの仲間には種類がたくさんあるのですが、マハゼが一番一般的で食味もよいです。
河川の河口域に隣接した漁港にある堤防で夏から冬の間に釣れます。
天ぷらにすると旨いですし、なにより魚屋でも買えないので、釣り人だからこそ味わえる味覚です。
シロギス
次に紹介するのは、シロギス。
天ぷらでは、キス天として有名ですね。
そういえば、最近のキス天はオーストラリア産の冷凍ものが使われていたりすることも。
堤防からよく釣れるのは水温が高い夏場が中心(7月8月9月)です。
水深が10メートル程度ある堤防からはそれ以降も釣れることがありますが、基本的に寒くなると水深20~30メートルの沖にいってしまって堤防からは釣れなくなってしまいます。
メゴチ
シロギスを釣っていて置き竿にするとよく釣れてくるヌルヌルした魚です。
カモフラージュカラーに独特な風貌ですね。
この魚をはじめて釣ると、「わ、キモイ」などといって邪険に扱いがちですが、皮をはいで天ぷらにするとシロギスやマハゼに匹敵する味です。
頭のわきに棘があるのとヌルヌルが手につくので、メゴチばさみをつかってみましょう。
スズキ(セイゴ・フッコ)
大きくなると80センチを超えるスズキの子供であるセイゴやフッコ(セイゴより大きい)も、ちょい投げ釣りのターゲットです。
周年釣れます。
ヒレがするどいので扱いに気をつけましょう。
フッコサイズはムニエルが旨いのですが、小型のセイゴサイズは、3枚におろしてフライにするとよいですよ。
カレイ
カレイは、堤防からの釣り物がすくなくなる、冬から春を中心にちょい投げで釣れてくる魚です。
カレイが産卵のために秋以降浅瀬に集まるためこの時期に釣れますが、このところ資源が少なくなっているので、あまりぼんぼん釣れる釣り物ではありません。
カレイにはマコガレイやムシガレイやイシガレイなどいろいろな種類がいるのですが、釣り初心者のうちは、「カレイ」は「カレイ」として覚えておけばよいと思います。
カレイとヒラメの見分けのつけ方は、多くの場合、頭が右にくるのがカレイで左にくるのがヒラメです。
こちらが高級魚ヒラメ。頭が左にきてますね。
ゴカイ類などの虫餌を食べていることが多いカレイに対して、ヒラメは主に魚を食べるので鋭く大きな口をしています。
このヒラメも堤防からでも釣れるときはありますが、その釣り方はORETSURIをめっこり読みつつ、ゆくゆく覚えていきましょう。
カワハギ
カワハギは、堤防では夏~秋に釣れる魚です。
口が尖っているため、ちょい投げ釣りではなかなか針がかりしづらいかもしれませんが、いろんな魚に混じって釣れます。
水温が下がると深場に移動してしまうので8月~10月ぐらいの堤防釣りがねらい目です。
ちょい投げの場合は、投げカワハギという仕掛けがあるのでつかってみると釣りやすくなります。
イイダコ・マダコ
堤防で、イソメ餌でちょい投げ釣りをしていると、あれ、なんだか根がかったかなとおもったあと、仕掛けがふいに外れつつ、巻いてくるとちょっと水の抵抗があるときがあります。
そんなときはイイダコが釣れているかもしれません。
イイダコは晩秋に浅瀬で産卵するため堤防近くで釣れることが多いようです。
イイダコやマダコは餌に反応するというよりも、動いている天秤に反応しているともいわれます。
マダコの場合、漁業権の関係上、持ち帰ることができない場所が多くあります。もし釣れたときはチェックしてから持ち帰ることをオススメします。
カサゴ・ムラソイ
カサゴは1年中堤防まわりで釣れる魚です。
水中の障害物(根)や堤防際に隠れていることが多い魚のため、ちょい投げでは障害物のまわりや、それほど投げないで堤防の際(へちと言います)を狙ったほうが釣れるかもしれません。
全身にしめる頭の割合が多いので、身があまりとれないため唐揚げにしたり味噌汁にするのがオススメですが、25センチを超えるサイズの場合は、刺身やカルパッチョにしてもおいしい魚です。
ムラソイは、カサゴに似ている魚で、根回りに生息している魚です。専門に狙うためにはちょい投げよりも穴釣りが適しています。
ベラ
ベラは種類がたくさんいます。
みなさんがはじめて堤防ちょい投げ釣りをするときに、一番最初に釣れることが多い魚ランキング上位に食い込んでくる魚がベラです。
見た目が色鮮やかで、魚体の割には鱗も大きいので、グロテスクに感じてしまい忌み嫌う釣り人も多いのですが、きちんと処理をすれば美味しい魚です。磯臭さが目立つ個体もいるので、内臓などを早目にとってから調理しましょう。
関西では種類によっては人気の魚種です。
こんなベラも。
よくみると模様が芸術的。
ものすごくよく釣れる。
意外と引きも強いので、わ、大物と思ったらベラだったりします。
「なんだベラかー」と、みなさんもいつか思うようになるかもしれません。
歯に棘があるので注意。
ウミタナゴ
堤防釣りでよく釣れる魚の一つがウミタナゴ。略してタナゴとも呼ばれます。
春が一番釣れます。塩焼きにするとおいしいですよ。
ウミタナゴはメスの場合、釣られたショックでお腹から稚魚を出すことがあるのですが、けっこうトラウマな映像です。
メバル
メバルの堤防釣りでよく釣れてくる魚です。
昼間のチョイ投げ釣りで釣れるサイズはすこし小さいので、食べるよりは逃がすほうが多くなりそうです。
アイナメ
冬から春に堤防釣りでよく釣れてくる魚で、東京湾では数が少なくなっています。
カサゴ同様、根とよばれる障害物があるところを好み、煮つけにすると絶品です。
堤防釣りでは毒がある魚もよく釣れるので注意
どうです?
釣りたい魚は見つかりましたか?
ちょ、まてよw
釣り場にいくのはまだ早いぜ。
堤防には毒魚もいるんです。気をつけましょう。
堤防釣りはお手軽な釣りなのですが、そんな釣りでも毒魚がよく釣れたりします。
毒魚は棘に毒があるか、食べると毒がある魚の2種類に分かれています。
はじめてのちょい投げ釣りに用意したい釣り道具
必須の釣り道具
ロッド(釣り竿)&スピニングリール
釣り道具なのですが、まだ釣りをつづけるかわからない場合は「ちょい投げセット」を買っておけばよいです。
セット竿は壊れやすく、リールのトラブルも多いというのが事実です。
使っているうちに、いろいろと不便なところを感じたり、周りの釣り人の装備だったりがうらやましくなってきます。
そのときに、釣りを継続するようであれば、それぞれ釣り竿とリール・釣り糸を別に買えばよいと思います。
仕掛け
ちょい投げは天秤というステンレスの針金と錘で構成された仕掛けを使うことが多いです。
わからないうちはジェット天秤という堤防釣りのベストセラーアイテムを買っておけば間違いありません。
ジェット天秤は比較的飛距離もでますし、投げてから手前に巻いてくると、オレンジ色の樹脂製部位が回転しながら自然と浮き上がるため堤防周りでの根がかりが軽減します。
オモリの重さはちょい投げセットで投げられる重さの範囲内のものを用意しておきましょう。
わからない場合は釣り具屋の店員さんに聞くと丁寧に教えてくれますが、重すぎるものは扱いにくいので、10~30g程度のものを用意するとよいと思います。
とはいっても、軽いと着底がわかりづらいということもあるので、オススメは30gぐらいです。
ちょい投げ釣りの仕掛け
ちょい投げをするときは、天秤の先に2本針をつけるのが一般的です。釣り鈎が3本のものもあり、魚が釣れる可能性はあがりますが、はじめての釣りでは、仕掛けが絡んだりしてイライラしてしまうかもしれません。
できるだけ針の数が少なくシンプルなものを使うとよいと思います。
また仕掛けは消耗品ですので、多めに買っておくのがよいでしょう。
糸切り用のハサミ
ハサミは釣り糸をきるときに頻繁に使います。100均のものでも大丈夫なので用意しておきましょう。
上の写真のように釣り専門のものはプライヤー(ペンチ類)の機能もドッキングされているため、とても使いやすいですが必須ではありません。
また調理ばさみを持っていくと、後述の魚を締める際などに便利です。
針外し
釣りをしていると魚に釣り針をよく飲まれてしまいます。とくに投げて待つだけの釣りや、魚が食いついてから合わせるまで時間がかかると釣り針が飲まれがちです。
このとき針外しがあると怪我をせず取り外しが可能です。
魚をつかむフィッシュグリップ(タオルも可)
魚にはヌルヌルした粘膜に覆われている。また、ヒレが鋭い場合も多く、毒を持つものもいます。
素手で触ることは避けたほうがいいでしょう。
フィッシュグリップがあると便利ですが、ない場合は、いらないタオルなどでつかむようにするとよいですよ。
クーラーボックスやバッグ
魚は釣りあげた瞬間から鮮度が下がっていくものです。
このため、釣って持ち帰る際は、氷をいれたクーラーボックスに保存していくのが一般的です。
特に夏場などは、釣った魚をバケツにいれたままにしている釣り初心者もいますが、魚によっては有毒成分が発生したり腐敗し食中毒の原因になるので、やめたほうがいいですよ。
とはいえ、釣り初心者のうちはクーラーボックスを買うことに抵抗があると思います。
はじめは、アウトドア用のクーラーバッグなどがお手軽かもしれません。
クーラーバッグに魚をいれるときは、魚をあらかじめジップロックなどにいれてから収納すれば汚れにくいです。
棘のある魚などは、持ち帰る前にやヒレをハサミできってから持ち帰るとジップロックが破れないのでオススメです。
釣り場や状況によって必須の釣り道具
日焼け止め・ラッシュガード
夏場の堤防釣りは日焼け止め必須です。
堤防には太陽光線を遮るものがないことが多く、紫外線が容赦なく降り注ぎますので、ラッシュガードなどもあわせてもっておくとよいでしょう。
手袋
冬場の釣りなどはとても寒いです。
冬から春までに素手で釣りをするのは避けたほうがよいでしょう。
仕掛けの準備などのときに指先が出ている手袋があるとよいと思います。
ライフジャケット
釣りをしていて水難事故にあうということもあります。
毎年釣りをしていて落水して死亡する人がいます。
堤防などでも釣り公園は柵がありますが、柵がなかったり、滑りやすかったり足場が高い釣り場もあります。
はじめからライフジャケットをして釣りをするのは気が引けると思いますが、自分の頭で釣り場の危険度を判断してライフジャケットを装備しましょう。
子供連れの場合、子供は予期しない動きをしますのでライフジャケットは必須だと思ったほうがよいです。
あると便利な釣り道具
水汲みバケツ
釣った魚を活かしておいたり血抜きしたり、堤防を洗い流したりするときには水汲みバケツが必要です。
水汲みバケツは、数メートルのナイロンロープがついているのですが、これを伸ばして堤防下の海面につけて海水をくみ上げます。
釣った魚を入れておく場合、魚種によってははねて逃げてしまうので、メッシュの蓋ができるものがベストです。
また、海水がたくさんはいった水汲みバケツはかなりの重量になるので、海面から持ち上げる際は、手袋をしていたほうが安心です。
防水靴か長靴
釣りをしていると靴が海水やコマセで濡れたり汚れたりします。
夏場はサンダル類でもよいですが、あまりにも靴底が薄いと危険ですし、釣り鈎が刺さるという危険もあるので覚えておきましょう。
寒いシーズンは防水の靴か長靴類がオススメです。
スニーカーの場合は汚れてもよい滑りにくいものを履いていきましょう。
ウエットティッシュ
魚を触ったり、釣り餌を触ったりと釣りは手指が汚れやすいものです。
釣り場で食事などもすることも多いと思うので除菌効果があるウエットティッシュをもっていくと、不快な気持ちになりにくいはずです。
ナイフ
魚を上手く締めるためには調理バサミだけでなく、ナイフがあると便利です。
わざわざ買わなくても、なんとかなるかも!
いざ釣具を用意するときに、なにからなにまで新規に全部買う必要はありません。
服装などは他のアウトドアウェアが流用できますし、ハサミやラジオペンチなどは、100円ショップで手に入るものや、自宅にあるもので代替できるアイテムもあります。
最初は気負わず、ミニマムスタートですすめていきましょう。
後述しますが、釣り場の両隣の方と良好な関係が築ければ、アイテムを借りられることもあるでしょう。
たとえば、足場が高いところで大きな魚が釣れたときには、たも網というアイテムが必要ですが、こうしたアイテムは最初は用意せず、ベテランの釣り人にお借りするのも一手です(お礼にコーヒーでも差し上げるとウィンウィン)
釣り道具をどこで買うか?
はじめての釣り道具は、前述の通り大手の釣具屋さんのスタッフに相談しながら買うのが良いと思います。
慣れてくると、釣り具によってはAmazonや楽天の釣り具販売ページで購入したほうが安価です。
ちょい投げをしやすい釣り場の見つけ方
ググってブログを検索!
まずは我らがGoogle先生に聞いてみて、以下のような順で釣り場を絞り込みましょう。
例:神奈川でちょい投げ釣り場を探す。3月に何が釣れているか調べたいケース
- 『神奈川 堤防釣り』で検索
- 1でピックアップした漁港等の名前で検索『三崎港 堤防釣り』『三崎港 ちょいなげ釣り』
- 季節などをふくめて検索『三崎港 堤防釣り 3月』『三崎港 3月 ちょいなげ釣り』
釣り場情報マップを買おう
首都圏であれば堤防釣りができる釣り場情報を細かく掲載してあるマップを買うのもよいでしょう。
わたしも全シリーズポチったのですが、オススメは以下のシリーズです。
これらの情報は、候補の釣り場についてだいたいのアタリをつけるために使うことをオススメします。
海の釣りでは、漁港などの港湾施設が釣り禁止になったり、潮流の流れによって毎年釣れていた魚がつれなくなったりと、いろいろと動きあるものです。
出版物というものは、どうしても釣り場の現況とのタイムラグが生じてしまうものですので、実際はネットや釣り場で確認した情報をもとに、次回の釣行予定は判断していくとよいかと思います。
Twitterやインスタグラムの検索で、リアルタイムの近況を調べる
意外と便利なのがTwitter検索です。
特にTwitterの場合は即時性が高いため、気になる漁港や地域名で検索をすると、どんな魚が釣れているかわかることもあります。
インスタグラムの場合はハッシュタグの文化ですので、目星をつけている場所のタグで検索してみましょう。
Googleマップで周辺情報をチェック
場所を決めたあとは、Googleマップで周辺情報をチェックしておきましょう。
- 釣り具(餌)屋の有無(webページがない場合も多いので営業時間は電話や周辺ブログで確認。電話がベスト)
- コンビニの場所(トイレとしても活用できます)
- 駐車場の位置や駐車できる時間帯
- トイレの有無や場所
たとえば神奈川であれば三崎港の岸壁(例:花暮岸壁)は場所により車の横づけができるのでアクセスも便利です。
ちょい投げ釣りに適した餌について
次はちょい投げにつかえる釣り餌について説明します。
餌の種類
まず釣り餌は大きくわけて以下のように分かれています。
虫エサ
アオイソメやゴカイ、ジャリメは虫餌とよばれています。
この虫エサは集魚力と餌持ちなどの点で万能的な餌ですが、以下の点で利用するには慣れが必要です。
- アオイソメは噛んでくる!(ちょっとだけ痛い)
- 体液がつくと手指がかぶれる
イソメの頭部は固めのため釣り鈎にかけると一番餌持ちがよい部位です。
一方生きのよいイソメほど指をかんでくるので、気にある人は頭をハサミでカットしてから針付けするとよいでしょう。
またイソメの体液が指についたままなどにしておくと、人によっては肌がかぶれますので、餌を触ったらバケツにためた海水やウエットティッシュなどでぬぐっておくとよいと思います。
オキアミ
オキアミには冷凍品と、不凍品があります。
これは、完全に凍っているものと、冷凍保存されているものの、凍らないように処理されたものです。
堤防釣りの場合はあまりこだわらなくてもよいと思いますが、冷凍品の場合は海水につけて解凍したりなどのステップがあります。
冬季に釣り場についてすぐに釣りをしたい場合は、不凍品を利用するのがよいでしょう。
オキアミは集魚力が高い餌なのですが、ちょい投げで使うとすぐに釣り鈎からとれてしまうこともしばしばです。
足元での釣りであればよいのですが、はじめてのうちは、がんばってアオイソメなどの虫エサを使うことをオススメします。
<集魚力(臭い)>
アオイソメ < オキアミ
<集魚力(動き)>
オキアミ < アオイソメ
<針持ち>
オキアミ < アオイソメ
もし虫エサが苦手だったら
アオイソメなどの虫エサが苦手な場合は、ちょい投げでは人工餌を使ってみましょう。
集魚力や全体的な釣果は間違いなく虫エサには劣りますが、上手につかえば魚のアタリをひろうことができます。
こうした、人工餌を利用する場合のコツとしては、エサ自体に動きがないため、常に仕掛けを動かしていたほうが魚のアタリが多くなるので覚えておきましょう(ルアー釣りと同じです)
ちょい投げでは、虫エサをどのぐらい使うのか?
釣り餌屋や釣り具の量販店では、たとえばアオイソメの場合、50g程度で1パック400~500円程度で販売されています。
一般的なちょい投げ釣りの場合は一人で、終日釣る場合でも1パックあれば間に合うかと思います。
狙う魚のサイズもよりますが、1匹をハサミで何分割かに切り分けながら使うのがよいでしょう。
一方、カレイを狙うときやスズキを狙うときは、釣り鈎にイソメを房掛け(房のように何匹もつける)するため2パック程度は必要かもしれません。
最初は自分のペースもわかりませんし、釣り場の状況もわかりませんので1パック買っておけばよいと思います。
こうしたときは、合わせて保存がきくパワーイソメなどの人工餌を用意しておけば、万が一のエサ切れの際にも安心です。
釣りエサを買うタイミング
釣りにいく翌日に買っておくと安心ですが、自宅での保管など気になる方もいるかと思います。虫エサは暑さに弱いため、冷蔵庫にしまっておくのがベストです(必ず家族の許可を得ましょうね!)
釣り場近くに釣り具屋がある場合は、ほぼほぼ虫エサも扱っているはずです。
また、人気の釣り場近くのコンビニも釣り餌を用意していることが増えてきました。
気になる場合は、事前に釣り場付近のコンビニに問い合わせておくとよいでしょう。
虫エサが余ったら・・・
これははじめて釣りをしてわかることなのですが、アオイソメなどの虫餌が余った場合どうするかという問題があります。
アオイソメは韓国から輸入していて、日本にもともといる種類ではないため、生態系保全のために、そのまま海に逃がすことはできれば避けたいものです。
たとえば、釣り場の両隣の方に声掛けしてプレゼントするのがよいでしょう。まだ釣り続ける人には喜ばれるかもしれません。
ほかに、もし近いうちにまた釣りをするということであれば、冷蔵庫で数日から1週間程度は保存できます。このときは、帰宅後、海水程度の塩水で残ったアオイソメをすすいでから100均などで購入したプラスチックケースにいれておくとよいでしょう。
なぜアオイソメをゆすぐかというと、体液や排泄物によってイソメは自ら弱っていくからです。これらの液体を洗い流すことでイソメの寿命がのびます。また、弱っているものや身切れしているものは取り分けて捨ててしまいましょう。弱ったものが混ざっていると、他の個体に悪影響があります。
他に、アオイソメを塩漬けにする方法や自宅で飼育している玄人もいますが、そういったことはもっと釣りにはまったとき、将来的に検討すればよいことです。
釣り場につく前に覚えておきたいこと
まず堤防釣りのルールやマナーを確認しておく
釣り場についたらいろいろとやることがありますが、まず事前にルールやマナーを確認してから活動するとよいでしょう。
なにもしらないと、まわりの釣り人に知らず知らずのうちに迷惑をかけてしまい、トラブルが起きる可能性が高まります。
【保存版】トラブルをさけるために堤防釣りのルールとマナーを学ぶ!
潮が動いている時間帯に釣りをしよう
はじめて海釣りをするときの壁の一つが『潮』です。
ご存知の通り、海には干満があり、常に潮が満ち引きしています。
特に堤防周りの魚は、潮が動いていない干潮と満潮の潮どまりでは餌を食べにくくなります。
長時間釣りをする場合は、いつのまにか潮が動いている状態に遭遇するのでよいですが、短時間の釣りなどは、だいたいでよいですが満潮と干潮の2時間程度を避けて釣りをしましょう。
周りをみて、玄人の釣り人が帰ってしまう時間はだいたい潮どまりです。
釣りになれてくると、潮が動いているときに真剣に釣り、潮どまりに食事やコーヒーブレイクなどの休憩をとるなどのリズムができてきます。
時合(じあい)について。朝まずめ・夕まずめというのがある!
釣りをしていると「時合(じあい)」という用語を聞くことがあります。
魚も常に餌を食べているわけではなく、猛烈に餌を食べる活性が高いときと、低いときがあります。
これは魚種によっても変わるのですが、わかりやすい時合に朝まずめ・夕まずめというものがあります。
朝まずめ・夕まずめは、釣り人によって見解がことなりますが、一般的には、朝、夜が明ける前後、夕まずめは、夕方、すっかり暗くなるまでです。
この時間帯は、多くの魚が積極的に食餌しやすくなるといわれ、実際に魚のアタリも多くなります。
魚種によっては、季節にもよりますが、この朝まずめ・夕まずめでないと堤防周りに回遊してこない魚もいます(例:アジ類)
釣り場についたらやること
まずはじめに両隣の釣り人に挨拶をしよう!
まず、釣り場に入り準備をはじめる前に、両隣の釣り人に挨拶をしてから入りましょう。
「おはようございます。こちらで釣っても大丈夫でしょうか?」
こういった声掛けであれば、よっぽど釣り座が狭くない限りイヤな顔はされないでしょう。
釣り場のマナーレベルにもよるのですが、体感値で9割程度は「おはようございます」挨拶が返ってきて、中にはいろいろと面倒をみてくれるベテランの釣り人もいます。
残りの1割は、黙っていたり、あからさまな敵意を見せてくる人もいると思います。こうした場合は、トラブルが生じやすくなるので、「こういう釣り人もいるんだなー」と割り切り、よそで釣りをするほうがいいと思います。
場合によっては、どんな釣りをやるか聞かれて、先行者のやっている釣りと干渉しない場合は許可されるということもあります。
例えばサビキ釣りは主に足元~5メートル程度を狙う釣りですが、そうなると沖側は空いてくるので、みなさんが、ちょい投げ釣りをする場合は、お互いに干渉しにくい釣りでもあります。
割り込みはだめヨ!
釣りにいくと、お、ポイントが空いている!と思われるときがありますが、一見空いていても、そういった空白地帯に仕掛けを投げている人がいたりします。
このとき、あいさつなしに釣りをしてオマツリ(他人と仕掛けが絡む)とトラブルになる可能性があります。
釣り人の中にはゴロツキのような人も混ざっているので、身なりや顔つきをみて、親しめない人の近くには寄らないほうがよいでしょう。
また、まれに人が釣っているところのすぐそばに集団で釣りにきて、徐々に釣り座を広げていくように、実効支配をする人がいますが、みていてあまり気持ちがよくはないので、割り込みはやめましょう。
基本的に、「人にやられたくないことは、人にしない」といういい大人であればわきまえていることを守ればトラブルを避けられます。
騒ぎすぎない・まわりの様子をみよう
はじめての釣り場の場合、釣り場の雰囲気を見てみましょう。
例えば静かにみんなが釣ってるような釣り場で、わいわい騒ぎすぎると、ひんしゅくを買ったりすることもあります。
最近ではアウトドア活動を動画にしてYouTubeなどにUPする人も増えてきました。楽しいのはわかるのですが、その楽しさで人の楽しさを阻害するのは控えたいものです。
釣りをはじめる前に近隣の釣り人の様子を確認する
釣りになれてくると、何が釣れているかについて海の状況をみて確認しますが、はじめてのうちは、近くのできるかぎり人のよさそうな方(親子連れやカップルがベストです)に挨拶しつつ丁寧に聞いてみましょう。
ちなみに、無断で魚が入ったバケツの中をのぞかれるのを嫌がる釣り人もいますので、「のぞいていいですかー?」と、一言声掛けしてからがよいかもしれません。
その他の堤防釣りマナーはこちらでチェック
身近な堤防釣りにはほかにも押さえておきたいマナーがあります。
トラブルを未然に防ぐために、以下の記事をチェックしておきましょう。
釣り糸や仕掛けの結び方
はじめてのちょい投げ釣りでは、クリンチノットだけできればOK!
釣りにはいろいろな結び方があるのですが、スナップサルカンと呼ばれる仕掛けの接続器具をふくめてすべてクリンチノットができればなんとかなるものです。
他の結び方は最初は覚えなくても大丈夫です。
このクリンチノットですが、堤防の上ではじめて実践すると、風などで結びにくいので、最初は自宅でタコ糸やパーカーの紐などでマスターしておくとよいですよ。簡単なのですぐに覚えられるはず。
ちょい投げ釣りのやり方
実際のちょい投げ釣りのやり方は、釣り餌のつけ方・釣り糸の結び方・投げ方などがわかりやすい動画を参考にしてみましょう。
YouTubeでは、ダイワ・シマノ・マルキューなどがわかりやすいノウハウ動画をUPしています。
はじめはみんなうまく投げられないものです。
あまり力まず、少しずつ仕組みを理解しながらチャレンジしてみましょう。
竿を海に落としたりしないように注意しながら、5メートル、10メートルと段々距離を伸ばしていけばよいですよ。
極端な話、投げなくても、足元に仕掛けを落としておいても魚は釣れます。
※釣り場には釣りをしない人や散歩中の犬なども通りがかるので、投げるときは毎回背後を確認してからにしましょう。
魚が釣れたらやること
魚の釣り上げ方
魚が餌がついた釣り鈎にかかったり、エサをついばんで竿先や手元や釣り糸の動きに現れることを、アタリといいます。
はじめての釣りでのアタリは、いつでも心を躍らせるものです。
この、アタリがあったら、釣り竿をつかってアワセ、魚の口に釣り鈎をかけるようにします。一方、ちょいなげ釣りの場合は、合わせなくても、向こうアワセといって魚のほうで勝手に針がかってくれることもしばしばです。
落ち着いてリールを巻き取り、なによりまず魚を堤防の上にあげましょう。
魚は海面からあげると重力の関係でバレやすくなるので、まごまごして、提灯のようにぶらぶらさせていると、せっかく釣れた魚を逃がしてしまうかもしれません。
釣り竿と釣り糸は常にテンションを保っておきましょう。
釣り鈎の外し方(口にかかっているとき)
釣り鈎には構造上、カエシという部分があり、かかった魚がばれにくいようにできています。
釣り鈎の外し方については、わかりやすい動画を参考にしてみましょう。
タオルやフィッシュグリップをつかって、力任せではなく、釣り鈎の形状にそってまわしながら引き抜くのがコツです。このとき、釣り鈎が指に刺さらないように十分注意しましょう。
釣り鈎の外し方(飲み込まれているとき)
釣り鈎は魚に飲まれてしまうことがあります。口の脇部分ではなく、食道手前や胃袋部分に釣り鈎がかかることを、釣りでは針を飲まれると表現します。
なぜ釣り鈎が飲まれてしまうかというと、
- 魚の活性が高いから
- アタリに気づいていないから
- 釣り鈎が小さすぎる
- 釣り鈎の形状が飲まれやすい
という理由がありますが、だいたい、はじめての釣りの場合は
- アタリに気づいていないから
ということがほとんどです。
魚のアタリは、道具がよくなったり、釣りがうまくなってくると敏感にとれるようになってくるので最初は気にせずでもよいでしょう。
もし魚に釣り鈎を飲まれたときは、針外しがあると便利です。
逃がさず持ち帰って食べようとしている魚で、仕掛けの釣り糸が太い場合は、仕掛けを引っ張ると身切れして回収することもできます。
この場合、仕掛けをもつ手が釣り糸で切れる可能性があるのでグローブをするなどして注意しておきましょう。
釣った魚の持ち帰り方
釣り上げた魚は、まず食べるか食べないか判断しましょう。
食べない魚は、見た目や毒の有無にかかわらず海に返してあげるのが釣り人のマナーです。
釣り場にいくと、毒がある魚や小さな魚などを堤防にポイポイ捨てて帰ってしまう釣り人をみることがありますが、そうした釣り人は周りからドン引きされています。絶対にマネしないようにしましょう。
魚種や食味・料理法などについては獲った・釣った・喰った|俺釣魚料理STORYが詳しいです。
またORETSURIでも堤防から釣れるものはだいたい料理して食べている経験があるので、釣魚料理ページや検索窓でチェックしてみましょう。
次に、食べると判断した魚をできるかぎり美味しく食べる方法を紹介します。
水汲みバケツにいれる
まず、釣った魚を水汲みバケツに活かしておく方法があります。
厳密にいうと、この方法はバケツ内で魚が暴れ、魚にストレス物質が蓄積されたり、エネルギーを消費されやすい方法です。
おいしく食べるためにはすぐ締めて冷やすのが一番です。
とくに、夏場に死んだ魚を水汲みバケツに入れっぱなしにする行為は、ヒスタミン食中毒などにもつながるので要注意です。
締める・血抜きをする
釣った魚にもよりますが、簡単な方法として以下を覚えておくとよいでしょう。
- エラを調理バサミかナイフできって、水汲みバケツの海水に泳がせて放血させる
- えらの付け根から中骨の延髄部分をナイフで断ち切る
- 頭部を背中側にまげて折って血抜きする(サバ折り)
クーラーバッグ(ボックス)で冷やして持ち帰る
締めた魚はジップロックなどに密封し、多少多めの氷で覆って持ち帰りましょう。クーラーバッグを利用する場合は、ペットボトルを凍らせたものやクラッシュアイス(袋ごと)で魚を包み込むとよいです。
海水がきれいな場所で釣りをしている場合は、氷に海水を入れて潮氷をつくってもちかえると低温を維持できてよいですが、これはクーラーボックスなど密封できるアイテムを手に入れてから試すとよいでしょう。
クーラーバッグは保冷力という点ではクーラーボックスに劣ることが多いので、釣り場からはできるかぎり早く帰宅し、帰宅後は冷蔵庫にしまってすぐに料理することをオススメします。
釣り場のゴミをすべて持ち帰ろう!
釣り場のゴミについて
あなたはいつもポイ捨てしてますか?タバコはポイ捨てしますか?
もしポイ捨てを平気でする人の場合は、釣り場にもゴミを捨てるかと思うので、何をいっても無駄かもしれませんが、もしかしてすこし良心が残っているかもしれないかもしれませんので、再度アナウンスしておきます。
釣り場をあとにするときは、ゴミを必ず持ち帰りましょう。
自分ぐらいいいだろうと思っても、あなたが捨てたゴミを目にした心が弱い釣り人が、「ここにゴミが捨ててあるから」と、状況に流されて、ゴミを捨ててしまうかもしれません。
こうした「自分ぐらいいいだろう」という心無い釣り人の行為が、全国の釣り場を釣り禁止に追いやっている一つの原因でもあります。
喫煙者の方は、携帯灰皿をつかっていると、他の釣り人からも自然と一目置かれますよ。
ゴミは飛ばされないように
堤防では、さえぎるものがないため、海風が強く吹くことが多いです。
そのため、弁当やビニール袋などはすぐに飛ばされてしまいます。
ゴミ袋を用意したら口をしばって重しを乗せておくなどして、風に飛ばされない対策をしておきましょう。
ほかに、釣り具のパッケージなどはできるかぎり自宅で捨ててくるとよいですよ。
家に帰ったら魚を美味しく料理しよう!
はじめて釣りをした人で、釣れても釣れても楽しめた人は帰宅後に言い知れない心地よい疲れにひたっているかもしれませんね。
一方、ここで酒を飲んで、魚をそのままにして寝てしまうとせっかくの魚の鮮度が落ちてしまうかもしれません。
堤防で釣れた魚は、その日に食べない場合も、当日中に下処理しておくとよいです。
<魚の下処理>
- 鱗を落とす
- エラを抜く
- 頭をとる
- 内臓をとる
- 軽く塩をふってキッチンペーパーをしいて冷蔵庫に入れておく(塩焼きなどにする場合は)
魚の粘膜、鱗、内臓、エラ部分には雑菌が多いため、腐敗の原因になります。
どこよりも充実したORETSURI釣魚料理の記事を読んでみよう!
ちょい投げ釣り以外でかんたんな釣りもチェック!
今回は、ちょい投げ釣りについて詳しくレクチャーしてきましたが、他にも堤防から簡単に魚が釣れる釣り方があります。
ウキ釣り
ウキ釣りは、ちょい投げで底が根がかりする場合や、主に表層から中層までにいる魚を狙うのに優れています。
ちょい投げと同じ釣り竿とリールでチャレンジできるので、ウキ釣り仕掛けを買っておいてチャレンジしてみてもよいでしょう。
<対象魚>
メジナ、ウミタナゴ、メバル、アジ、サバ、サッパ
サビキ釣り
サビキ釣りは、アミコマセや配合餌で比較的小型の魚を寄せてサビキという擬餌針をつかって魚の数を釣るのに適した釣りです。
こちらもちょい投げと同じ釣り竿とリールでチャレンジできますが、アミコマセや配合餌を取り扱う準備が必要なのでやや手間がかかる釣りでもあります。
<対象魚>
スズメダイ、カゴカキダイ、メジナ、ウミタナゴ、メバル、アジ、サバ、サッパ
アミコマセを使ったサビキ釣りは堤防を汚しやすいです。釣り場を後にするときには、必ず水汲みバケツで海水をくみ上げコマセをきれいに流してから帰りましょう。
堤防にこびりついて乾燥したコマセは風にのって遠くまでニオイが拡散するため、後から来る釣り人だけでなく、近隣住民の迷惑にもなります。
もっと釣りたい!
ちょい投げはとても簡単な釣りです。
周囲で釣りをしている人がいて、エサをつけた仕掛けが海底にあれば、なにかしら魚が釣れるはずです。
はじめてのちょい投げを通して、全く魚が釣れなかったという人のほうが少ないかと思います。
釣れた魚は大きかったでしょうか。
残念ながら取り逃がした魚はいましたか?
釣りの面白いところは、釣り場にいなくても脳内でも釣りができるところです。
毎回なぜ釣れたか、なぜ釣れなかったかをふりかえったり、一連のPDCAサイクルは仕事人にとっては馴染み深いものであるはずです。
特にマーケティングを意識した仕事をしている場合は、あらゆることが釣りに当てはめられることでしょう。
次はもっと釣ろう。
いろんな釣り人がいますが、みんな同じことを思っているはずです。
関連アイテム
▼はじめてのちょい投げやサビキちゃんとつかえて便利なのはシマノのシエナコンボ。ナイロン2.5号を巻いたリールがついて、あとは仕掛けと餌があれば釣りにいける!